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【社内アワード開催】新制度「Value plus」スタート!全社横断型の情報交流がもたらす事業成長の可能性

(左から)髙階さん、金さん、一條さん

2023年に東証グロース市場へ上場し、次なる成長フェーズを迎えたビズメイツ。組織力の強化と、個人の成長の後押しに向け、新たな制度の導入を積極的に進めています。

その取り組みの1つとして、2023年より社内アワード「Value plus」がスタートしました。業務における「バリューに基づいた行動」を自薦・他薦問わず募り、その中から優れた取り組みを表彰する新制度です。

今回のインタビューでは、この「Value plus」について詳しくご紹介します。制度づくりに携わった人事総務グループマネージャーの髙階さん、および第1回目の受賞者である加藤さん、一條さん、金さんに話を聞きました。

バリューに基づく行動を全社に共有する「Value plus」の意義

——まずは髙階さんにお聞きします。「Value plus」とは、どのような制度なのでしょうか?

髙階:
ビズメイツはバリューとして「成長し続ける」「建設的に対話する」「新しい価値を生み出す」を掲げています。企業としての持続的成長には、従業員一人ひとりがこのバリューを理解し、実践していくことが欠かせません。

そこで導入したのが、新制度「Value plus」です。まず、全従業員を対象として、自薦・他薦は問わず「バリューに基づく行動・取り組みの具体的な事例」を専用の社内チャットチャンネルで投稿してもらいました。

その投稿の中から、役員による選出・従業員投票を経て上位3名が決定。優秀賞を受賞した3名には、副賞として子会社があるフィリピンへの出張と特別休暇と豪華副賞を授与しました。

——「Value plus」導入の背景についても聞かせてください。

髙階:
人事総務グループのミーティングで「東証グロース市場に上場した今、組織の持続的成長に向けて、これまで以上にバリューを社内に浸透させる必要性がある」「社内チャットで誰もが気軽に『ありがとう』『いいね!』を言い合えるような、感謝と賞賛の文化を促進したい」と話し合っていたことが、「Value plus」制度づくりの契機となりました。

そこから発展させる形で「自身や周囲のメンバーによる、バリューを体現する行動」を全社で共有する仕組みづくりを検討していったのです。

この制度を通じて、従業員に「バリューをどのように具体的な行動に紐付けるか」の理解を深めてもらい、社内で共通言語化できている状態を目指したいと考えました。

また「Value plus」を通じて従業員の自発性や能動性を高め、自ら主体的に行動・発信する組織文化の醸成につなげたいという思いもありましたね。

優秀賞受賞者の声~日常業務に加えて行った「新たな挑戦」

——この度は優秀賞受賞、おめでとうございます!まずはおひとりずつ、自己紹介をお願いします。

加藤:
外国籍エンジニア向けの転職エージェント「G Talent」を運営するタレントソリューション事業部で、企業のエンジニア採用を支援するリクルーティングアドバイザーをしております。ビズメイツには2021年に入社しました。

一條:
ランゲージソリューション事業部 営業グループにて法人営業を担当しています。2023年4月に入社し、既存クライアントである大手企業を中心に、オンラインビジネス英会話「Bizmates」の受講率改善や継続提案を進めています。

金:
ランゲージソリューション事業部 マーケティンググループにて、「Bizmates」のマーケティングを担当しています。2021年に入社し、現在はSNSマーケティング全般、BtoC施策をメインで手がけています。

——皆さんはどのような経緯で「Value plus」に参加したのでしょうか?

加藤:
制度スタートの告知を受けたタイミングで、事業部長から「立候補したら?」と声をかけてもらったのがきっかけでした。改めてこれまでの行動を振り返って「普段の業務にプラスして新たにチャレンジできた取り組み」という観点で、投稿内容を考えました。

一條:
各部署で「積極的に投稿しよう」と声かけがありましたよね。私も加藤さんと同じく、マネージャーからの後押しを受けて、自分が新たな試みとして取り組んできた活動について投稿しました。

金:
私はマネージャーからの他薦でした。とはいえ自分でも投稿するつもりだったのですが……まさに投稿しようと思っていた取り組みについて、先駆けて上司が紹介してくれたんです。

—―表彰を受けた投稿の内容について、詳しく教えてください。

加藤:
営業活動に必要な施策の立案、およびチーム内外のメンバーとの連携に関する投稿を行いました。受注確率を高めるための資料作成や、クライアント企業へアプローチするためのキャンペーン施策について、他部署と連携しながら進めている事例を紹介しました。

一條:
私は、過去にランゲージソリューション事業部内で「チーム全体のスキルアップにつながっている」と評価を受け、月間MVPを獲得した「若手営業メンバー向けの勉強会」について投稿しました。この月1回ペースで開催していた勉強会では、前職での組織人事コンサル経験を活かして「グローバル人事領域」に関する知識をシェアしました。

金:
「YouTubeチャンネルの運用」について紹介していただきました。私はSNSマーケティングの担当となって以降、毎月コンスタントに5本以上の動画を作成し、更新しています。その結果、SNSからの流入率が大きくアップし、2023年だけでBizmates会員登録者が1万人を超えることに。

定量的な成果が出せていることに加え、仕事への能動的な取り組み方も含めて「バリューを体現する行動」として紹介してもらえたのが嬉しかったです。

他部署の業務や取り組みを知る、貴重な機会

——優秀賞を受賞した今、改めて気持ちを聞かせてください。

金:
受賞した瞬間は嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいでした。そして、単に受賞できた喜びだけではなく、「Value plus」という制度自体が非常に価値あるものだったと感じています。投稿内容を見る中で、これまで知らなかった他部署の取り組みへの理解も深まりました

加藤:
確かにそうですね。投稿数が増えるにつれ、他部署の業務がより詳細に「見える」ようになっていく印象でした。

事業部が違うと、お互いの業務内容を知る機会はあまり多くありません。「Value plus」を通じて、成長スケールの推移や強化している事業領域についても知る機会が生まれ、組織の活性化に繋がっていくのではないかと感じました。

また、私は自薦でしたが、他薦の投稿も心に残っています。上司がチームメンバーの取り組みを紹介するコメントに「ここまで部下の実績を細やかに把握していて、応援してくれているんだ」と驚かされました。

一條:
私も加藤さんと同様、各部署のマネージャーからの投稿が印象に残っています。「この取り組みで、XXさんは前年比XX%まで数値を伸ばした」といったデータが記載されていたり、「どのようなバリューに基づいているか」の根拠が述べられていたり。日々の丁寧なチーム内コミュニケーションがあってこそのコメントですよね。

個人的には、次回はぜひチームメンバーに優秀賞を受賞してもらいたいと思っています。本当に、誰にでもチャンスがあるので。もちろん、私自身も積極的に投稿していくつもりです。

——受賞後、副賞として子会社のあるフィリピンへの研修旅行が実施されましたが、いかがでしたか?

金:
とても充実した時間を過ごしました。オフィス見学や現地社員・Bizmatesのトレーナーとの交流パーティへの参加、さらには動画撮影もできて大満足でしたね。特別休暇も活用し、観光も楽しめました。

加藤:
本当に良い経験でしたよね。これまでフィリピンのオフィスで働いている社員との接点が少なかったのですが、初めて現地のエンジニアや運用スタッフと直接話せたことで信頼感が深まり、仕事にもさらにやりがいを感じるようになりました。

一條:
オフィスで現地スタッフと接する中で「こうした心温まる雰囲気のもとで、受講者を親身になってサポートしてくださっているんだ」と実感できて、とても心強く思いました。


【イベントレポート】Bizmates Trainers Party | ニュース
ビズメイツは、「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」というミッションのもと、オンライン英会話「Bizmates」を提供しています。サービスの最大の特徴は、「ビジネスで成果を上げる」ため...
https://www.bizmates.co.jp/news/bizmatespress/a395

▲フィリピンで行われた「Bizmates Trainers Party」の様子はこちら

「自ら積極的に前に出る」組織文化の定着へ

——最後に髙階さんにお聞きします。「Value plus」を初めて実施してみて、手応えはいかがでしたか?また今後目指したいことについても、聞かせてください。

髙階:
今回は初めての取り組みでしたから、当初は運用面での心配もありました。しかし、社内の反応は想定以上に良好でした。3ヶ月間の投稿期間で、最終的には40件以上の投稿があり、各事業部の情報交流も進んでいった実感があります。

投稿には他薦よりも自薦の割合が高く、若手からの発信も多かったことを頼もしく感じました。こうした「前に出ていく」「手を挙げてチャンスをつかみにいく」姿勢は、これからも大切にしてほしいと思います。

私たちは今後も「Value plus」を引き続き発展させながら、「自ら積極的に前に出る文化」を組織風土として根付かせていく予定です。全社横断の取り組みとして、さらに施策浸透にも力を入れ、きめ細やかな運用を続けていきます。

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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