なにをやっているのか
株式会社Nucoは、AIシステム開発のコンサルティング・受託開発事業を行っております。AIによる機械学習のロジックを組み込んだシステムやWebサービスにより、顧客企業の社内に埋もれているさまざまなデータを駆使し、新たなサービスやビジネスに活かせる付加価値の創出を行っています。
【創業から現在まで】
弊社の代表小山内は、かつては人材ベンチャー企業で営業職として働いていましたが、2015年にAIエンジニアを志しました。勉強会での繋がりからディープラーニングモデル開発の仕事を請け負うことになり、当時勤めていた会社の社長の後押しも伴って、2017年に弊社を創業しました。
創業以来、受託開発という業務形態を取り続けており、大手企業からスタートアップまで幅広い分野でサービスやシステムの開発を手がけてきました。目の前のクライアントに真摯に向き合っており、常に高い評価を頂いております。
技術情報の発信にも力を入れており、2022年、2023年連続でQiitaアドベントカレンダーで1位を獲得しました。
また、2024年には「ベストベンチャー100」に選出していただきました。
創業以来、30以上のAIシステムを開発してきた株式会社Nucoは、今後もクライアントに寄り添いながらさらなる高みを目指して参ります。
【事業内容】
▼AIシステム開発▼
開発するシステムやWebサービスにAIによる機械学習のロジックを組み込むことで、顧客企業の社内に埋もれている様々なデータの有効活用をサポートしています。
AIシステム開発の実績の一例として、インフルエンサーAIキャラクター化プロジェクトがあります。
現実に活躍している人気インフルエンサーの音声データや考え方の言語化データを用いて、その人物と直接会話している気分になれるチャットアプリを開発しました。ユーザがインフルエンサーAIにチャットで話しかけると、チャットでの応答と音声データが表示され、文字と音声で会話を楽しむことができます。
発言内容の生成にはGPTを使用。負荷のかかる音声合成機能については、AWS上にスケーラブルなコンテナサービスとして実装しました。フロントエンド開発にはNext.jsを使用。決済SaaSとしてStripeを採用し、その連携実装も行いました。
▼大規模データ基盤構築▼
AIや機械学習の利用にはそれに耐えうるビッグデータを処理できる基盤が必要です。
様々なクライアント向けに大規模データ処理基板を構築したノウハウにより、企業の持つビッグデータ処理を支援しています。
大規模データ基盤構築の実績の一例として、教育系アプリにおける分析基盤構築があります。
より良いアプリ開発のためには、そのアプリがどのように使用されているかを分析し改善する必要があります。ユーザの登録情報や、各ユーザがどのようにアプリを利用しているかを分析できる基盤を整えました。
各所に保存されていたデータを、AWS Glueなどを利用してAmazon Redshiftにデータを集約させました。また、QuickSightでの視覚化まで担当し、非エンジニアでも直感的な操作だけで様々な角度から分析することを可能にしました。
▼データ活用コンサルティング▼
データサイエンスの観点から、ビジネスで蓄積されたデータの有効活用を支援しています。
データ活用コンサルティングの実績の一例として、ポータル系Webサービスのレコメンドエンジン開発があります。
クライアントから、提供している記事コンテンツのメタデータ、利用者の閲覧履歴などを活用したレコメンドエンジンを開発したいとの相談を受けました。
しかし当初は、何のデータをどう活用すればどのようなレコメンドが可能なのかというナレッジがクライアントでは蓄積されていない状況でした。
弊社では使えるデータを横断的に分析し、記事ジャンルベースのレコメンドモデル、ユーザの好みのキーワードを固有名詞ベースで抽出するアルゴリズムなどの開発を提案し、PoCを実施しました。
クライアントから高い評価を頂き、弊社で実装まで担当いたしました。
ベストベンチャー100とは?
「ベストベンチャー100」とは、これから成長が期待されるベンチャー企業100社限定のサイトで、ベンチャー通信を運営するイシン株式会社が提供する法人向け有料会員制サービスになります。イシン株式会社にエントリーした企業の中から、イシン株式会社が厳正な審査のもと選出したベンチャー企業100社が「ベストベンチャー100」として紹介されます。
サービス概要や審査内容については下記をご参照ください。
https://best100.v-tsushin.jp/about/
https://best100.v-tsushin.jp/judge/
なぜやるのか
【AIの普及はまだ終わっていない】
現在日本では、加速する少子高齢化が問題視され続けています。そんな社会の中で、人手不足はますます深刻化し、ビジネスはDXを迫られるでしょう。その中でAIを活用したサービス・ビジネスの改善が鍵を握ることは間違いありません。”ChatGPT”の登場により、AIが社会的に注目を集め、普及しつつあるように思えます。
しかし、社会を見渡してみると、まだまだアナログな方法で業務が行われたり、非効率で属人的な業界やサービスが多く見受けられます。手作業による在庫管理や手作業によるデータ入力などがいい例です。
今後センサーやカメラの小型化、高性能化によりIoT技術が普及し、より多くのデジタルデータを取得し、アクセスできるようになるでしょう。
それはつまり、今後ますますAIが学習できるモノが増えていき、AIによる本当の変革が始まりを意味しています。
AIはあらゆる分野、あらゆる仕事に導入され、世界を変え続けていきます。
その時代において、弊社は様々な業界へAIを実装し、社会の変革をリードしていきたいと考えています。
【なぜAIなのか?】
なぜ弊社が”AI”にこだわり続けるのか?
それは、我々がAIは近い将来人類の歴史に大きな変化をもたらす存在だということを確信しているからです。
活版印刷技術の発明により、情報の伝達が大幅に効率化され知識の普及を加速させたように、蒸気機関の発明により、産業革命がおこり、産業や交通・社会構造などに大きな変革をもたらしたように、AIは私たちの生活を全くもって新しいものに革新する。
私たちはそう確信しています。
そしてAIは近い将来、人類の知性を越え、人類の在り方そのものを一新させるでしょう。それも、我々の予想だにしない形に。
人によっては、そのことに不安や恐怖を感じるかもしれません。
しかしAIは人類の敵ではありません。我々をサポートするための存在であり、我々の生活を豊かにするものです。
AI技術者はそのために日夜AIの進歩に奔走しているのです。
弊社もその担い手として第一線で活躍し続けていきます。
【社会の進化を牽引する使命のために】
AI開発の際には、「どのようなデータを学習させるか」「予測モデルをどう構築するか」といったエンジニアの試行錯誤がAIの精度を大きく左右します。
弊社にはそうしたノウハウを持つエンジニアが多数在籍します。さらに、開発したAIをサービスやITシステムに実装し、ユーザーに届けるところまで一貫して手がけられる強みがあります。
今後、AIはますます社会へ浸透していきます。現状はIT業界での活用がメジャーですが、今後はあらゆる業界で利用され、ニーズが高まっていくでしょう。
そのような時代で、弊社には、これまで蓄えた知見を活かし社会へのAIの浸透を推進する使命があります。
AIに関する技術は驚異的なスピードで進歩しており、日々できることが増えています。また、最近はかなりの精度を持った学習済みモデルが無料で利用できるなど、AIに関する技術的な障壁も低くなってきています。
技術的な障壁が低くなってきたということは、これからはAIの技術そのものよりも、いかにAIを使って社会や生活をより良くできるかの方が重要になってきます。
そのためには、プログラムを書くことそれ自体よりも、顧客を理解し、寄り添って開発を進めるためのコミュニケーション能力や、AIという不確実性をビジネスに落とし込むためのリーダーシップなどが必要になってきます。
我々は、技術力のみならずこれらのソフトスキルも重視し開発を進めることで、社会にとって真に価値のあるアウトプットを生み出していきます。
我々はただの一ベンチャーで終わるつもりはありません。
「データとアルゴリズムで新時代を創る。」
この企業理念を掲げながら、これからも株式会社Nucoはさらなる高みを目指して進化の最先端で革新の舵を取り続けていきます。
どうやっているのか
【行動指針】
単に日々をなんとなく過ごしていても成長はできません。ただ時間経過による、年齢を重ねた分の経験が増えるだけです。
私たちは皆さんに心から素晴らしいと思ってもらえるような、真に価値のあるサービスを世の中に送り届けたいという思いがあります。
そのために3つの行動指針を立てています。
ぶれない指針に従いながら、仕事に全力で取り組むことが株式会社Nucoの圧倒的な成長の基盤となっています。
▼"問題解決者"であること▼
変化が激しく新たな技術が次々と登場するIT業界において、「より多くのスキルを持つこと」はわかりやすい成長の指標として見られます。
一般的に言えばプログラマは単に「プログラムを書く人」と認識されており、何十ものプログラミング言語を書けたり、最新のフレームワークに精通していたりすることは賞賛に値します。
しかし実際は、プログラムを書くことはビジネスにおける問題解決の一手段に過ぎません。
顧客の本質的な問題は何かを見極め、それに対して最適な解決策を提案することが我々の最重要な課題です。
そこに技術が必要かどうかは後から付随する問いなのです。
これを達成するためには、論理的思考力、コミュニケーション能力など本質的なビジネスの力が必要となります。
弊社のエンジニアは単にプログラムを書く機械のような存在ではなく、ビジネスの目標を理解し、それを実現するための創造的な解決策を提供することが求められます。
問題解決者であり、その中でもコンピューターを扱う能力に長けている、という在り方が望ましいでしょう。
私たちはこの問題解決能力をもってして、社会に真の価値を提供できるように努めていきます。
▼迅速果敢であること▼
自分の取り組むことに対して深い知識や理解が十分に蓄えられていない状態で、仕事の質ばかりに気を取られ、スピードが遅くなるのは愚策と言わざるをえません。
「完璧を追求しすぎず、それよりも迅速にアウトプットを生み出す。」
まずは成果物を形として出すことが最優先です。成果物を一旦形にすることで、必ず何かしらのフィードバックを得ることができます。
上司からの助言、クライアントの考え、見えてくる修正点、様々な形で次の成果物への方針が明確になってくるでしょう。
私たちは真に価値のあるものを社会に届けなければなりません。
最終的な成果物に辿り着くまでに、遠回りをしている時間はないのです。
アウトプットとフィードバックの繰り返しで指針を明確化することで、次のアクションを最適化することができ、常に最短距離で進捗を生み出すことができます。
スピードにこだわる、これはもちろん質にこだわらないという意味ではありません。
一人一人が短い時間で質の高いアウトプットを出せるよう、日々努力することが求められます。
アウトプットを出す、フィードバックを得る、得られた結果や考えを基に、さらに質の高いアウトプットを出す。
これを最速で繰り返すことによって私たちは最終的に高い成果を上げることができ、日々成長することができます。
▼他人よりも努力せよ▼
自分がなぜ努力をしなければならないのか、について考えたことはあるでしょうか?
私たちが覚えておくべきことは、日本は資本主義という名の競争社会であり、それは企業単位でも同じであるということです。
資本主義社会では、競争に勝つものは富み、富んだものはさらに富めるというような構造になっています。
それでは競争に勝つ、とはどういうことでしょうか。
相手により高い利を与えること、より高い価値を生むことです。
より高い価値を生んだものには、チャンスが与えられます。そしてそのチャンスを活かして、さらに高い価値を生めるようになっていくのです。
もちろんその人に返ってくるリターンも大きくなっていきます。
隣に、同じ時間であなたよりも遥かに多くの仕事をこなす人間がいた場合、チャンスを与えてもらえるのはその人でしょう。
例えば自分のタスクを予定の時間よりも早く終わらせて、他の人のタスクを巻き取ることができれば、あなたは他の人よりも素晴らしい評価を受けることになるでしょう。
そうなればあなたはたくさんの仕事を任せてもらえるような人間になり、自分のできることの幅が広がります。"結果として"たくさんのスキルも身につくことでしょう。
これは社内・社外関わらず、高い価値を提供できるような人間、つまり社会の中の競争に勝てるような人間になるということです。
圧倒的な成果を出した者は、弊社では確実に正しく評価されます。これは社会全体でも同様です。
"世の中に価値を提供する"ためには、他人に負けない努力をする必要があるのです。