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総合商社→メガベンを経験してきた私がアンビエントナビを選んだ本当の理由

髙平 諄也(たかひら じゅんや)

VP of human resources 

早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、新卒で伊藤忠商事株式会社へ新卒入社。
繊維カンパニーブランドマーケティング部門にて、取扱ブランド製品のインポートやライセンス関連業務に従事。その後株式会社リクルート(旧:株式会社リクルートキャリア)へ入社。人材紹介事業の法人営業として、主に消費財やtoC向けのサービスなどを提供する法人企業に対して採用支援コンサルティング業務を約6年間担当。リクルートで働きながらアンビエントナビには業務委託として従事。飲食店舗運営及び自社のWEBマーケティング事業に従事。2024年より正式にアンビエントナビに参画。




新卒で大手企業を選択した理由とは?


橘:改めて、髙平さんの経歴を教えてください!


髙平:新卒では伊藤忠商事株式会社へ入社しました。繊維カンパニーのブランドマーケティング部門に配属され、主にヨーロッパ主要国を中心に、アメリカ、中国、その他アジア圏などの幅広いエリアから日本国内へ海外アパレルブランドの製品をインポートする業務を行っていました。その他ライセンス関連業務や契約関連業務なども一部行っていました。

その後株式会社リクルート(旧株式会社リクルートキャリア)に転職、2024年までの約6年間は人材紹介事業の法人営業として、大手〜スタートアップの幅広い領域の企業に対して採用支援を行っていました。実はリクルート時代転職を本気で考えていたタイミングでもなかったのですが、代表夏目と出会ってからリクルートと並行しながらアンビエントナビには業務委託という形で定期的に携わりながら、WEBマーケティング関連業務を担当しておりました。そして2024年〜正式に入社をしたという経緯となります。


橘:そうだったんですね。所謂大手企業からメガベンチャーと呼ばれる企業を経験されてアンビエントナビに入社されたんですね!そもそも新卒で伊藤忠商事へ入社されたのは、どうしてだったんですか?


髙平:はい。実は新卒のタイミングから今に至るまで一貫している想いがありました。それは、「仕事を通じて、世の中がよりよくなるような事業やサービスを後世に残したい」という想いです。

このような想いに至ったのは、趣味のバンドのライブイベントを今までたくさん企画する中で、今までにないような催しや演者も観客も盛り上がるような仕組み作りを作って皆が楽しんでくれて、その仕組みが別の人が主催になっても残っていたりするような経験をした際にとても大きな喜びを感じ、この経験を抽象化させて仕事へ取り組むモチベーションへの価値観への転用したことがきっかけです。

新卒就活の時には、仕事をしながら新しいことにチャレンジできる(またはするためのビジネススキルが身に付く環境)、世の中への影響範囲の広さが大きいかどうかという2軸で就職活動先を探しており、総合商社、外資系金融、コンサルティングファーム、メガベンチャー、IT系スタートアップなどを中心に100社以上の企業を受けており、その中から伊藤忠商事を選びました。



大手からメガベンチャーへ〜転職という決断〜


橘:その後リクルートに転職することになりますが、どのような経緯からだったのですか?


髙平:そうですね、伊藤忠商事ではダイナミックな仕事に携わることができたり、周囲に優秀な方や様々なバックグラウンドの方が多く、学びや刺激の大きい環境でした。

一方、大手企業であるからこそしょうがない部分もあるのですが、年功序列な制度が残っていたり、キャリアパスが均一化されていることから、自分が何年後にどういうキャリアを歩むのかある程度道筋が見えてしまいました。

もちろん伊藤忠商事は日本を代表する本当に素晴らしい会社だと思いますし、そこで働いている社員はとても優秀な方々ばかりでしたが、自分の仕事を通じて成し遂げたいと思っている目標に到達するには、仕組みや制度上時間がかかりすぎるなということに働き始めて段々と気づいてきました。

そんな中、20代のうちに理想のキャリアに向かうためのスキル開発ができる環境で自己実現に近づいていきたいという想いで転職という選択をしました。


橘:なるほど!そんな中、リクルートへ決めた理由はなんだったんですか?


髙平:2社目への転職の際に自分が大事にしていたことは、「仕事の属性」と「人」が求めている環境に近いかどうかです。

具体的に言うと、

(1)20代のうちからいろんな企業経営者と直接関わりを持てて対等な立場で仕事ができる環境かどうか

(2)一緒に働く人たちが熱量高く個人のキャリア開発に向かってお互い刺激をしあっている環境かどうか

という2点を重要視していました。

自分の目標に向かってスキルを身につけたいと感じていたものの、将来的に勝負をしたい領域・事業内容が明確に決まっていない状態だったため、業界、規模、事業・サービス内容などに関係なく必ず企業が必要としており、経営レベルの意思決定に関わることができる「人材」領域を選びました。

人材系企業の中でもリクルートを選んだ理由は一緒に働く「人」の部分です。


橘:環境を大事にしていたということなんですね。実際そのような想いを持って転職をされて働いてみてどうでしたか?


髙平:リクルート時代は本当に充実しており、実に多くの企業に対して採用支援をすることで、経営者や経営の意思決定者と関わりを持って学びや刺激が多かったです。

またリクルートは組織内外の異動や入退社なども頻繁に起こる新陳代謝が良い経営をしていたため、常に新しい出会いもありました。「採用」という分野で業界と合わず数多くの顧客と向きあことができて、その上で創意工夫の余白もある仕事内容にはやりがいを感じておりましたし、社内の仲間も本当に素敵な人たちばかりで楽しい日々を過ごしておりました。今思うとリクルート生活は社会人として青春時代を過ごしていたという感覚ですかね(笑)

ただ今思うと、そんな居心地の良いリクルートという環境で長く過ごす中、本当に自分が成し遂げたかった想いがだんだんと忘れかけていたタイミングでもありました。



忘れかけていた志を呼び起こされる出会い


橘:すごく刺激的で楽しそうですね!でも、そんな中で最終的にアンビエントナビへの転職を決めたことは何がきっかけだったのですか?


髙平:それはもう完全に弊社代表の夏目の想いを本気で実現したいと思ったからですね!


とあるきっかけで夏目とは出会ってからは何度も飲みに連れていってくれておりました。まさか一緒に働くことになんて最初は思っていませんでしたね!笑


橘:最初は業務委託として副業として働いていたと聞きました。


髙平:はい。実は夏目からの誘いもあり、リクルートで働きながら休日にはアンビエントナビで働くという生活を送っておりました!飲食店事業およびWEBマーケティング関連の業務を任せてもらってましたね!


橘:そんな中転職の決め手はなんだったのですか?


2023年の夏頃、夏目からアンビエントナビで正社員として働かないかというオファー正式にお声掛けがあったことですね。

本気で高い場所を目指して打ち出している壮大なビジョン、そこから逆算し尽くして今日やるべきことまで行動に落とし込んでいる綿密さ、不確定要素もある中でリスクを踏まえたストーリー設計を何パターンも粒度細かく考えている点、既にAI・DX化を社内全体で進めていく圧倒的な行動力とスピード感、経営に対する考え方・・・などを聞いて自分との視座の違いを大きく感じました。

その上で何より衝撃的だったことが、なんと夏目が自分と同世代だったことですね!これは相当考えさせられるものがありました。


橘:というと?


髙平:夏目が目指している世界観の中で、自分の仕事を通じて叶えたいことが実現する可能性を共通する部分をすごく感じたのです。

正直キャリアイメージの中で自分が本当に目指していたものを改めて考えさせられる大きなきっかけとなりました。

同じ方向性の成し遂げたい想いがあったのに、新卒入社式の4月1日には自分は超大手企業の入社式に参加をしており、方や学生起業をしていた夏目は自宅の一室の机で一人で朝を迎えていたそうです。

一般的なキャリア選択におけるスタートラインが真逆でしたし、スタートラインが全然違う中でしたが、経営者として50名規模まで組織を拡大させていたており、今後はさらに事業・組織を拡大をしていくというお話を聞いて本当にワクワクしていました。




自分自身と向き合って何度も問い直した


橘:社長と同世代で、そこまで衝撃を受けたということは転職することを即決したのでしょうか?


髙平:いや、それでも時間がかかりました。

リクルート生活も非常に充実しており、仕事も楽しいし、職場の上司・先輩・後輩・同僚とも関係性は非常によく、居心地はかなりよかった分相当悩みました。

実際にオファーをいただいたタイミングで、とにかく自分自身に「人生を通じて本当に何をしたいのか?どう生きたいのか?」を改めて何度も問い直しましたね。


橘:そうだったんですね。具体的にはどんなことを考えたのですか?


髙平:自分の志を達成するためには以下の5つが大事だと考えてました。

・会社に大きな志があり、社会に大きな影響を与えられるというワクワク感があるか

・市場、競合、顧客などをきちんと捉えて、大きな志に向けて成長できる算段のもと勝負しているか

・社長、ボード陣・マネジメント陣が魅力的な人たちかどうか

・優秀な仲間が集まっており、組織として同じ方向に熱量を持って向かっているか

・その中で自分が貢献できるイメージが持てるかどうか

アンビエントナビの社長・役員・社員に何度も会って、すり合わせを行いました。考えに考え抜いて悔いのないように選択をしようと思ったんです。



アンビエントナビには欲しかったものが全て揃っていた!


髙平:何度も会社に足を運びたくさんの人と会って考えぬきました。

先ほど上げた5つについては十分すぎるほど理想に近かったです。

自分が社会人になるタイミングから持ち続けていた「仕事を通じて、世の中がよりよくなるような事業やサービスを後世に残したい」という志をこの場所でなら叶えられそうと強く思いました。

また自分に本気で向き合い、自分を必要だといってくれる社長の粘り強さにも根負けした部分も大きいです(笑)

アンビエントナビという環境であれば自分の想いが達成できると本気で感じましたし、実際に働き始めた今となっては大手やメガベンチャーでは感じることのできなかった働いていく上で組織とともに自分が成長をしているという手触り感を感じながら仕事ができています。そして、急速で進んでいくAI・DX化に関しても、柔軟に取り入れていく経営方針にワクワクが止まりません。


橘:ありがとうございます!今後の目標について教えてください!


髙平:ぼくの仕事を通じて達成したい思いの根本は変わっていないかもしれないです。「仕事を通じて、世の中がよりよくなるような事業やサービスを後世に残したい」という思いです!

改めて遠回りはしましたが、アンビエントナビであれば本気で目指せると感じていますし、より経営に近い立場で、組織作り、事業作りに関わっていきたいと思っています!




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