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消えていく匠の業

食品展示会を見学するために東京にいった時の話です。

浅草のホテルをチェックアウトし、駅に向かって歩いていると、小さなお煎餅屋さんを見つけました。おじいちゃんの話によると70年前に開店したそうです。最近は体力が衰えて、お店の中で煎餅を焼くこともできず、後継者もいません。あと数年でお店をたたむ決意をしたばかりでした。

「ごめんね。もし10年はやく来てくれたら、お煎餅分けてあげられたのにね」

都心の小さなお店も、地域の小さなお店と同じ問題に直面している様です

「今の若い子たちが、硬い煎餅食べなくなったしね」

日本の技術は一つまたひとつと消えて行っています。

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