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【時事通信 -CEOの独り言-①】イーロン・マスクの現代教育のメッセージから伝えたいこと

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特に痛快だったのは、

「物事の本質を説明できれば、やる気につながり学ぶ目的を理解するはずです。」「物事のなぜ?は大切です。」という部分です。

日本の義務教育は素晴らしく、右脳(想像力や感性)を高めるための語彙力を養う国語と左脳(論理性)を高めて理解力と建設的思考を促す数学(算数)は北米の公立レベルよりはるかに高いです。ただ、その義務教育を超えた教育モデルが旧態依然としており、現代に即していないことは否めません。偏差値を上げることが目的化していて、本質を追求するために思考力を高めることや必要な知識を主体性をもって習得という点から逸脱しています。

教育の目的は時代の変化に伴い変わるものではありますが、ハイテク時代の現代においては、「本質を理解、追求する思考力を身につけること」であり、目的もなく知識のみを植え付けるものではないと思います。日本の社会って全般的にその「なぜ?」を追求して本質を理解、追求するという点から乖離し、結果として多くの人々が無関心になる国民性を助長したところは否めません。

働くことだって、その仕事を自身が理解し共感できれば、モチベーションも上がり、仕事そのものが楽しくなり結果として報酬や機会がもたらされます。逆に単に偏差値が高いから、学歴があるからという理由で、理想のビジネスライフを送れる時代はすでに終わっています。

「本質=目的思考&志向」

たとえアルバイトでもお金を稼ぐだけでなく、その仕事(与えられた業務)の本質(目的)は何なのか?どこをゴール(目的)に考え、行動することが最善なのか? 

そうしたモチベーションで臨めば、

アルバイトも知識の習得や思考力を高めるチャンスであり、また社会との関わりという点でもより良い機会と考えることができるでしょう。

Aburi Groupの3つの経営目的の一つに、ES(EX)という概念があります(ES=従業員満足、EX=従業員体験とEX)。ESとは一般的ですが、EXは聞きなれないかもしれません。これは、そこで働くことが自身の健全なキャリアップにつながり、仕事観・世界観を高めることができるという意味で、その時間に価値を見出すことが出来ることを大事にしています。

目的思考を高く持って臨めば仕事でも楽しさは見つけられるし、結果もついてくるものです。「逆に将来何していいかわからない。」「今探し中」などと言っている人はとりあえず、今自分が与えられていることに目的意識を持って臨むといいでしょう。やりがいを見出せる思考の人は、ジャンルを選ばずまず何をやっても目的思考を持って臨む習慣を持っています。

そうしていく中で自分の得意性ややりがいを感じたことに執着していった結果、

”やりたいことは見つけることができる。”

のだとおもいます。

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