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八百鮮はなぜ、リブランディングをしたのか

リブランディングのきっかけ

2024年5月に八百鮮の採用サイトと採用動画をリニューアル

思い返せば、2021年2月にSENDGUYSというテーマで、採用サイト・採用動画を制作。

つくったというか本気で最高な、日本一だと思って作りこんだつもりだ。八百屋を、日本一かっこよく。というビジョンにある通り、我々は今までにないかっこいい八百屋をつくろうとしている。そのためには、日本一かっこいいサイトでなければならない。SENDGUYSをつくった当時も、「こんな八百屋が日本にあったんだ!」と驚きの声がたくさん届いた。


手前味噌ではあるけれど、センセーショナルなサイトだったと思う。

僕は社長として、最先端な八百屋であることをとても大切に考えている。最先端というのは、八百屋そのものの最先端さではなく、商店街にある昔ながらの八百屋なのに、こんな考え方で、こんな新しい採用の形で、こんなかっこいい八百屋があるんだというギャップにこそ最先端さが必要だという意味を指している。

まさか、商店街の八百屋が!?こんなサイトを!?最先端を感じさせるギャップが大事なのだ。

リニューアルから4年。SENDGUYSを一新

ひとつは、4年という時間軸の長さだ。採用サイトはある程度の資金を投入してつくるものだ。それゆえに、一度制作したらOKとなりがちなのが会社というもの。

しかし、ほんとうにこれでいいのだろうか。という疑問が浮かんだ。

4年あれば時代はどんどん移り行く、諸行無常だ。採用市場も大きく変化し、なんだか面白そうな八百屋が出てきたぞというインパクトの賞味期限はとっくに過ぎている。許せなかった。

僕たちの扱う食品業界だって、トレンドがある。コンビニには毎日のように新商品が陳列され、あっという間に棚から消えていく世界だ。

棚に並ぶ商品は時代を反映していくのに、会社の顔であるサイトが4年間同じということ自体に疑問を持たねばならない。

いままでの採用サイトをすべてゼロベースに、新しいサイトを立ち上げると決意

SENDGUYSという過去最高を自分たちの手で塗り替えに行くことは必要最低条件。過去最高は塗り替えるためにある。


30億円企業から59億円企業に成長、会社のフェーズに合わせてサイトも一新すべき

ふたつ目の理由は、事業のフェーズが大きく転換期を迎えた事だ。4年前当時…当社の年商は30億だった。直近の本決算では年商59億となった。およそ売上は倍になったわけだ。もちろん社員数も倍になった。経常利益に至っては10倍近くの伸長を達成させてもらった。

事業規模や組織規模のフェーズに準じて、採用基準も変わっていく。採用に求める質も変わる、採用人数も増えていくのは宿命だろう。「なんかおもろそうな八百屋だ!働いてみよう!」では弱いのだ。

最先端の採用サイトを持つ異端児な八百屋が実績を残すからこそ、そこに可能性みたいなもの感じてもらえるはずだ。そこを一歩踏み込んで訴求出来ないだろうかと考えるに至った。

これが二つ目の理由、会社のフェーズに合わせてサイトも一新する。

過去を捨て去る力こそ、新しいものを取り入れる力。

こうして、リブランディングという考え方を軸に据えて、まったく新しいワクワク感を採用サイトと採用動画で表現することにしたのだ。


新コンセプトは「SHOWTIME」

お店はエンターテイメントの最高の舞台だと捉えたとき、商売の本質にたどり着けるのではないか。お店には「人」と「商品」という演者がいる。人と商品が織りなすストーリーをSHOWTIMEしてみないか?という求職者への挑戦状こそサイトに込めたオモイだ。

そして、ひとたび演幕が上がれば、そこには商売の本質である「こだわり」「極意」「戦略」「実績値」「型破りな社員」がしっかりと透けて見えるようにした。


あとは実際にサイトを見てほしい。

“億を動かす型破りな八百屋”をそこに見ていただけるはずだ。

こうして、僕たちは全方位で「八百屋を、日本一かっこよく。」するための準備を進め続けていく。


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