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「一人ひとりが輝く」お菓子作りの現場からーハンディギャップを乗り越えて
兵庫県の尼崎市に「シリゼ」という名前の小さなお菓子屋さんがある。カヌレやブールドネージュといったフランスのお菓子を伝統的な製法に基づいて作っている。 私はここのお菓子を初めて手に取った時、他のお店にはない「温かさ」を感じた。大きな工場のラインで作れらたものではないことが直感的に分かった。 「シリゼ」では何らかのハンディギャップを持つ人たち自らがお菓子を作っている。一般的に、ハンディギャップを持つ人たちは、比較的簡単な作業に従事することが多いのだが、シリゼではお菓子作りの基礎から学ぶことができる。生地を作ったり、お菓子を焼いたり、果ては包装まで、一連の作業をハンディキャップの持つ人たち...
青空の下が私たちの研究室
大阪から車を運転して、宍粟市山崎町にある丸林さんの自宅に着いたのは朝9時。 インターホンを押しても、電話をかけても梨の礫だった。 日にちを間違えたのではないかと心配になった。待てど暮らせど丸林さんが現れないので、私は前回案内してもらった丸林さんの畑に行ってみることにした。ビニールハウスへと続く畦道で私を出迎えてくれたのは、本人ではなく二匹の鶏だった。地面に落ちているコーンを啄んでいる愛くるしい姿を眺めていた時、丸林さんがビニールハウスからのっそりと出てきた。今朝は6時頃から畑仕事をしていたそうだ。農家の朝は早い。 50年前から有機栽培の勉強を始め、15年前から黒豆の栽培を始めた丸林さん...
[24卒/新卒必見]1ヶ月のインターン入社感想Q&A!!
こんにちは!私は24年卒業予定のKEVIN CHARLESと申します!この記事を書いている3日前が23歳の誕生日でした!笑出身はインドネシア,来日4年目です!日本語を含めて4カ国語話せます趣味はジム(anytime-fitness),K-pop,ファッションでーす!Q: 「Shotengai株式会社を知ったきっかけは?」A:Shotengai株式会社の担当者が大阪で開かれた外国人材イベントに参加なさってて、そこで「外国語ができるwebデザインの学生を募集したい」という事を、僕の学校の就職担当者に話したそうです。その担当者からShotengai株式会社を紹介してもらいました。Q: 「Sh...
人手不足の今、こんな事を言うの憚るけども言いたい事
中国に留学していた頃は、大学のキャンパス内にある留学生宿舎で暮らしていました。もう 15年くらい昔の事です。当時は中国の物価がとても安く、ビール1本の値段は2.5元(飲み終わった瓶を返却すると0.5元返ってくる、今のレートで計算したら50円)くらい、タクシーは初乗りで5元だったのを覚えています。でも親の仕送りは当てにしていなかったので(お父上がパチンコで勝った時くらい)、大学の日本語講師や雑誌のライター、さらに映画のエキストラといった臨時収入に頼りながら糊口をしのいでいました。1日の生活費は平均で8元ほどでした。 そんな中での唯一の贅沢は、金曜日の夜にキャンパス内のレストランで食べる「...
Hooked on Serenity: A Global Journey through Culture, Cuisine, and the Art of Fishing"静寂に釣られて:文化、料理、そして釣りの芸術を通じた世界旅行"
Hello everyone! I'm Stella Chao, just a girl who adores the art of fishing. It's not just a pastime for me; it's my escape, my way to unwind, reflect, and connect with nature. In our whirlwind lives, it's easy to forget the need for moments of stillness. Yet, when I sit beside the water, line cas...
自炊日常:在日本找到做饭的乐趣
这两个月来到日本大阪工作,我的味蕾经历了一次巨大的冲击。刚来的时候,面对遍地的寿司店、拉面店、炸猪排饭店,我兴奋极了,每天都要吃一家。从最正宗的刺身拼盘,到日式牛肉咖喱盖浇饭,从云吞井盖面到鲷鱼烧,我仿佛走进了一个美食的王国。In the two months since I came to work in Osaka, Japan, my taste buds have undergone tremendous shocks. When I first arrived, I was thrilled to see sushi restaurants, ramen shops, and ...
来日本2个月吃了2次还想再吃的美食
来日本已经两个多月了,我的味蕾被这里的美食完全征服!参加展会、拜访客户,东奔西跑,走遍了东京、大阪、神户、四国、广岛、福冈等日本各地,我尝遍了各地特色佳肴,每一样都让我回味无穷、念念不忘。有的吃过一次还想再吃,有的吃过两三次还想再吃,今天就跟大家分享四样给我印象最深刻的日本美食。I've been in Japan for over two months now, and my taste buds have been completely conquered by the cuisine here! Attending exhibitions, visiting clients, cr...
日本最慢新干线站长的有机大米和他妻子的唐饅頭
夏日傍晚,大阪小雨突降,井上植树和我受邀赴他表哥的晚宴。晚宴上表嫂市川提到她故乡宇和島的名产唐饅頭,我立刻联想到唐朝,猜测其名有中国渊源。表嫂见我对此蛮感兴趣,便提议我们去宇和島探个究竟。A Summer Evening in Osaka, light rain falls as Naoki Inoue and I are Invited to his Cousin's Dinner Party. During the dinner, Inoue's sister-in-law Ichikawa mentions the famous local delicacy "Tou-manju"...
Harmony in a Morsel: A Journey from East to West through the Spirit of Mottainai
Born and cradled in the enchanting cultural tapestry of the East and later having the privilege to soak in the ethos of Japan, my journey of life, rich in experiences, led me to the lively, welcoming embrace of North America. I am Stella Chao, co-founder and Chief Brand Officer of Shotengai, a br...
日本の自然の味を届けたくて
福井園芸は徳島県阿波市の農家さんです。出会ったのは五月に東京で行われた食品展示会でのこと。華やかなPOPに彩られた大手メーカーとは違って、少しは見劣りするブースだったのを覚えています。しかし、そのシンプルさが逆に自然からの恵を大事にしているような印象を受けました。こういった海外向けブースの出展料は決して安くありません。農家さんは、自治体が借り上げたブースに間借りするのが一般的だと思いますが、福井園芸さんは単独で出展していました。意識が高いというより、それだけ自分の商品に自信を持っていらっしゃるのだと思います。僕の目に留まったのは、もち麦をポン菓子にした「もちポン」という商品でした。裏返し...
Shotengai: Your Gateway to a Healthy Japanese Lifestyle
The sun rises in the East, its rays gradually emerging. On the horizon of the Eastern Isle, a brand new lifestyle brand is steadily rising, like the first light of dawn, radiating hope and vitality. This is Shotengai, a brand carrying the essence of a healthy Japanese lifestyle.What is a healthy ...
この熱帯夜に思うこと
昨日、西宮にある無限野草ゆるファームを再訪しました。このゆるファームでは「もったいない」をコンセプトとした作物を作っています。ひとつは製造過程でヒビが入ってしまい商品価値がなくなった黒豆を使ったお茶。もうひとつは畑に自生しているすぎなを使った野草茶。どちらも、本来は廃棄されたり焼却処分されてしまうものなのです。日本の食料自給率はたったの38%であるにも関わらず、食糧廃棄率は27%にもなっています。足りないのに捨ててしまうのは実にもったいないのです。私たちはお菓子のサブスクリプションを提供する企業として、こういった状況を改善するために何ができるか考えました。たどり着いた答えは、こういった「...
You never know what you're gonna get.
先週、赤穂へドキュメンタリーの撮影に行ってきました。「雲火焼」という幻の陶器をフィルムに収めるためです。江戸時代後期に「大嶋黄谷」という名陶家が発明したそうですが、後継者がいなかったので一度はその技術は途絶えていました。それを赤穂市在住の桃井香子さんと長棟州彦さんが20年の歳月をかけて現代に復活させています。雲火焼の模様は釜の中の煙と炎によって作られます。絵筆などは一切使いません。なのでどのような模様になるかは、焼きあがるまで分からないのです。桃井香子さんと長棟州彦さんは雲火焼の模様のことを「景色」と表現します。茜と黒と白が入り混じった模様は、時に赤穂の夕焼けの様に見え、時に瀬戸内海に起...