こんにちは、株式会社ハイヤールーです。私たちはエンジニア採用のためのコーディング試験ツール『HireRoo(ハイヤールー)』を提供するスタートアップ。今回は、私たちの働く環境についてお伝えするべく、新卒エンジニアの新谷 修平(しんたに しゅうへい)にインタビューしました。記事を読んだあとに一緒に働きたいと思っていただければ幸いです。
「この人がいるなら成長できる」という確信
――新谷さんは社内初の新卒入社メンバーですが、ハイヤールーを知ったきっかけは何でしたか?
Wantedlyの求人募集です。じつは僕、大学を卒業してから独学でプログラミングの勉強を始めたので、周りの新卒よりスタートが遅かったんです。
なので「早く成長したい」という思いが強く、最初からしっかり経験を積めるスタートアップを中心に探していました。
――数あるスタートアップの中からハイヤールーを選んだ理由は何だったんでしょう?
カジュアル面談で代表の葛岡さんとお話したとき、自分が受けたコーディング試験についての発展的な質問に答えてもらい、その知見の深さに驚きました。同時に「この人がいるここでなら自分も大きく成長できるだろう」と強く思ったんです。
Go言語やKubernetesなど最新の開発環境が整っていることも入社の決め手になりました。
“正直”な話し合いで課題を解決する文化
――入社してからの業務はいかがですか?
いちばん印象的なのは、システムデザイン形式の問題で使うドローイングツールを実装したことです。これがはじめて自分ひとりで担当した業務だったんですよ。
※「共同編集可能なドローイングツールをイチから作ってみたお話 - HireRoo TechBlog」
https://tech.hireroo.io/entry/2022/04/07/090000
既存のライブラリだと自分たちがやりたいことの要件を満たすことができず、0から機能を作ることになったんです。実装に決まった期限はなく、進め方もすべて任せてもらいました。
自分のペースで進められたので、僕としてはやりやすかったです。出来上がっていくのが楽しくて、夢中でコードを書いていましたね。
――そのときは周りのエンジニアとも相談しながら進めていったんでしょうか?
そうですね。積極的にコミュニケーションを取りながらやっていきました。
専門分野の知識に富んだみなさんからもらうプルリクエストのレビューから新しい知識を得たり、自分の良くないクセに気づいたり、大きな学びになりました。
――社内のエンジニア同士で高め合えるのは良いですね。
はい。会社全体としても、正直にお互いの意見を言い合って課題を解決しようという意識が強いですね。2週間ごとにあるスプリントの振り返りでは、葛岡さんを始め全員でしっかり議論を交わします。
「オンラインコミュニケーションによる認識齟齬」という課題について話し合ったときは、新しいメンバーの心理的安全性が足りず、質問や相談をしづらいことが要因だと特定し、すぐにコミュニケーションの改善策を講じました。具体的にはバーチャルオフィス空間で仕事ができる「Gather」というツールを使ったり定期的に直接集まる機会を設けたり、といったことです。
小さな課題をそのままにせず、すぐ改善に動けるのはとても良い文化だと思います。
自分の手で、0からものが作れるエンジニアに
――最後に、新谷さんの今後の目標を教えてください。
いまの自分に足りないのは設計力だと思っています。現状はTL的な立場の方がほとんどの設計を担っており、自分は手を動かすだけでも成り立ってしまうんです。でもそれだと背景をわかっていないので変更に対応できないし、同じ目線での議論ができなくて…。
先ほどのドローイングツール実装もそうですが、ハイヤールーでは型に沿ったやり方はせず、自分たちで0から機能を作り出すことを大切にしています。その中でやっていくには、僕も自分で考えて、0からものが作れるエンジニアにならないといけない。
いまある既存ツールがどのように動いているのか、原理を学び、システム設計のスキルを上げることが直近の目標になりますかね。
ハイヤールーのメンバーは葛岡さんに限らず、みんなが自分よりも高い技術を持っています。ここで通用する力をつければ、どんなところでもやっていける。そう思える環境にいるので、さまざまなことを吸収していきたいです。