なにをやっているのか
228億点。
何の数字か分かりますか? 世界中で1年間に廃棄される衣料品の数を指します。中には一度も袖を通されずに捨てられる商品もあります。
日本国内に目を向けても、年間に販売される新品35億点のうち、およそ半数の17億点は売れ残ります。
余剰在庫の一部は翌年に持ち越されますが、大半は発展途上国をはじめとする海外へ二束三文で輸出されます。そして、現地の繊維産業の育成を阻害するだけでなく、焼却処分によりCO2の排出につながっているのです。
この背景には、業界の構造的な問題があります。大量生産によって日本のアパレル製品の価格は過去30年で半値になり、私たちはメリットを享受しています。アパレル企業も多くの在庫を抱えて販売数量を稼ぎ、多くの商品が売れ残っても利益が出る経営モデルに安住してきました。
しかし、こんなビジネスは持続可能ではありません。
フルカイテン株式会社は、「世界の大量廃棄問題を解決する」ために、アパレルなど小売業界の在庫問題をAIで解決するためのSaaS「FULL KAITEN」を開発・運営を行っています。
アパレル企業が大量生産をせず余分な在庫を持たなくても売上と利益を増やすことができるシステムです。
アパレル企業だけでなく、他業種の小売企業でも導入が進んでいます。
そして、FULL KAITENが在庫問題を解決するフィールドは小売業にとどまりません。卸売業や原材料メーカーまで、サプライチェーンを網羅するべく、事業基盤を強化中です。
社員数は50名弱となりました。
まさに創業期の会社ですが、メンバーには転職エージェント・アパレルなど多様な業界出身者がおります。
累計約23億の資金調達も完了させており、複数の新プロダクト開発にもチャレンジしております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000025713.html
世界の大量廃棄問題を解決するため、小売業界を一から変える仲間を募集しています!
◆自社プロダクト『FULL KAITEN』
在庫問題は”小売企業の生命線”。経営に直結する問題とされています。
かつて代表瀬川が子供服のEC事業を運営しており、在庫が原因で直面した3度の倒産危機をデータ分析で乗り越えたという実体験から生まれました。
多くの小売業では膨大な売れ残り在庫が離れた倉庫にあり、従業員は普段目にする機会がありません。しかも、その何千万件という在庫データはエクセルで集計されていることが多く、管理と分析に大変な労力と時間をかけているのが現実です。
FULL KAITENはその時間と手段を提供し、本質的な在庫問題の解決をサポートしています。例えば
・離れた倉庫にある在庫のリスクを毎日可視化
・需要予測により、各商品を仕入れるべき数が分かる
・手動で時間がかかっていたセール商品の選定も自動化
こうして得られた時間を新たな販売戦略に使うことで、
・客単価8%UP、在庫半減
・売上高25%増加、預金残高2.1倍
という嬉しい事例が報告されています。
◆導入実績
エンタープライズ企業を中心に導入が進んでいます。
アーバンリサーチ様・ナノ・ユニバース様・オンワード樫山様
ミズノ様
▼参考情報
・サービスページ
https://full-kaiten.com/
・FULL KAITEN開発秘話「倒産危機を救う逆境のSaaS」
https://note.com/_funeo/n/n401f66d032ac
・1年でARR(年間経常収益)が50倍!フルカイテンの急成長を数字で追う
https://www.wantedly.com/companies/full-kaiten/post_articles/324835
なぜやるのか
◆ミッション
私たちは「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションのもと、FULL KAITENの開発・運営を行っています。
ニュースでもよく報道されている通り、大量廃棄問題は地球規模の問題になっています。
FULL KAITENは、大量の在庫を持つことでどうにか売上を作るのではなく、最低限の在庫量で事業を成長させられる仕組みを提供しています。導入企業が増えれば「必要な商品が必要な量だけ流通する社会」が実現できると考えています。
仲間たちと一緒に、あなたの経験や能力を社会問題の解決に活かしてみませんか?
どうやっているのか
◆行動指針◆
「価値アンテナ」
「言われたことをするだけ」の人にならないようにしよう。
そういう人からは創意工夫も成長も生まれない。
目的達成の意欲を強く持ち、いつも創意工夫や改善のアンテナを張って、違いを生み出せる人になろう!
「全力トライ」
「これぐらいはいいか」の妥協を止めよう。
「こんなことで手を抜くのか」「こんな程度で諦めるのか」と思われると、お客様からも仲間からも信頼されない。手を抜かず、全力で、やり切る人になろう!
「スクラム志向」
ただ人数が集まっただけの集団にならないようにしよう。
それはチームではない。共通の目的と同レベルの意志力を持っていれば、称え合いぶつかり合いながら前に進むことができる。そんな本物のチームになろう!