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ヒダカラが出会う“オモシロい”は地域の手触りと距離感 ーー共同代表 舩坂香菜子

ヒダカラ共同代表の舩坂香菜子です。

私が仕事、プライベート全部ひっくるめて一番よく使う言葉。それは、「オモシロい」です!

そんな私が経営するヒダカラのミッションは、「"おいしい"と"オモシロい"未来を創る」。ここにも「オモシロい」が入っています。

先日、とあるトークイベントで、オモシロいと言いすぎて、参加者の方から「『面白い』って、どういう状態ですか?」と、鋭い質問を頂きました。

<localletterさん『生き方』公開収録の様子>

思わず「面白い質問ありがとうございます」って言っちゃってました(笑)。

ファニー?インタレスティング?なんか違うなぁ。

その時私の頭に浮かんだ『面白い』の映像。それは、物質など目に見えるものではなく、ムードでした。今から何かが始まりそう、大きくなりそうな瞬間・空気です。

ある事業者さんに出会ったとき。

もしかしたら、いまの売上は少ないけど、今後大ヒットするかもしれない。

地域の珍しいものに出会ったとき。

今は魅力が伝わってないけど、もしかしたらこのあとスゴイことになるかもしれない。

採用面接のとき。

もしかしたらこの人がヒダカラにジョインしたら、新しい風が吹くかもしれない。

現在と未来のギャップが見えたときに感じるオモシロさには、中毒性があります。

ギャップがあるからこそやりたいことが尽きない。そのオモシロさって、もしかしたら地域の距離感や手触り感ならではなのかもしれない。だから、私にとってヒダカラはオモシロいのかもしれません。

ヒダカラで出会える、"オモシロさ"

抽象的な話になってしまったので、私がヒダカラで出会った「オモシロい」の具体的なエピソードをお話します。

①鮎釣り名人の室田さんとの出会いから"飛騨のあばれ鮎"誕生へ

飛騨の鮎が日本一!と語る室田名人

ヒダカラでは、飛騨のあばれ鮎というプロジェクトを開業からずっとやっています。

出会いは2018年。全国ありとあらゆる河川で鮎を釣ってきた室田正さんが、「飛騨の宮川下流は50年前の釣りが出来る。こんなに元気な鮎は全国どこにもいない」とほれ込んで、移住したばかりのころ。

鮎を広めようと熱意があったところに私たちが出会い、"飛騨のあばれ鮎"と命名。今では鮎の買取から豊洲に卸したり、料亭に卸したりと奔走しています。

②家族経営の手作り納豆が、全国に

朝は2時3時から起きて納豆を作る橋本さん

とくに紹介したいのが、飛騨市で手作りで大粒の納豆を作る『橋本商店』。とても美味しい食べ応えのある納豆ですが、『橋本商店』のような手作り納豆屋さんは、もはや岐阜県全域でも片手で数えられるほどしか残ってないらしいんです。

それを聞いて、逆に「何とか広めたい、残したい」と思い、ふるさと納税の出品をしたり、通販で販売をしたり。そんなことをして4年目ですが、今ではヒダカラ商店の人気商品になりました!

国産大豆を使った、大粒の飛騨納豆

本当に朝早くから作っていて忙しそうな橋本さんですが、それでも注文がたくさん来たら「ようけもらったなぁ~大変やわ」と言いながらも、嬉しそうです。ずーっと残していけるかというと課題はありますが、それでも一緒に乗り超えられるように考えることが、とても楽しいのです。

③そして今私が一番オモシロいのは、『おから』勿体ない問題

ヒダカラで開発した『まめなクッキー』。今ではECや卸でかなりの人気商品に。

2021年に深山豆富店を事業承継したヒダカラですが、豆腐屋を運営している中で、「おから」の廃棄問題に直面します。

おからは日本全体で年間70万トン出てくるにも関わらず、活用されているのはごくわずかだと知ります。ヒダカラでは、そのおからを使ってクッキーケーキを開発し、ヒダカラの中でも人気商品に育ってきました。もっともっと、使って可能性を広げていきたいです。

おからの廃棄をゼロにすることは、日本中の豆腐屋をホットにすることでもあります。今はそんな「おから」の苦しみと可能性に取りつかれています。

まめなクッキー製造元であり大切なパートナーである(有)もとや社長、福本さんとの一枚

オモシロさはハードモードにもなる。だからこそワクワクする

私の感じる面白さ、伝わりましたでしょうか?オモシロさ=ギャップ。苦しみもあるし、時にはハードモードです。

でも、だからこそ未来にワクワクするし、自分がそんな変化のきっかけを作ったり、立ち会えたら最高じゃないですか!

あなたにとっての「オモシロい」って何ですか?ぜひおしえてください!

私が感じている「オモシロさの激流」に身を置きたい人は、きっとヒダカラに合ってます。

今、ヒダカラでは絶賛採用強化中です!

興味がある方は、ぜひ求人ページをご覧ください。

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