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~社長の本棚~

趣味は読書です!

こんにちは人事戦略本部の雫です。

突然ですが、「趣味は読書です!」と自信を持って言うのって難しくないですか?
「本は読んだ方が良い」ということはよく言われますが、何から選んで良いか分からないですし...。

そこで今回は「読書の秋」
当社にも数多くの本が寄贈されており、地域プロデュース事業部の皆さんは入社時に数冊の本をオススメされるとか...。
なので羅針盤の代表取締役であり、地域プロデュース事業本部を立ち上げた佐々木にオススメの本を聞いてみようと思います。

早速、突撃!

――突然すみません!普段どれくらい本を読んでいるんですか?

小さい頃はとにかく、読書が苦手で...(笑)
親にも本の代金の倍を払うから本を読めと言われていた程で、本を読ませることに苦労していたと思います。
本は就活を始めた頃にビジネス本を中心に読むようになったくらいで、高校生までは『ぼくらシリーズ /宗田理(著)』しか読んだことがなかったです。
社会人になってから、そこそこ読むようになり、今では読書偏差値55とかですかね?普通より少し読む程度です。
一番印象に残った本は『人を動かす/D・カーネギー (著)』です。
ガイドさんには是非、全員に読んで欲しい本だと思っています。

――オススメの本とかはありますか?

観光・インバウンドのことを知るのであればこの2冊です。
『観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード/村山 慶輔 (著)』
『新・観光立国論/デービッド アトキンソン (著)』

観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード
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デービッド・アトキンソン 新・観光立国論
2015年「山本七平賞」受賞! 2016年「不動産協会賞」受賞! 「読売新聞」で紹介されました! (2015/8/2) 「毎日新聞」で紹介されました! (2015/7/12) 「朝日新聞」で紹介されました! (2015/7/5) 「日本経済新聞」で紹介されました! (2015/6/28) 【「カンブリア宮殿」出演で話題沸騰! 】 本書は、21世紀の「所得倍増計画」の提言です。 少子化が経済の足を引っ張る日本。 出生率は、すぐには上がりません。 移民政策は、なかなか受け入れられません。 ならば、外国人観光客
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『観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード/村山 慶輔 (著)』は日本国内で観光事業者を支援している会社の代表がコロナ禍に執筆しており、その方が今後業界でキーワードになりそうな観光のテーマについて、要点をおさえて説明している本です。
それらの単語は観光に関わる人として最低限おさえておくと話についていくことができ、逆を言えば、業界の方は当然のように使われるものばかりです。

『新・観光立国論/デービッド アトキンソン (著)』は元ゴールドマンサックスのアナリストで現在は文化財の保全などをしている会社の社長を務めている方が書いた本で、データをもとに語る方なので分かりやすいと思います。日本には「歴史文化、食、自然、温暖な気候」という強いコンテンツがあるから観光客が来るわけで、「おもてなしでは観光客を呼べない」と語っており、何が強みかを見つめようと伝えてくれています。
日本のメディアは観光客数をすぐに追うが、そうではなく日本の経済を回すために観光消費額として数値を見なければ意味がないと、データを用いて引き戻してくれるので、方向性を知るという意味でも読んだ方が良い本だと思います。

地域コンサルタントとして読んで欲しい本は2冊あります。
『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/安宅和人 (著)』
『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト/高松 智史 (著)』

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%82%88%E2%80%95%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AA%E6%9C%AC%E8%B3%AA%E3%80%8D-%E5%AE%89%E5%AE%85%E5%92%8C%E4%BA%BA/dp/4862760856
コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦
コンサルの思考と作法。 それは、業界も業種も関係なく、ビジネスパーソンとして身につければ間違いなく圧勝できる究極かつ普遍的なスキルです。 BCGで過ごした、2度はできない「濃すぎた、怒られた」最初の3年間。そこで叩き込まれた全てを皆さまに伝授させていただきたい。 もちろん、「ただ普通に解説する」なんてことはいたしません。 論点バカ VS TASKバカ 文系の因数分解 VS 理系の因数分解 クローズドクエスチョン VS オープンクエスチョン 30分単位 VS 1日単位 一点豪華主義 VS 全てが平均よりちょ
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%8C%E3%80%8C%E6%9C%80%E5%88%9D%E3%81%AE3%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%80%8D%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%82%B3%E3%83%88-%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E4%B8%80%E7%94%9F%E5%BE%8C%E6%82%94%E3%81%99%E3%82%8B99%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%81%A85%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6-%E9%AB%98%E6%9D%BE-%E6%99%BA%E5%8F%B2/dp/4802613989

『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/安宅和人 (著)』は解く問題(解決する課題=イシュー)を間違えていると綺麗に回答をしても、相手の期待値を超えられず、問題の設定が大事という本です。
例えば旅行者が「Wi-Fiがなくて困っている」という声を聞いたときに「じゃあWi-Fiを設置しましょう」という解決策を出すのではなく、何が困っているのか?本当に困っているのか?来てくれた方に満足してもらいたいのであれば、Wi-Fiではなく別の何かが必要なのではないか?という仮説を立てていくと、全く別の解決策に繋がるはずで、問題をどこに設定するかで答えが違うし、効果も全然違うのでイシュー(課題)を大切にしようという内容です。
地域コンサルタントの仕事につなげると、イシュー(課題)を特定せずに、プロジェクトを進めると相手から言われたものをそのまま実行して、報告書を提出して終了。となってしまいます。それだと、地域の観光に貢献しきれたとは言い切れないので、プロジェクトを進めるうえでイシュー(課題)を意識してもらいたいと思ってオススメしている本です。

『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト/高松 智史 (著)』は前職の先輩が書いている本で、より実践的な話です。この本の内容はいちいち伝えられると嫌がられるだろうけど、こういった内容を知っておいて欲しいんだよな...。が、詰まった本です。
タスクばっかだと作業ばっかになるよね、とか、考えるだけでいいアウトプットを作るのは難しいから、いいインプットを増やさなきゃだめだよねとか、メンバーに改めて伝えたいことが多く、ビジネスパーソンとしても知っておいた方が良い内容だとも思います。

――ありがとうございました!

当社の地域コンサルタント達にもオススメしているとのことでしたので、ちょうど良いところにいる、地域コンサルタントのメンバーの増田に話を聞いてみましょう。

――増田さん!これらの本は読みましたか?簡潔に感想を...

増田:『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト/高松 智史 (著)』は絵や図があり、文章も簡潔に書いてあり読みやすい本でした。仕事上の進め方の具体例がとても分かりやすく、普通の本であれば読んで終わりですが、自分の仕事にも落とし込みやすかったです。業界問わず、友達にも勧めました。答えのない答えをを導き出す、初めてのコンサルに挑戦するにはオススメの1冊だと思います。
増田の紹介は下記にありますので、そちらも併せてご確認ください。

【社員インタビュー】人材業界から観光へ。私が羅針盤を選んだ理由 | 株式会社羅針盤
こんにちは!採用担当 酒川です。今回は、12月に入社し地域プロデュース事業部、地域コンサルタントとして活躍をしている増田さんに、今のお仕事についてや、羅針盤を選んだ理由をインタビューしました!今...
https://www.wantedly.com/companies/compasscorp/post_articles/889826

――まとめ

実は佐々木がオススメしていた本は当社にて誰でも読めるように置いていただいております!
わたくし雫も、これから読もうと思っております。


内容が気になる方は雫がカジュアル面談の場などでお伝えさせていただきますので、お気軽にご応募お待ちしております。


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