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今回は受託開発領域のエンジニアから当社に転身、一転して自社サービス、クラウド・SaaS開発現場でプロジェクトマネジャーとして活躍する林 成和さんに、いい生活での仕事や、以前の受託開発の現場との違い等を語っていただきました!
プロフィール
林 成和
大学卒業後、受託系開発会社のエンジニアを経て、2017年、いい生活にジョイン。
ウェブ・ソリューション開発グループのコンシューマアプリ開発部に所属、
不動産会社間で物件情報を流通させるサービス(サービス名「ES-B2B」)を開発するチームのPMとして活躍中。趣味はサッカー観戦、お酒を飲むこと、散歩。
ーー今どのような仕事をしているのか教えて下さい。
主に不動産の賃貸領域で、不動産会社間流通用(管理会社から仲介会社向けに募集している物件情報を発信する)ウェブサービス、B2Bサイトを開発するチームのPMとして、サービスの開発・保守を担当しています。
B2Bサイトとは、よくCMをやっているような消費者、一般ユーザが自身の賃貸・売買物件を検索するためのサイトとかではなく、不動産管理会社(物件をオーナーからの委託を受けて管理する不動産会社)が、仲介会社(一般ユーザに物件を紹介する不動産会社)に向けて空室物件情報などを発信する業者間サイトです。
受託開発とクラウド・SaaSの開発。進め方で異なる点は?
ーー林さんは受託開発系のエンジニアとしてキャリアを積んできて、クラウド・SaaSの自社サービス開発へとキャリアチェンジされましたが、エンジニアとしての仕事の進め方等、実際にどんな違いがありますか?
受託開発の場合、要望・課題は顧客が検討済みのケースが多く、その要望をどうシステムに落とし込んで実装するかがエンジニアのタスクになることが多いです。また、顧客や要望の規模によっては顧客がおおよその機能をイメージされているケースも多く、その型にはめて実装するだけということもよくあります。
一方で自社サービスの場合、要望・課題の整理から始めることになるので、受託に比べて企画工程等、担当する工程が広かったり、なんでも希望通りというわけではないですが、サービスとして必要な部分を考えたり、検討の幅が限られることは少ない点が違いでしょうか。また、受託では日々の保守・運用を契約しないケースもあるので、その場合は一度納品したら仕事は完結してしまうのですが、自社サービスなのでリリースしてお終いではなく、稼働してみてわかる課題の検討・対応が必ずついてまわり、サービスを育てていくへのコミット度合いが大きく異なります。別な見方をすれば、自分が開発したものへのフィードバックは、ユーザからも聞こえてきやすいので、そこはやりがいにもなっています。
ーー転職活動を通じて実際にいい生活に決めた際、どんな迷いがありましたか?
技術力が高そうなイメージがあったため、通用するかは若干不安がありました。ですが、自分はエンジニアとしての経験もあり、年の功(?)で「貢献できそうだ」、と思ったので、特に悩みはありませんでした(笑)。
受託開発系の会社にいて転職を検討する人も多いと思いますが、言われたとおり、仕様書どおりに進める開発に飽き足らず、ユーザからのフィードバックを取り入れて自分が開発したものやサービスと長く付き合いたい、という方にはクラウド・SaaS系の開発現場はフィットすると思います。
ーー今後いい生活でどんな仕事に取り組んでいきたいですか?
まずは後述の課題点(いくつかのサービスの開発・運用が属人的になりやすいこと)を解消して、個人に負担がかからない環境にしたいです。
その上で、担当するサービスの開発スピードを上げて、今まで以上に顧客の課題解決ができるよう機能の拡充をしていきたいですね。
エンジニア同士相談しやすい一方、サービスが属人化しやすいことが課題
ーーいい生活の良いところと、課題だと思うところを教えて下さい!
いい生活の良いところは、
・エンジニア間で部署に関係なく意見交換しやすい環境なので、課題は相談しやすい
・勉強会への参加、書籍の購入など、技術力を高める事に理解と支援をしてもらえる環境である
・キャリアプランにおいて、技術を中心に進むか、サービスの展開・改善を中心に進むか、個人に希望があれば考慮してもらえる環境である
・能力的に変な人(デキる人)はいても、人間性で変な人はいない(と思う)
ですかね。
課題については、所属する「コンシューマアプリ開発部」では、担当サービスが属人化されている傾向があり、誰々さんがいないとわからない、対応できないという点がママあるので、属人化を脱するために、まずは可能なところから資料・手順の整理や充実など進めているところです。
ーー休日はどんなことをしてリラックスしていますか?
サッカー観戦(テレビ・インターネット観戦に加えて旅行しつつ現地で観戦も!)、自転車で都内を散歩、友達とお酒を飲みに行くことが多く、PCに触れないことが多いです(笑)。