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【社員インタビューVol.12】好きを好きでいられるように。土台作りの未経験キャリアチェンジ #CS

こんにちは、ドクターメイトのアオパンです!

ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、日中医療相談夜間のオンコール代行サービスのほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。

今回ご紹介するのは、小さい頃から憧れ続けたアニメ業界を経てドクターメイトにジョインしたこの方! カスタマーサクセスの、もこまるさんです。

前職はアニメ制作だけどファーストキャリアは看護師、という激レアキャリアのもこまるさん。
キャリアチェンジのきっかけや意思決定のポイント、今のお仕事について聞いてみました。

人に感動を届けたい!映像表現の魅力にときめくオタク女子

簡単に自己紹介をお願いします!

はい! ドクターメイトでカスタマーサクセス(CS)という仕事をしております、もこまるです。
サービスを契約してくださったお客様の最初のサポート担当として、利用開始から3ヶ月間を一緒に走っていく「オンボーディング」に携わっています。

趣味は友達と遊ぶことと、音楽を聴くことです。いろいろなアーティストの曲を聞きますが、特にUVERworldの大ファンで、語り出したら止まらないです!
最近ではまっしろでモフモフなサモエドの動画を見たのがきっかけで犬に目覚めまして、ずっとわんちゃん動画を見ています。いつか飼いたいなぁ〜。

そしていちばん好きなものは、アニメーション! でも、アニメのキャラじゃなく、「映像表現」のオタクなんです。

アニメ業界に憧れ始めたのは9歳の時。ある夜、当時ハマっていたアニメキャラクターがたくさん出てくる、とっても楽しい夢を見て。その夢に感動して泣いた私は「この夢、もう一回見たい!」と熱望しました。

当時はそのキャラたちが本当に存在すると思っていたので、どうやって映像を撮っているのか調べたらなんと……「絵」だ! と知って(笑)。そこからイラストを動かす技術のすごさ、映像作品の魅力に引き込まれて、アニメーションの世界に憧れるようになりました。

どんなキャリアを歩んできたのですか?

アニメ作りの仕事への憧れはずっとあったんですが、10代のときに「だいぶ大変な仕事らしい」という噂を聞いて、生きていくためには違う道を選ぶべきかもと考え始めました。

そのときハマっていた漫画が「鋼の錬金術師」で、国家資格を持ってる人ってかっこいいなあって思ったんですよ(笑)。それで、私も国家資格が欲しい! と思って、15歳くらいから医療業界の資格取得を目指しました。

最初は「魔法使いみたいでカッコイイから」という安直な理由で薬剤師を志望してたんですが、学力が全然足りなくて……(汗)。たまたま病気で通院した際にカウンセリングしてくれた看護師さんとの出会いで「看護師も素敵!」と思うようになり、2回目の受験で鳥取の看護学校に受かりました。薬剤師を目指した勉強の甲斐もあって、主席合格! いい仲間に恵まれて、同級生みんなで看護師になることができました。

でも、やっぱりアニメへの想いは止まらなくて。一貫して「映像カッコイイ!」「いつか絶対コンテンツスタッフになって、人を感動させたい!」という気持ちでいました。

憧れ続けた映像業界への道について聞きたいです!

本業として安定職につきながら、自主活動としてアニメ作りをしていきたいと思っていたのですが……実際のところ、ひとりでは大したことはできなくて。パラパラ漫画みたいなものを作っては、「本当にやりたいなら、プロの世界に行くしかない」と考えるようになりました。

とはいえ、せっかく看護師になれたのにペーパー資格では嫌。3年間は働いてしっかりキャリアを作りつつ、挑戦のための軍資金を貯めようと決めました。ピッタリ3年働いたところで目標額が貯まったので、ヨシ!と東京に飛び出してアニメ業界を目指しました。

1年間、専門学校に通ってひたすら絵を描いて。卒業後は看護師資格を活かし、派遣社員として有料老人ホームで働きながら。独学で動画制作ソフトを学び、就職活動を続けました。

最終的に「撮影(静止画をまとめて映像にし、特殊効果を加えてかっこよく盛る、映え担当)」の仕事で、憧れのアニメ業界に入ることができました。

会社の人たちはすごく良い人ばかりだったし、戦友みたいな同期の支えがあって頑張れましたが、やっぱりアニメ作りは大変で……! あんなに好きだったアニメを嫌いになるくらい働きました。扱う作品が有名なタイトルではなかったこともあり、「人を感動させたい」という夢を叶えた実感も無いままでした。

でも、3年目のときに偶然、9歳の時に夢見た大人気アニメを担当することになって!  この制作に関わったことで、自分が予想していた以上の反応がもらえて、すごく嬉しかったです!

SNSでの反響も大きかったですし、スタッフクレジットにほんの一瞬表示された私の名前を見つけた友人が連絡してくれたりもしました。おかげで、こんなにたくさんの人が見てくれて、感動している作品に関われたんだ!という大きな達成感が得られました。

9歳の自分が夢見た原点で、「人を感動させたい」という目標を叶えることができたので、撮影職を離れることに決めました。

大事なものを大事にするための「土台」を作ると決めた

転職のきっかけと、ドクターメイトとの出会いは?

やっと憧れのアニメ業界に入れたとはいえ、やっぱり「好きなものを好きでいたい」という気持ちが強くて。大事にしたいからこそ、このままじゃよくないと思いました。

看護師と、アニメ制作者。人と積極的に関わる仕事と、黙々と作業を進める仕事。180度違う仕事を経験したことで、私には「人と関わる時間」も大切なのだと気がつきました。

たくさん考えて「好きなものは好きのままでいたい」「やりたいことができた時に、素直に挑戦できるよう、余裕のある自分になろう」と思ったんです。そのために、軸足になるような仕事に就きつつ、趣味や副業などで映像クリエイターの活動をしていきたいなと思いました。

Wantedlyを使って「医療」を軸に転職活動を始め、ドクターメイトを見つけました。記事を何件か読んでいるうちにCSという仕事を知って、志田さんの記事の「元看護師のキャリアチェンジ」という部分が自分と重なったので、面白そうだなと思って応募しました。

選考では未経験丸出しの会話だったと思うんですが「愛嬌があって好かれるタイプだと思う。根本の性格が、CSに向いてると思うよ!」と言ってもらい、自信をいただきました。

他人を大事にしているメンバーがいきいきと働いている会社だし、最終的にはとにかく楽しそうだと思って入社しました!

現在はどんな仕事をしているんですか?

6月にオンボーディングチームに配属が決まってから、7施設のお客様をサポートしています。導入直後は慣れていないからこそお客様の心が折れやすい時期だと思うので、特に丁寧にご案内して、長くご愛用いただけるように頑張っています。

お客様に私のことを信用していただかないとただの問い合わせ窓口になってしまうので、しっかり接点を取って、関係を作りながら進めることを大事にしています。信頼関係でお客様と会話するのが、カスタマーサクセスだと思うんです。

具体的には気を許していただけるように、愛嬌のある声や口調を意識して、ハキハキ喋るようにしています。もしお客様が砕けた雰囲気だったら、こちらもかしこまり過ぎずに朗らかにお話しするようにもしてますね。できれば、友達みたいになりたいんです。

でもその気持ちが行き過ぎてしまって、ちょこちょこ失礼にもなりかねない失言をやらかしてしまっているので反省しています……(汗)。褒めたつもり、謙遜したつもりで信頼を失っては意味がないので、ちょうどいいバランスでお話しできるように修行中です。

未経験からのキャリアチェンジでしたが、やってみてどうですか?

とっても丁寧に教えてもらいました。OJTを含めカリキュラムがしっかり組まれているので、未経験でも安心できる環境。失言を除けば、私も順調に育っていると思います(笑)!

お客様の前に出られるかどうかの試験は細かい項目が用意されているので、合格するまでに複数の先輩と壁打ちさせてもらって、たくさんフィードバックをいただきました。悪いことばかり言われるんじゃなくて、よかったところは褒めてもらえるのでモチベーションが高まって、伸びやすかったと思います。

自分の部署とは違うところでお世話になる、2週間のインサイドセールス研修もありました。新卒の子たちと3人1チームになって電話をかけながら、お互いにフィードバックしたり、成功したことを共有しあったりできたのでよかった! 最終系のスクリプト(架電台本)は、その3人で作ったんですよ。

IT業界は初めてで新卒みたいな状態でしたが、事業の全体像も業務フローも一通り理解することができましたし、しっかりチェックしてもらえたので独り立ちできました!

特殊なキャリアかもしれないけど、今とっても幸せ!

仕事をする上で、これまでの経験は活きていますか?

正直あまり実感はないのですが、施設スタッフがお話しになる「褥瘡(=床ずれ)」「尿バルーン」みたいなワードがすんなりと理解できるのは、医療を学んだことがあるからかな、と思いますね。

それから、介護付き有料老人ホームで働いた経験も少しあるので、お客様の状況をイメージしやすかったり、お悩みを理解しやすい部分はあると思います。

とはいえ医療福祉から離れていたブランクは長いので、日々勉強させていただきながら業務に取り組んでいます。社内のSlackで医療や介護の最新情報がシェアされることも多いので、しっかりキャッチしていきたいです。

我ながら特殊なキャリアだなとは思いますが、看護師の経験も、老人ホームで働いた経験も今に繋がっているなぁと感じています。

アニメ業界から離れてみたことで、やっぱりアニメが大好きだ! ってことも再認識できました。ドクターメイトは副業OKの会社なので、そのうち、個人で映像の仕事もやっていこうと思っています!

最後に、読んでくださっている方へメッセージをお願いします!

新しいことに挑戦したいというやる気のある方に、ドクターメイトのCSをおすすめしたいです。丁寧に教えてくださるのでキャリアチェンジの入口としても安心できると思います。

会社全体にやる気があるので、ついていくのはちょっと大変です。でも、自分も自然と「前を向かなきゃ!」「やってみたい!」というポジティブなエネルギーが湧いてくるので頑張れてます。

あとは個人的な意見ですが、オタクの人! オタクの人に入ってきてほしいです!

クリエイターの世界ではオタクがマジョリティだったので、映画・音楽・アニメなどなど、何か好きなものにどっぷりと浸かれる方と語り合いたいなぁ(笑)。

代表の青柳さんは漫画好きで、組織のことを麦わら海賊団に喩えたりするし、社内に向けてミサトさんの次回予告風に情報発信したりもする面白い人なので、ネタをわかる人が増えたら喜ぶと思いますよ。

ぜひお待ちしています!

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