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こんにちは。株式会社セブンデックスでデザイナーをしている正木です。
突然ですが、みなさんはご自身の仕事にワクワクしていますか?
自分の将来に対して、どのような可能性を感じていますか?
私はワクワクしながら働きたいと常々考えていますが、新卒3年目というタイミングで一部業務において慣れが生じ、気づけば自然と型に嵌まろうとして、自分の可能性に目を背けねがら粛々と仕事と向き合うこともありました。
今回は、もう一度デザイナーである自分自身の可能性について考えることで「もっとより良い成果を出すことができる!」という気づきを得て、日々ワクワクしながらプロジェクトに向き合えるように、社内のデザイン組織で実施したワークの内容をご紹介します。デザイナーの方やデザイナーと働くみなさんにとっても、デザイナーの在るべき姿について少しでも共感や気付きを得ていただければ幸いです。
はじめに
前述の通り、今回実施したワークはBCSのデザイナー像の解像度を上げて、プロジェクトチームにおけるデザイナーとしての価値創出の可能性を気づきとして得ることを目的としました。
その前に、「BCSって何?」という方がほとんどかと思いますので、簡単にご紹介させていただきます。
BCS(Business Creative Studio)という事業について
BCS(Business Creative Studio)事業とは
BCS事業の支援範囲を表した図
BCS(Business Creative Studio)がどのような事業であるかをひとことで表すと「ビジネスを変革と成長させるためのパートナー」です。
役割をビジネスの変革と成長させるパートナーとして置いているため、プロジェクトのゴールに応じて支援するサービス内容は柔軟に変化し、デザイナーに求められるアウトプットも多岐にわたります。この柔軟性の高さが特長としてある一方、特に新入社員の方は入社間もない頃「やれることが広く深いため、プロジェクトでどのように立ち回ればよいのかなかなか掴めない」という課題感を抱くことがありました。
そのため、今回のワークを通して事業の特性を踏まえたデザイナーの在るべきスタンスや、各プロジェクトでの理想の動きについて共有することでデザイン組織として引き出しを増やし、みんながワクワク働けるようになるのではないかと考えました。
BCSのデザイナーに求められることは?
このようなワークは当事者(デザイナー)だけで考えがちかと思いますが、私たちは基本的にプロジェクト内でチームワークが求められるため、デザイナー以外のビジネスディレクターや統括といったメンバーにもBCSのデザイナーに求めることをヒアリングしてみました。
ヒアリングを通してあがってきた意見や、デザイナー同士で議論してあがった内容からBCSのデザイナーに求められることを抜粋してご紹介します。
1. 顧客が求めていることを適切に理解できること
大前提、顧客の要望を適切に理解できることはプロジェクトの目的を達成するためになくてはならないことです。ディレクターや統括に逐一要件や詳細をお伺いするのではなく、主体性を持って顧客から直接理解するような姿勢があってこそ、チームメンバーとして伴走できていると言えます。
2. こだわるべきポイントと、そうでないポイントが見極められる
目的の理解不足や自身のエゴから、顧客から求められていない部分や細部に時間をかけすぎてしまう人も世の中には一定数いると思うので、その見極めができて成果を最大化できる人はとても魅力的だと感じる。
3. 「顧客の成功」と「自社の成功」の両方の視点でプロジェクトを推進し議論ができる。PdMのような動きができること
ビジネスディレクターとデザイナー、どちらかが優位に立つのではなく同じ視点を持って「どうすれば顧客が喜び、自社にとっての成功にも繋がるか」を考え議論できるとアジリティ高く、気持ちよく仕事ができる。
作業ではなく提案、拡張を行い、顧客と夢を描きリードする必要がある。
4. BCSの事業価値を分かりやすく且つ情緒的に伝えること
プロジェクトによっては抽象的なテーマを多く扱うものもある。そのまま顧客に伝えると難しい話として処理され、十分に伝わりきらないケースがある。そんなときに、どのような顧客に対してもBCSの考えを理解しやすいように整理し視覚化することで分かりやすくデリバリーすることが求められる。
e.g. 議論中の抽象概念を空中戦にならないように即座に図解する。提案内容を理解しやすい資料にデザインする等
BCSと仕事をするのが楽しいと思っていただけるように、グラフィックを通してメンバーの気持ちを昂らせることもできる。
5. ユーザー視点を死守する
ビジネス視点を持つことの重要性は言わずもがなだが、ユーザー視点を死守できるのもデザイナーの役割。場面に応じて、この2つを意識的に使い分ける必要がある。
振返り
これまで暗黙の了解で「BCSのデザイナー像」としてあったものが言語化されることで、デザイン組織全体で共通認識を取れるようになってきたと思います。また、事業の特性としてプロジェクト毎にあらゆる働きが求められるからこそ、各場面での「こう動くともっとチームで成果をあげられる」という、自分自身の可能性にも気づけたのではないかと思います。
プロジェクト単位で日々業務が進んでいくため、デザイナー間での情報交換の機会が減り自分の思考の範疇で仕事をすることになりがちですが、仕事で成果をあげる人のスタンスや具体的な動きを知ることで、事業成長という目的に向かってよりワクワクしながら業務に向かえるようになるのではないかと思います。
デザイナー像の解像度は引き続き高めていく必要がありますし、業務を行っていく中で日々アップデートされていくものだと思います。個人でもデザイン組織でも、自分達がしたいこと、できること、在りたい姿に思考を巡らせ語り合えるような組織でありたいと思います。
もっと「大きく、強く、面白く」。そんな組織になっていきたいですね。
セブンデックスのデザイン組織の取り組み
今回ご紹介したワークのように、セブンデックスでは隔週でコミューンという学びの場を設けています。その他にも、デザイン組織として様々な施策を実施しています。詳しくは、弊社デザイナーのるいさんが社内施策について紹介している記事もありますので、気になる方はぜひご覧ください。
おわりに
セブンデックスでは一緒に働くメンバーを大募集!
自分たちの可能性を広げながら、共に切磋琢磨して成長していけるような方と出会えると嬉しいです!
ご興味がある方は、ぜひカジュアル面談にもお申し込みください。