インターンプロジェクト | Unito inc.
リアルビジネスの立ち上げを通して、人生を変える数ヶ月を。
https://recruit.unito.life/bootcamp
IT業界など豊富なインターンプログラムが溢れる業界がある一方、インバウンドが盛り上がり強い追い風の吹く旅行業界、兆円規模の大企業がひしめく不動産業界には、まだ学生から活躍できるプログラムが少ないのが現状です。
Unitoは、そんな学生を旅行業界、不動産業界に迎えるべく、ホテルの立ち上げや新規事業企画など、様々なプロジェクトでこの現状を変えていきたい。そんな想いで、 3ヶ月の期間で各事業部のプロジェクトに社員レベルで参加し、リアルビジネスを体感するプロジェクト実践型インターンシップ「Unito Bootcamp」を開催しています。
今回は先日行われた「Unito Bootcamp」1期生の中間報告会をレポート!2024年11月に始動した1期生。1ヶ月半の中間報告に同期同士はもちろん、メンバー一同「こんなことやってくれてたの?!」と驚きの連続でした。
Unitoに興味のある方や、インターン先を探しているみなさまからのご応募をお待ちしています!(絶賛募集中です!)
今回の中間報告会は、Bootcampプロジェクトのキックオフで立てた成果目標と成長目標に対しての振り返りの場。
プロジェクトの折り返しである1ヶ月半のプロセスと成果、成長できたところと今後の課題について1期生同士で共有。5名を2チームに分けて開催しました。
「当事者意識と成長思考」を持って行動できる人材になってもらいたい」という代表取締役の近藤も印象深かったキックオフから1ヶ月半。
レベニューマネジメント、開業プロジェクト、ビジネス推進(営業)とそれぞれ違う部でインターンをする後半組3人のプレゼンは、「圧倒的な当事者意識」と「成長思考」が詰まった課題へのPDCA回しまくりの成長ストーリーでした...!
今回は後半組の報告会の一部抜粋レポです。
トップバッターは慶應義塾大学大学院1年 理工学研究科生の金子さん。大学で取り組んでいることはオペレーションリサーチ。商業施設やイベントによる周辺地域の賑わいを評価するための直線都市モデルを研究しています。(難しそう...!)
unitoでの主な業務内容は、OTA(Online Travel Agency)業務を担当するメンバーのアシスタントサポート。民泊運営を行うunitoに取って、OTA業務は売上に直結する要と言っても過言ではないポジションです。
具体的には、新たにunitoがOTAに掲載する物件の【アカウント作成→各種連携→物件写真の登録やその他修正(これまた深いチームの努力があります。後述)→公開する】業務です。そして公開後もページが充実するように、常によりアクセスされるような工夫をしています。
OTA業務の大切さとして「売上に直結する業務」と語る金子さん。
「OTAページの1枚目の画像を変えただけでも、PV数や予約率に影響する非常に重要な業務です。そして1日でも早い公開をし、さらに空いた時間でいかにサイトを充実させていくかも売上に影響してくる大切な業務だと考えています。」
「Unitoで学んだことは、【泥臭さ・顧客目線・主体性】の3つです。1つ目の【泥臭さ】は、OTAでの単純作業や待ち時間をいかに効率よくできるか。そして空いた時間に何をすべきなのかをどんどん考えて、自分から動けるようになったと考えています。
【顧客目線】に関しては、OTAサイトの管理画面だけででなく、実際に顧客が見る予約画面を眺める時間も大切にしています。その時に『このホテルにはどんな旅行者が来るのかな』と予想して、『じゃあどういう画像を最初に持ってきた方がいいのかな』などを考えています。
最後に【主体性】について。メンターからは一気にタスクのリストを送っていただき『自分でウェイトの高いものを選んで進めていってほしい』と言われています。
『タスクを振られたとしても、自分がウェイトが低いと思ったなら触らなくてもいい』と言われていて、そこから自分で考えて動く力がついたと感じています。
今後の目標は『脱メンター』です。具体的には『より主体的に考えて行動する』。意外とやってみたら自分で完結させられることも増えてきたので、メンター聞く前に1回挑戦してみて、もし難しそうだった場合に頼る。
また電話への苦手意識があるので、今後営業をする上でも断られることを恐れずに回数を重ねたいです。そのためには質問にすぐに答えられるように、自分が1番知っている状態を作った上で対応することで苦手意識も減るのではと思っています。」
次は早稲田大学1年生、プロジェクト開発部インターンの早川さん。
「成果目標は様々なFFEリスト*の改善業務、notionでのマニュアル作成、そして他部署の社員にインタビューし、課題点を見つけて改善案を提案すること。成長目標は【課題発見、 想像力 / 言語化力 / 抽象化力の向上】と、【主体性を持つこと】を目標にしました。」
*Furniture,Fixture and Equipment の略。家具・什器・備品のこと。
1ヶ月半の前半後半で担当業務が変わった早川さん。
前半は開業PMのサポートとして12月開業物件の家具家電や備品の発注→搬入→設置を担当。12月の物件開業の終了後は、 開発に実際にサポートとして携わった第三者としての視点を生かして、開業PM業務の改善や遂行業務を行ったそうです。
「Notionのマニュアル作成については、既存のマニュアルの改善に加えて河内さん(担当メンター)が別のインターン生が来てもわざわざ説明しなくていいように、 インターンを経験した私だからこそ分かる部分まで記載した『インターン生用マニュアル』を作りました。
そして1番頑張ったことはFFEリストの改善です。改善前は開業に必要な備品の発注時に、いちいち計算する作業が発生し非効率的でした。さらに搬入時も、計算を把握しているメンバーが限られていて、そのメンバーが現場で指示をするために作業も中断する場面が多かった。物件開業に携わることで『改善できるのでは』と感じたことが、改善に向けて動き出したきっかけです。
FFEリスト(スプレッドシート)の改善後は、他部署のブランドチームがFFEリストに数字を入れただけで、全部自動でスプレッドシートが連携されて、発注のスプレッドシート1枚で、開業PMチームも発注する部品の必要個数が一目でわかるようになりました。
搬入についても、スプレッドシートを印刷して業務委託の業者さんに渡しただけで、ある程度の仕事の指示はシートに記載されているので、仕事の効率をあげられたのではと思います。」
ただこの考察は抽象的で、本当に能力が上がったのは、スプレッドシートの関数スキルと話す早川さん。インターンになる前は関数が全くわからなかったレベルから、FFEリストの改善に取り組んでいるうちに、複雑な関数も操れるようになり、少しのエラーなら解消できるまでになったそうです!(関数の画像は掲載不可ですが、20個ほどの関数を連ねたシートもガンガン作成してくれました!)
「unitoでインターンをする前は、業務での問題を見つけることに難しさを感じていましたが、 インターンで業務改善に取り組む中で、みんなが見落としがちな課題点や認識しているけど優先順位の関係で着手できない部分など、そういうことが課題だとわかるようになりました。
質問力としては、インタビューする中で抽象的な聞き方ではなく『開業PMとの連携で、毎回作業が少し止まってしまうけれど、わざわざ業務改善として伝えるほどではないことはありますか』のように、質問の解像度を上げることで質の高い答えが返ってくることがわかりました。
想像力に関しては、出た課題点に対してのアプローチ方法をわかるようになりましたし、この現状を改善できるっていうのを、アイデアで収めるだけでなく、形にして提案するところまでできるようになったので、実行力がついたかなと思います。」
最後は早稲田大学 文化人類学部3年、Unitoではビジネス推進部所属の牛澤さんです。不動産業界と営業職に興味がありUnitoインターンにジョインしました。「成果目標は2つあって、営業として架電や問い合わせなどのアクション数を増やして、アポを10件獲得すること。もう1つが、商談での概要説明を1人でできるようになること。
成長目標は『相手視点に立ったコミュニケーション力をつける』こと、そして『数字を追う目線を持つ』という目標を立てて取り組んでいました。」
Unitoの営業インターンとして牛澤さんが受けていたミッションは「案件を得る」こと。リレント物件やマンスリーマンションの物件をUnitoに任せていただけるオーナー様を増やすため、メインは架電営業と問い合わせを担当しています。
「当初架電営業に関してはゴールを意識できておらず、営業のゴールも描けていなかったため、ただスクリプトを追いながら架電するだけでした。メール作成も、内容を逐一メンターに聞いていたので時間もかかり、リスト作成に関しても、chatGPTを全然使いこなせず、時間をかけた割には数十件しかリスト作れていない状況でした。
そこから試行錯誤したこととして、1つ目がインターン同期と課題を共有して、営業戦略を立てました。2つ目が、自分の考えを持った状態で相手に相談すること。例えばメール作成では、自分で書きたいことを考えた上で質問するようにしています。
最後に、周りの人とのコミュニケーションを大切にすること。具体的には、日頃の挨拶や会話を積極的に行うよう心がけました。
特に印象的だったのは、インターンの同期と蕎麦屋に行き、現在の状況や直面している大変なことを話し合ったことです。そうした交流があったことで、大変な状況でも心折れずにこの数ヶ月乗り越えられた要因と考えてます。」
成果として、しっかり開業案件を獲得していた姿も印象的だった牛澤さん。最初は同期よりもアポイントメントを全然取れない中で、上長の大田さんから『色々なやり方があるから、 自分のやり方でやってみたら。』と声かけをしていただいて獲得できた物件ということで、思い入れもあるそう。
「今後の課題と目標について、課題は『社外の人に伝える説明力と細かな数字への理解』です。どれくらいの利益が出るのか、どれくらいの面積の部屋で何ができるのかといった数字に関する具体的な質問にも対応できるレベルを目指していきます。」
それぞれ頑張った1ヶ月半へのエールとともに、今後の成長につながるフィードバックが贈られた。内容の深掘りや戦略の視点、伝え方の構成など実践的な内容は、プレゼンターだけでなく運営メンバーにとっても学びの多い時間でした….!
次回は2月の成果報告会!1期生5名それぞれ、東京と大阪での3ヶ月のBootcampはどんな期間になったのか、運営一同も楽しみです!
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