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当社の存在意義である経営哲学”フィロソフィー”に関連して、代表取締役 千歳紘史(ちとせ こうし)が日々の思考をシェアします。
人と比べることや競争することを否定的にとらえる心理学者や、世の中の風潮を多く見受けられますが、果たして、本当に100%否定的なものなのでしょうか。
比較を取り入れ、客観的に違いを知る
僕が大学を卒業して、最初に入った会社の社長から「自己評価には何の意味もない。評価は他人がするものであり、他者評価がすべてである」と言われてきました。
他人と比較して「他人と同じであろうとする」と自分らしさが失われていき、本来の自分との乖離が起きることで自己否定につながりやすいのは事実です。しかし、他人に評価され、他者の視点で自己を客観的に相対視することも時には大切です。
自分のことだけを見ていても自分のことを理解するのは難しく、他者の評価を受けて「これは相対的に自分が得意だな」「これは、相対的に見て苦手だな・・・」と初めて認識できることがあります。
相対で見るからこそ、自分の得意な領域に自信がつき、強みとは言えない部分は思いきって得意な人に任せてしまうこともできるようになります。それによってチームは円滑に進むのです。
一概に「人と比べないようにすることが大切である」というわけではなく、ときに客観的に自分を見て、他者の評価も受け入れましょう。