こんにちは! エレファントストーンの採用担当です。
エレファントストーンってどんな会社なのか、どんな人が働いているのか、調べてもなかなか情報が出てきませんよね。弊社のことをもっと知っていただくためには、自分たちから発信していかなくてはと思い、社員インタビューを実施することに。
第1回目の本日は、アメリカの大学を卒業してから現在までずっと弊社で働いているチーフエディター
横山のインタビューです!
[Profile]
1989年生まれ。御殿場出身。4歳からシカゴへ。ミネソタ大学へ進学し、映画学と比較文学をダブルメジャーで卒業。日本へ帰国しゲーム会社へ就職しようとするも、ディレクターの嶺に誘われエレファントストーンへ入社。モーショングラフィックやアニメーションを得意とし、語学力を活かし多角的な視野で映像を制作する。諸星大二郎のファン。好きな映画は、英国王給仕人に乾杯!、ウォーターシップダウンのうさぎたち、生きる。
ーー早速ですが、エレファントストーンに入社する前はどんなことをされていたんですか?
4歳から大学卒業までアメリカにいました。
中学までは日本語学校だったんですが、高校から現地の学校に入り、やっとアメリカ人と話すようになりました。その頃は「日本ってこうなの?」って友だちから聞かれても、日本に住んでいた頃の記憶がないので何も答えられなくて…。自分のアイデンティティについて考える時期がありましたね。日本について調べるようになりました。
大学ではJSA(Japanese Student Association)やNDJ(N-Dimensional Japan)に所属して、日本文化を伝える活動をしていました。その中で”日本に住んでみたいな”って思うようになったんです。
(NDJでプレゼンテーションをしている時の様子)
卒業後の選択肢は二つありました。一つは大手のゲーム会社。昔からゲームが好きだったので、ゲームを企画する仕事がしたいなって。
もう一つがまだ2〜3人の規模だったエレファントストーンです。大学で映画学を専攻していて”映像の会社もいいな”と思ってた頃、ディレクターの嶺と縁があって誘われました。
(どんな縁なのか、気になる方は入社後に聞いてください!)
ーー大手のゲーム会社との二択…? どうしてエレファントストーンを選んだのでしょうか。
大学のアドバイザーの「最初の仕事が一生の仕事じゃない」という言葉が印象深くて、正直あまり深く考えていませんでした。周囲に相談してみても、「絶対にゲーム会社のほうがいい」と言う人もいれば、「ベンチャーのほうが何でもやらせてもらえていいんじゃない」と言う人もいて。
せっかく映画学を専攻してきたし…ってエレファントストーンに入社することに。あれから8年、ずっとこの会社にいますね。今はこの選択をしてよかったと思っています。
ーーエレファントストーンってどんな会社ですか?
昔からずっと企画から納品までやるって言ってきた会社なので、”うちは本当になんでもできる映像屋さんだな、それがいいところだな”って思ってます。
お客様から映像についてほんの些細な質問や相談を受けることがあるんです。僕はエレファントストーンが最初の会社だったんですが、仕事の流れや社会の仕組みを知っていく中で”信用されて頼られるって、すごいことだな”って気づきました。
そういえば入社当初から「お客様は映像のプロではないから、分かりやすく」ってよく言われてましたね。今でも例えば、映像をファイルを送る時に説明を入れていたり。相手目線で分かりやすくしようという意識は常にあります。
ーーエディターの仕事内容について教えてください
主にディレクターが持ってきた案件に対して、CGやテロップ付けなど専門的な技術を要する編集作業をしています。アニメーション案件の場合はディレクションを担うこともあります。例えば、直接お客さんとやり取りをしたり、打ち合わせに行ったり。他にも、構成案の作成、イラストレーターやナレーターの手配などもします。
編集は平均的に3件かかえています。今編集段階なのは4、5件でディレクションしてる案件は10件くらいです。編集って時間がかかる作業なので、そんなに多くはかかえられません。
(なので仲間がほしいなぁ)
ーースタンダードな1日の流れを教えてください。
▼出社、メールのチェック
いつも9:45には出社するようにしています。まずはお客さんからいただいたメールを確認。問い合わせや相談に対して返信をします。
▼チームのスケジュールを確認
現在エディターチームは自分を含めて4名いるので、みんなのスケジュールを確認します。
▼編集作業
そのあとは基本的に編集作業ですね。ディレクターと打ち合わせをしたり、チームメンバーの様子を見たりすることもあります。
お昼は少し前まではお弁当を買ってオフィスで食べていましたが、最近は外出してランチをするようになりました。そのほうがリフレッシュできるんです。
▼帰宅
予定がある時は早く帰る場合もありますが、集中しながら仕事をしていると気づいたら22時になっていることが多いです。
ーーこの仕事をしていてよかったことは?
映像を人に見てもらえることですね。例えばスポーツの会場で流れる映像は、制作そのものが楽しいです。実際に自分も会場へ見に行きますね。映像が流れる直前は”うけなかったらどうしよう”…って、もうめちゃくちゃ不安ですよ。
でも、映像を見た観客から「かっこいい」という声が聞こえた時は本当に嬉しかったですね。
ーー反対に、大変なことは何でしょうか?
管理職としての責任があるので大変な部分もありますね。編集の仕事でいうとそんなに大変だと思うことはなくて…しいていえば急な案件がきて夜遅くまで対応する時かな。とはいえ、大変さよりもそれをやり切った時の達成感のほうが上回ります。
「やってやったぜ」って!笑
(キリッ)
ーーエディターチームに新しいメンバーが入社したら、どんな仕事からお任せしますか?
まずは定期案件をお願いしようと考えています。過去の事例を見せながら「こんな感じでテロップを入れてみて」って。あとは簡単なアニメーションをやってもらうかな。最初は細かく説明をしますが、慣れてきたらお任せでやってもらいます。
少しずつ磨いていってほしいのがデザイン力ですね。ひとつデザイン案を作るのは簡単ですが、複数パターンを用意するのは慣れないと難しいかもしれません。経験を重ねれば引き出しが増えていくので、自然と思いつくようになっていくんです。
「この部分はこういう理由でこうした」というデザインの意図まで説明できるようになったら嬉しいですね。
ーーエディター職に興味をお持ちの方へメッセージ
新人でも自分の意見を言える環境です。それがよかったら、もちろん採用されますよ。がんばってたら全力でサポートします。もし「これがやりたい」ということがあれば、すぐにはできないかもしれないけれど、挑戦する機会は用意したいですね。
あと、映像に詳しくない方でも大丈夫です。僕も映画が好きで勉強してきましたが、勉強してきた映画しか知らないですし、映画通みたいな話はできません。なので、”知識がないけど大丈夫かな…”という心配はせず、まずはエントリーをしてみてください!