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キャリアの折り返し地点とも言える40代。これまでビジネスパーソンとして培ってきたスキルや経験を生かして、これからのキャリアビジョンを考える方も少なくないのではないでしょうか。
そんな40代で転職を決意したのが、現在シフトメーションで働く福島成典(ふくしま・しげのり)さんです。これまで、複数のIT企業でCOOを務め、都度、事業の成長に寄与してきた福島さんですが、2024年2月に入社。事業推進部の一員として働く福島さんに、キャリアの新しいステージとしてシフトメーションに入社を決めた理由や、これまでの経験を活かした働き方について伺いました。
社会課題解決で大切なのは、社会性と経済性を両立すること
――福島さんはこれまで、さまざまな業界・企業を経験されてきたと伺いました。そんな中、シフトメーションへの転職を決めたきっかけは何だったのでしょうか。
福島さん 私は新卒で株式会社リクルートに入社した後、起業や複数のアーリー・ミドルベンチャーで働いてきました。そして数年前にある企業でCOOを務め、クラウドサービスによって介護職の皆さんをサポートする事業に取り組みました。さらに子どもが産まれたことが転機となって、エッセンシャルワーカーの現場が抱える社会課題に興味を持つようになりました。
社会課題の解決には、国や自治体、さまざまな団体が取り組んでいます。でも、正直なところ、きれいごとだけで結果を出すのは難しいとも思うんです。いくら社会にいい取り組みをする企業があっても、ビジネスとして成り立たなければ、そこで働く社員や家族は暮らしていけません。だからこそ、“社会にとっていいこと”に取り組みながら、“お金を稼げる”組織を作る必要があるんですね。社会課題に取り組む企業にとって、“社会性”と“経済性”を両立させることが非常に大切だと思うんです。
そんなことを考えていた時に、前職の知人を通して知り合ったのがシフトメーション代表の能塚さんです。お会いして、“社会性”と“経済性”について非常にバランス良く考えられていると感じました。
「やさしさを包含した強さへの転換」。シフトメーションが社名を変更し、リブランドに取り組んだ際のnoteに記されていた言葉です。
これはつまり、「やさしさ(社会性)と強さ(経済性)の両立」だなと。結果、2023年12月に能塚さんに初めてお会いし、年が明けて2月にはシフトメーションで働くことになりました。
強みは、社員一人ひとりが“ビジネスパーソン”という意識を持っていること
――シフトメーションではどのような仕事に取り組んでいるのでしょうか。
福島さん 事業推進部に所属しています。事業推進部には、お客さまにサービスを案内して興味を持っていただく「インサイドセールス」と、実際にお客さまとお会いして受注へとつなげる「フィールドセールス」と2つのチームがあり、私はフィールドセールスを担当しています。お客さまに直接お会いして、商談を進める業務がメインですね。
――入社前と後でギャップを感じることはありましたか。
福島さん まずは想像以上に商品理解が難しかったです。もちろん自社商品について学ぶことはこれまでにもありましたが、シフト自動作成ソフト「Shiftmation」は、とにかく新機能のリリースが多い。日々勉強をしないと、商品理解が追いつきません。
また「Shiftmation」というサービスは、相手の業務オペレーションに入り込む仕事です。過去に、保険会社の営業を経験したこともありますが、保険に関する知識ってお客さまより営業担当のほうが豊富なんです。きっとそういう業界は多い。でも「Shiftmation」の場合、お客さまの知識量が圧倒的に多く、学ぶことが多い点も特徴的だと感じました。
あとは、思っていた以上に「Shiftmation」に興味を持ってくれるお客さまが多くいらっしゃいました。世の中に必要とされているサービスなのだと実感しています。
――シフトメーションで働いてみて、会社の「強み」と感じる部分はどんな点でしょうか。
福島さん シフトメーションの社員は、若いメンバーが中心です。私は45歳なので、もしかしたら自分の子どもといってもおかしくないくらいの年齢なんですね(笑)。そんな若手が中心の会社ですが、しっかりと数字を意識した仕事ができていることは強みだと感じています。営業職だけでなく、カスタマーサクセスに所属するメンバーもです。
カスタマーサクセスは、システム導入のサポートを行うチーム。トライアルから本契約につなげるために、いかにお客さまに寄り添うかを常々考えているからこそ数字に対する意識がしっかりあるのだと思います。社員一人ひとりが、きちんと“ビジネスパーソン”という意識を持っていることはシフトメーションの強みですね。
シフトメーションは、「最後に選ぶ価値がある会社」だと感じた
――経験を積んだミドル世代だからこそ、同じ会社で働いていても若手社員とは異なる見え方・感じ方がありますよね。
福島さん ある程度キャリアや経験を積んだミドル世代のビジネスパーソンが、「最終的に、本当に自分がやりたいことって何だろう」って考えることは珍しくないと思うんです。そして「気持ちがいい会社で、気持ちが良い人たちとおもいっきり働きたい」という答えに辿り着く人は少なくないのではないでしょうか。そんな会社で働く親の姿を見た子どもに、「仕事をする姿が楽しそうだなぁ」って思ってもらいたいんです。
私はCOOを任されていたとはいえ、ずっと営業畑で現場の最前線で働いてきました。だからこそ、これまで培ってきた経験を最後に活かす場所として、真っ当なビジネスで社会課題を解決できる会社で働きたかった。シフトメーションは、ビジネスパーソンが最後に選ぶ価値がある会社だと思ったんです。
――最後に、今後、シフトメーションでチャレンジしたいことを教えてください。
福島さん 会社の規模を大きくしたいです。これは野心ではなく、大きな課題解決のためには、経済的に大きくなる必要があるから。“社会性”と“経済性”の両軸をバランス良く大きくしていくことで、社会に必要なことに取り組む企業の成長に貢献できたら嬉しいです。