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”代表、自著”未経験者でも内部統制構築・マニュアル整備から参画できます、IFRS国際会計基準・連結決算
Photo by Campaign Creators on Unsplash
CPA-Consultingでは、公認会計士・税理士、IPO成功企業の元役員や管理本部長、連結決算の実務家が業務を実施しています。一方で、経理未経験の方が上記の有資格者や経験者をサポートすることで、IFRS国際会計基準・連結決算への関与を可能とし、業務習得の機会を提供しています。
今回は、未経験者でも内部統制構築・マニュアル整備から参画可能な具体的な事例をご紹介いたします。
IFRS国際会計基準・連結決算
基本的に専門家外注である業務委託領域において、国際会計基準・連結決算の業務は有資格者かつ業務経験者を前提としております。CPA-Consultingでは業務受嘱後、専門家チームを編成して業務ヒアリングを実施し、業務実施範囲を明確化すべく業務一覧の作成によりクライアントサービスを始めます。クライアントサービスは初回実施は、有資格者かつ業務経験者がほとんどで、リスクの高い初回業務は経験値で乗り切ることが多いのです。しかし、内部統制構築・マニュアル整備に参画することで、業務未経験者でも国際会計基準・連結決算の習得機会を設けております。
CPA-Consultingでの国際会計基準・連結決算等のプロジェクトの進め方
① 業務デューデリジェンス
② 業務一覧の作成によるBPO範囲の決定及びSAL(サービスレベルアグリーメント)締結
③ 工程管理表に基づき初回業務実施
④ 実際の業務実施結果を受け、業務一覧にリストした各業務の内部統制構築・マニュアル整備
① 業務デューデリジェンス
CPA-Consultingでは受嘱時に資料閲覧やヒアリングによる、業務デューデリジェンスを実施します。これは受嘱業務の明確化や顧客との期待値のすり合わせが目的であり、成果物として業務一覧の作成を目指します。当社の業務デューデリジェンスの特徴は、対象業務に精通した公認会計士・税理士がヒアリングをすることで、潜在的に顧客の課題になっている事項を抽出でき、対象会社の経理業務による課題を客観的に専門家に整理してもらうことが可能となっています。
② 業務一覧の作成
上記の業務デューデリジェンス結果は、レポートとして業務一覧という形式で纏められます。これにより、クライアント先の経理業務が一覧化されると共に、ヒアリングパートナーが経理業務に精通した公認会計士・税理士であり、クライアントが課題としていることや、各業務の実施困難性も含めて経理業務が整理されます。リスクの高い業務が、経理処理の起点となるインプット、処理内容の難易度、結果の与える重要性によって、浮き彫りにされるため専門家が業務実施する際に、予め必要な手当を相談することが可能となります。
業務一覧の納品により、CPA-Consultingとクライアントは、BPOの対象業務やBPO側の業務実施内容について、相互に情報交換が可能となり、CPA-Consultingが提供する専門サービスのSLA(サービスレベルアグリーメント)が締結されます。
③ 工程管理表に基づき初回業務実施
業務一覧により、クライアント先とBPO対象業務やその品質について合意するとともに、処理概要も定義されます。ここで処理概要とは、経理処理の起点となるインプット、処理内容の難易度、結果の与える重要性のことで、経理業務の3要素とも言えるものです。
またヒアリングした締め切り日や実施可能日に基づき、クライアントへ初回の実施計画表を工程管理表として納品いたします。この工程管理表は実施期間、常に結果の記録・更新・管理されるもので、業務進捗の報告フレームワークとなります。
論より証拠、実際に業務実施にあたり、様々な課題が生じます。
当初想定より3倍かかる初回実施、ここできれいに決められるのがプロの技ですが、難易度は高い
【初回業務実施で気を付けるポイント】
①納期遵守の難しさ:まずもって納期に間に合わない方が本当に多いです(初回3倍法則ですね・・・)
②準備不足:前回・前年数値、スプレッドシートのメンテナンス、提出物の納期管理→経理は段取り8割と言われます。綿密な準備が勝敗を分けます。
③強いハート:BPO事業でプロジェクト途中でドロップアウトされる方は実はよくいらっしゃいます。意外に真面目で、責任感が強い方でも起こり得えます。分からないことは当然にあるので、そのままにしない、直ぐに確認する、間違えているかもしれませんが確認をお願いする、BPOにはEQやコミュニケーション力が必要となります。
BPOの初回実施現場で会計基準を参照していたら、本当に間に合わないですね(笑)
④ 実際の業務実施結果を受け、各業務の内部統制構築・マニュアル整備
各業務は専門家だけができるわけではありません。経験を積めば、簿記3級の経理担当者が、IFRS仕訳や連結キャッシュフロー計算書をバンバン作成できます。大手のBPOベンダーも各業務の内部統制構築・マニュアル整備を通じて、業務の担当者への定着を図っています。
CPA-Consultingでは、実際に初回業務を実施した専門家にヒアリングを実施し、チームリーダー中心にマニュアル作成を実施します。ここで、初回の苦労も踏まえて各専門家の方が優しく教えてくださいます。担当者が作成したマニュアルは理解が正しいか、記載が適切か専門家がレビューすることにより、業務手順書と言われるマニュアルが完成します。
【CPA-Consultingのマニュアル作成の流れ】
1) 実施した専門家に業務ヒアリングを実施(マニュアルチーム)
2) チームリーダー・担当者がマニュアルを作成
3) 担当者が作成したマニュアルを専門家がレビュー
4) マニュアルはクライアントと共有され、協議により更新される
通常、アウトソーシングベンダーは、業務引継ぎ者とマニュアル作成者、オペレーターが分かれています。またマニュアル作成が実施フェーズ以前にあり、内容の整ったマニュアル作成が難しくなっており、クライアントのフラストレーションにもつながります。
CPA-Consultingでは、マニュアル作成をチームで実施し、担当者が習得の機会を得られ、専門家の指導が受けられることが特徴で、昨今必要とされる連結決算や国際会計基準の実務経験を早期に積むことが可能となっております。