2年半でRust習得、CI/CD効率化と大量データ処理の実装を経験。開発エクスペリエンスの向上と品質の高い開発環境構築を目指す

フルカイテン株式会社の李と申します。社内ではBobと呼ばれています。
2022年9月よりバックエンドエンジニアとして中途入社し、3年目を迎えました。この2年間を振り返り、今後の展望を述べたいと思います。

目次

1. フルカイテンについて
2. 私の仕事
3. 今後について

フルカイテンについて

当社は「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションを掲げ、「最小の在庫で粗利を最大化させる」ことをターゲットに据えたクラウドサービスを展開しています。大量生産・大量消費の時代から、持続可能な社会への転換が求められている現代、在庫最適化を通じて、地球環境にも配慮したビジネスモデルを構築することが私たちの使命だと考えています。

私の仕事

私はバックエンドエンジニアとして、フロントエンドとデータ基盤を繋ぐ役割を担っています。具体的には、GraphQL API に通じてWebアプリに最適化したデータを抽出したり、お客様が直接利用できる形にデータを整備したりする業務を担当しています。

入社当初はRustの実務経験がありませんでしたが、チームメイトの助け合いにより、仕様を理解しながらコードベースを学び、コードを書き、レビューを受けるサイクルを繰り返すことで、Rustの習得とプロダクトへの理解を同時に進めることができました。
業務に慣れてきた頃から、今度は自分がチームに貢献したいという想いが強くなりました。そこで、開発プロセスの改善に着目し、CI/CDパイプラインの効率化を立案・実行しました。また、データ転送量の削減とパフォーマンス向上のために、格納されたデータをダウンロード時展開されるように圧縮し、大量データのストリーミング処理なども実装しました。これらの改善はチーム内に大きな反響を呼び、嬉しいフィードバックをたくさんいただくことができました。

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