CPA-Consultingで実施しているホスピス満足度ランキングPart3は、Proぽい目線ですがホスピスそのものではなく経営母体、運営企業が信頼できる企業であるかです。このランキングも、ホスピス業界で最有力の事業者であるAV社のスケールに関与したメンバーを中心に実施しております。当社ではこのメンバーを軸にホスピス化コンサルティング事業を実施しており、当社のコンサルタントが中心になり、ホスピス事業者の満足度ランキングを運営しています。こちらは同じ医療従事者としての満足度ランキングで、目線としては病院や利用者、そのご家族などより深い関与があることを想定しております。
ホスピスランキング(2023年当社調べ)
当社では医療従事者のアンケート(当社調べ)を基に、各ホスピス事業者を、医療に対する対応力、終の棲家として利用者の目線で安心安全に過ごせるか?、事業者としての強靭性を評価したBCP力の3つの軸でランキングしています。今回は、事業者としての強靭性、この評価指標には、信頼できる経営母体かどうかを評価することで、ステークホルダーといわれるより広いホスピス関係者の満足を可視化します。
信頼できる経営母体か?(事業者としての強靭性)
ホスピスとして日本で知られている業態は、住宅型有料老人ホームをメインとした居住系施設に、訪問看護・訪問介護ステーションを併設して運営されています。箱ものである老人ホームも、事業所の設置状況も、介護保険等の算定方法も各ホスピスで大きな差異はありません。しかし、これまでに見てきました医療への対応力やコスパ力の高さが各事業者で大きく異なる結果となるのは何故でしょうか?
これは、ホスピスそのものに外形的な差異がなくとも、運営企業の事業者としてのスタンスが、各ホスピスの運営のソフト面に大きな影響を与えるからです。
CPA-Consultingでは、各ホスピス事業者の運営母体企業を分析することで、ホスピス事業者として信頼できる企業であるか?事業を行う上で事業者が強靭性を有しているかを評価しています。それは医療に根差した理念、収益力などの長期投資適合性、人材採用力・教育力、BCPなどのケイパビリティを具体的に採点することにより、ホスピス事業の強靭性をランキングしました。。
多数の医療従事者で、連携して利用者の安全安心を守るホスピスにおいて、事業者が収益第一、事業所収益の極大化を打ち出して、果たして命を守るベクトルが保たれるでしょうか?とわいえ、多額の投資を基に始めるホスピス事業において、事業収支が均衡しなければ、利用者の安全安心も守れません。この意味で、収入が一定であっても、収益力が高い事業者の工夫が必要なのです。また、結局は専門家である看護師の専門性により、利用者の命が守れられいます。この点、より良い人材を採用できる企業はどの企業でしょう。また企業内部での教育力も問われます。これまでのポイント・ポイントでない点も含めたホスピス事業のBCPが重要であることは、365日・24時間の見守り体制であれば、当然のことと言えます。
医療従事者が選ぶ、ホスピス事業者で、事業者としての強靭性をランキングしたものは、以下となります。
- 第1位 医心館/アンビスホールディングス ☆☆☆
- 第2位 ケアホームこむぎ/Leo Sophia Group ☆☆
- 第3位 ウェルホーム/Medeical Consulting Seal ☆
- 第4位 CUCホスピス/CUC
- 第5位 PDハウス/サンウェルズ
- 第6位 ファミリーホスピス/日本ホスピス
- 第7位 夢眠ホーム/夢眠グループ
- ランキング外 ナーシングホーム愛、ナーシングホーム事業者多数・・・
各ホスピスのコスパ力の高さについて、医療従事者のアンケートによれば、事業者としての強靭性について、最も評価できるホスピス事業者は、医心館を運営するアンビスホールディングスとなりました。医療への対応力、コスパ力の高さについで、事業者としても信頼できる・・・医心館の運営企業の株価は高そうですね(笑)。人気の理由が分かります。
もともと医心館を運営するアンビスホールディングスは、医療を実施する企業として設立されており、亡国の経済が本質である高齢者向けの医療介護事業において、オペレーションエクセレントでイノベーションを起す目論見があるため、殊更、長期投資適合性や看護力の強化の取り組み、BCPに膨大な労力を投じているのです。短期的には真似できませんね・・・
事業者としての強靭性について、各項目として設定された「医療に根差した理念」は、ホスピス事業が介護事業と一線を画す医療事業であることを事業者が意識して、その職員へ徹底できているかというもので、これについて、ラディカルなほど、徹底されている用でした。
また「収益力などの長期投資適合性」についても医療と真逆の投資採算性の確保が、実はホスピス事業の長期立脚に不可欠である点を体現している企業がアンビスホールディングスでした。
IPO以前・以後も含めて、「人材採用力・教育力」の醸成に力を入れているようで、徐々に競合他社との競争優位が広がってる感を感じたのがこの項目です。
最後に、様々な要素が含まれる事業の継続性確保の指標である「BCPなどのケイパビリティ」他の事業者を寄せ付けない圧倒的な1位が医心館/アンビスホールディングスとなってります。
また、2位のケアホームこむぎ/Leo Sophia Groupについては、医療法人グループが母体であることや、投資採算性を意識した展開であること、大手のホスピス事業者の指導で人材確保が進んでいることから、高得点となっております。運営母体の安定性から今後の事業拡大が期待できます。今後楽しみなホスピス事業者ですね!ケアホームこむぎ、どんどん出店して欲しいです!!
また、第3位のウェルホームですが、こちらは千葉県のターミナル駅徒歩圏の好立地な住宅型有料老人ホームにおいて、採算性の良い投資を達成できております。まだホスピスの数が少ないものの、医療法人を母体としたグループが経営しており、今後もウェルホーム増えて欲しいですね!!
信頼できる経営母体か?(事業者としての強靭性)については、利用する方へ提供する価値が、医療なのか住居なのか、コンセプトや施設の取得・建築の在り方が事業者の発想で大きく異なっていることが分かりました。この点、医療への対応力やコスパ力の高さとの相関がありました。
医療に対する対応力に続き、終の棲家として利用者の目線で安心安全に過ごせるか?、信頼できる経営母体か?(事業者としての強靭性)について、ホスピス事業者のランキングをお知らせしました。次回は、これまでのランキングを総合した入居しても安心なホスピスランキング(総括版)をお知らせします。
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