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【社員インタビュー】自社プロダクトを持つからこそ生かせる専門性。e-dashでサステナビリティコンサルタントとして働く醍醐味とは

こんにちは、e-dash採用担当です。

弊社は三井物産エネルギーソリューション本部からスピンアウトした環境ベンチャー企業です。企業や自治体のCO2排出量の可視化から削減までを一気通貫でサポートするSaaSサービスプラットフォーム「e-dash」を開発、提供しています。

今回は、ソリューション&アドバイザリー部でサステナビリティコンサルタントとして活躍する水町徹さんをご紹介します。

サステナビリティや脱炭素に関わるキャリアを志した理由は。そして、以前は大手監査法人で働いていた水町さんが感じる、自社プロダクトを持つ事業会社でサステナビリティコンサルタントとして働く醍醐味とは。お話を聞きました。

監査法人での経験を生かしe-dashへ。やりがいを感じる日々

e-dashに入社する前は大手の監査法人で非財務情報の第三者検証業務やサステナビリティ関連情報のアドバイザリー業務などに携わっていました。非財務情報の第三者検証業務ではGHG排出量や水の使用量、廃棄物といったデータについていわばお墨付きを与える仕事を行い、サステナビリティへの取り組みが進んでいる東証プライム上場企業などから私自身も多くを学ぶことができ、財産となっています。

一方で、経験を重ねるうちに、監査の仕事へのフラストレーションも感じるようになりました。お客様のデータなどの間違っている部分をチェック、粗探しするような仕事を毎年繰り返すことに対して、お客様に価値を提供するという点でもっと何かいろんなことができるのではないか、と。自分の力を試したいとも思い、スタートアップのe-dashを転職先に選びました。監査法人での経験も活用でき、今はとてもやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。

人生を変えたアパレル現場の実態 サステナブルな世界の実現を目指す

実は学生時代はこの分野で仕事をすることを想像さえしていませんでした。当初はアパレル業界に興味があり、大学に通いながらダブルスクールで服飾系の専門学校にも通いました。最初に就職したのもファッション関連の大手企業です。ファッションショーに代表されるような華やかな世界への憧れがあり、環境問題への関心はそれほど持っていなかったのです。

ところが、そのファッション関連企業の地方支店で営業をしていたとき、人生の大きな転機になることが起きました。地元の縫製工場を毎日、回っている中で服の素材の布などが大量に廃棄されている実態を目の当たりにしたのです。ゴミとして山のように積み上げられた布と自分が想像していた華やかな世界とのギャップにショックを受けました。

それをきっかけにサステナブルな世界を築くために何が必要なのか学びたいと考えるようになり、CSRに関する研究が盛んなイギリスの大学院に留学。サステナビリティについて多様なテーマに触れました。日本に帰国後は一貫して脱炭素などのサステナビリティに関する仕事を続けてきました。

そして出会ったのが、この分野で新しい価値を生み出す企業としてのe-dashでした。

e-dashの仕事の醍醐味はプロダクト開発への参加

同じサステナビリティコンサルタントというポジションでも、e-dashといわゆるコンサルティングファームや監査法人で働くのとでは大きな違いがあります。それは、自社のプロダクトを持っているか否かです。私が入社を決めたのもその「自社プロダクトがある」という点に魅力を感じたからです。社内にプロダクトの開発チームがいることで、お客様とのコミュニケーションを通して課題になった点を直接フィードバックして今後のプロダクト開発に反映できる。実際に働いている中で、そのメリットを実感する機会は少なくありません。

たとえば、GHGプロトコルをめぐっても算定方法の具体的なルールがまだ確立されていないため、お客様が独自の排出係数や算定ロジックを組み立てて計算しているパターンが結構見られます。するとe-dashの算定システムとお客様独自のシステムとの間に乖離ができてしまうケースもあり、お客様にe-dashを十分効果的に使用していただけないこともある。そのようなときに社内にプロダクトの開発チームがいると、このような算定ロジックを持つお客様がいる、こういった機能を追加すれば対応できるかもしれない、とすぐに伝えることができるのが強みになっています。部署を横断して課題を提案し、より良いプロダクトを作り上げていくことが可能で、プロダクトの開発や品質向上は脱炭素の加速にも貢献します。そのプロセスに関われていることが今の仕事の醍醐味であり、やりがいにつながっていると感じています。

誰もが働きやすい職場環境の実現に向けて 生活スタイルに合わせた働き方も魅力

ファッション関連の企業で働いていたときに驚いたのは、工場での大量の廃棄物だけではありません。埃まみれの劣悪な環境の中で働いている外国人労働者などの姿でした。環境問題だけでなく、働き方についても関心を持ち続けており、その分野でもe-dashで新たな価値を生み出していくことが可能だと感じています。

企業のサステナブル部門では担当者が少なく、現場の作業量が非常に多くなっている実態があります。私たちがプロダクトやコンサルティングサービスを通してお手伝いしたときに「すごく助かります」と声をかけていただき、この仕事をやって本当に良かったと思いました。私たちのプロダクトを、お客様が労働集約型の働き方からさらに解放されるものに作り込んでいくことは、とても意義深いと考えています。

そして、e-dash自体が誰もが働きやすい職場環境の実現に向けて、すでに取り組みを進めており、働き方の自由度が高くなっています。私は基本的に自宅でのリモートワークがメインのため、家族と夕食を共にしたり、仕事の前後には自宅近くの公園で好きなジョギングをしたりしやすくなり、通勤による体への負担も減りました。一方で、自宅よりもオフィスで働きたい、仕事の帰りには都心の街に立ち寄りたいという社員は、フレックスタイムの出社をメインにして働くことも可能です。自分の生活スタイルに合わせた選択肢があり、働きやすい環境がe-dashの魅力だと感じています。

意見を言いやすい若い社風 目標を共有する居心地の良さも

入社しての第一印象は、2、30代の社員が多い活気ある企業だということでした。オンラインでのメンバー間のコミュニケーションが非常に盛んですし、部署間の風通しもよいので、お客様に関する情報の共有もスムーズで、とても仕事を進めやすいです。また、会社の方向性などについて社長に直接意見を伝えることもでき、有用な内容と判断されるとすぐに採用されたことにも驚きました。これからもさまざまなアイデアを提案、実現したいと考えています。フラットな環境でコミュニケーションができるのがe-dashの大きな長所です。

さらに仕事のやりやすさを感じるのは、社員がみんな脱炭素を実現してサステナブルな世界を作っていこうという意識を持っているところ。これまで働いた会社、たとえば監査法人では社員が関心を持っている専門領域がそれぞれ異なっていたのですが、e-dashはプロダクトを通して共通の目標に向かって進んでいくことが社員の間で共有されているため、居心地の良さを感じています。今、隔週くらいの頻度で私が講師として脱炭素関連の社内向け講習会を開いていますが、社員の意欲の高さに将来への手応えも感じており、この環境で働けるのはとてもありがたいです。

成長への躍動も体感できる

コンサルティングだけでは何か物足りない、監査だけでなく新しい価値を創造したい、プロダクトの開発にも参加してみたい、風通しの良い職場で働きたい。そんな思いに応えることができるのがe-dashだと考えています。私自身、常に新しいことに挑戦していますが、チャレンジしたいことがある人に非常に合っている社風だと思います。

売り上げもこの2、3年のうちにかなり増やしていこうという目標があり、それに向けた事業展開も進めています。社員の数もこの1年で倍増していて、企業としてどんどん大きくなっていく躍動感を実際に体験できるのもとても面白いです。

e-dashは、未来の課題を「X」として、「Xを加速する」というミッションを掲げています。脱炭素をはじめとした様々な社会問題を解決したい、そんな思いを持つ方に仲間に加わっていただき、一緒に挑戦していきたいです。

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