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こんにちは!dely広報担当の柴田です。
delyといえばまず堀江のことを想起する人も多いのではないでしょうか。今回はそんな彼の思惑と、会社への想いを語ってもらいました。
2014年4月にdely株式会社を創業した堀江。
料理レシピ動画メディアとして多くのファンに支えられる『KURASHIRU』を運営するdelyですが、彼の事業の構想はどのようなものなのでしょうか。そしてdelyという会社はどんな会社になっていくのでしょうか。
Q1. 現在のdely は創業から見るとどんな時期か
「あんまりわからないです。ただ、創業から2年ちょっとの中では、今は間違いなくいい時期です。」
Q2. なぜ動画に、そして料理に振り切ったのか
「まず動画に振り切った理由ですが、動画は市場が大規模に、そして確実に伸びていくジャンル。そして、他社の動きなどを見ても自分らがNo.1になれる可能性があるジャンルだからです。失敗したフードデリバリー事業で勝てる市場を、伸びる市場を選ぶ大切さは痛感している。」
「そして料理を選んだ理由ですが、まじな話、人をハッピーにさせるとかそういうところなんです。みんな1日3回食事をする。最初のうちはそこまで意識していなかったけど、この事業はもしかしたら毎日3回世界中の人をハッピーにさせることができるんじゃないかと、やっているうちにどんどん気づけてきた。これは周りの声、ユーザーの声を聞いていて気づけたこと。本気でやるなら、本当に価値がある事業を作りたいんです。」
Q3. 料理動画のポテンシャルはいかなるものか
「今はネット上のコンテンツの接触時間の5割がテキスト、もう5割が動画になっています。2018年には7-8割が動画になると言われています。そんな中で、料理に関しては動画の方が絶対にいいとわかっていても挑戦されてこなかった領域なんじゃないかと。」
-料理が動画の方がいいという部分ですが、もう少し詳しく聞いてもいいですか。
「料理が動画の方がいい理由は簡単です。
中火ってどのくらい?
短冊切りってどんな切り方?
焼き加減はどのくらい?
料理は目で見ながら作るものだから、動画の方が確実にわかりやすい。情報取得量から見ても、1つの料理の工程を把握するのに40秒ほどで、しかも受動的に済むのだから、動画の方が明らかに早くて楽なんですよね。僕の所感では5年後にはほぼすべてのレシピが動画で見られているはずです。」
-ありがとうございます。では、そこまで明確に動画の方が便利でありながらもこれまで大手企業が本気で料理動画に乗り出してこなかったのはどのような理由でしょうか。
「挑戦できなかった理由は大きく分けて3つ。プラットフォーム事情と、通信事情、そして動画制作にかかるコスト事情です。
これまでは動画を配信する上で配信先となるプラットフォームが充実していませんでしたが、今ではFacebookやInstagram、Snapchat含め多くのプラットフォームが動画に対応した形に変わってきています。
通信も改善し、通勤・通学中や休憩時間にモバイルで動画を閲覧できるようになってきました。
そして動画制作コストですが、弊社の場合は制作体制を十分に整えており、今では記事を書くくらいの感じで動画を作れている。
本気で取り組んでいる会社がなかったから、この3つの条件が揃った今がチャンスなんです。
KURASHIRUで十分な数と質の動画が揃っていけば、将来的には数千万人がうちの動画を見るようになっていると思います。5年以内に時価総額1000億円は実際に数字をひいて目指しているところです。国内で1兆円くらいのポテンシャルはあるし、世界規模で見たらもっと大きなポテンシャルとなります。」
Q4. delyをどんな会社にしたいか
「大事なのはまず第一に、社員がハッピーになること。そうであれば、社長がプー太郎でも社員がユーザーを幸せにしてくれると思うんです(笑)そのためにも高い利益率のモデルでスマートな事業モデルを設計する予定です。
仕事にみんなが夢中になっていること。そして自分の趣味のように仕事を楽しんでくれること。delyをそんな会社にしていきたいと思っています。
そしてもう一つ、delyにいる人間がみんな人として立派であり、一生涯付き合える友人になることを僕は願っています。」
Q5. どんな人が会社に合うのか
「僕らの会社のビジョンは『70億人に1日3回幸せを届ける』ことです。一見大げさに聞こえるかもしれないですが、私含め社員は本気でこの規模で意味のあることをする会社を目指しています。
delyに合うのはそういう意味でも大きな目標に向けて熱量を持って挑戦できる人だと思います。そしてその目標を達成するために仲間を助けられる人だと思います。」
Q6.今、どんな人を必要としているか
「今募集しているのは開発陣としてのアプリエンジニア、サーバーサイドエンジニア、リードデザイナー、そしてセールスやマーケティング、広報などですね。インターン生も熱量のある子は募集していますよ!
募集している業種は多岐に渡りますが、これらの人材は会社を大きくする上で欠かせないピースになります。成長期にある会社ですがまだまだ社員数も少なく、これからというところです。この段階でdelyに参加することは本当にエキサイティングだと思いますよ!少しでも興味をもってくださる人とは積極的にお話していきたいです。」