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不安除去作業

どーも堀内です。

他の人に何かをお願いする時、本当に大丈夫かな〜なんて思うことありませんか?
特に新しいことを始める時や普段とは違うことをしてもらう時には強くあるんじゃないかと思います。

「不安」がそこにはつきものだと思っています。
あれやった?
これ大丈夫?
こうしてね!
ここは気をつけてね!
みたいな声掛けをしているんじゃないでしょうか?

今の立場になって、人に任せることややってみてもらうことが本当に増えました。
家族でも子供にチャレンジさせることも多いですし、仕事でもチャレンジしてもらうことが日々あります。

ましてや、弊社のような仕事の場合、毎回違う内容が含まれた仕事があります。
そもそもクラベスでは、「他の会社と同じで〜」ということであれば、弊社へのご依頼は断ってしまいます。パッケージを使ったり、既に存在するものを使ったほうが良いですよ、というオススメをしています。大小問わずチャレンジすべき内容が無いお仕事は、クラベスには存在しません。

なので、いかに新しいことや初めてやることの成功率を上げるか、が重要になります。過去にやった経験を活かす方法を考えることもそうですし、安全な部分と挑戦な部分を切り分けることも大事です。

とはいえ先述の通り、「不安」がつきまといます。
先程の確認は、実行者(実施する人)の不安も取り除くためにも必要なんですが、実際には依頼者の不安を取り除く作業になっていると思います。
実行者のためを思うと、事前に情報が揃っていたり、マニュアルのようなものがあったり、答えが見えていたり…そうなってくるとチャレンジするエリアが狭まってきて、依頼通りにことを進める「作業」になっていってしまいます。

実行者にとって、一番の不安は「失敗したらどうしよう」だと思います。

「失敗しても大丈夫!なんとかなる!」という気持ちにしてあげるのが一番なんだと思います。
得体のしれない「なんとかなる」自信を持っているのが僕のような人間になるのですが、普通はそうじゃないです。

※そんな人ばかりだと安定しません。笑

信頼のもとに「なんとかなる」を作ってあげる必要がありますね。

例えば、
いきなり叱られるわけではないとか、
本当に取り返しのつかなくなる前にアドバイスや修正をしてくれるとか、
失敗してもリカバリーするプランがあるとか、
リカバリープランがなくても一緒に考えてくれたり対応してくれたり、とかが必要なんだと思います。

ここで一発勝負をしようとする実行者の方をよく見かけますが、それは不安を取り除く作業を怠っています。依頼者に途中経過を共有し、積み上げていくことで、不安は取り除くことができます。

オープンにできる強み

これができる人が、新しいチャレンジを任せられ、どんどん成功する人につながっていくと思います。

一方、依頼者側の不安の話。

シンプルに言うと、声のかけ方、声のかける頻度でかなり変わります。
問題は、依頼者の不安を取り除くために実行者を不安にさせたり、精神的負荷を欠けてしまうやり方になっていないか、考えることが大事です。

「これ大丈夫?」って聞かれるのと、「これいつできるの?」は違いますし、「まだ?」みたいなのは最悪ですね。苦笑
忙しい上長の方が言いがちなセリフな気がします。

依頼者が安心するためには、たとえば、「計画を出して」とか「今後の流れを教えて」とか、
そういうフレーズになると思いますが、そもそも丸投げにしている依頼に対してそう聞かれると、反発心が生まれます。

計画する期間がないのに聞いたりする人もいますね...最初に「計画立てて進めてもらえる?」「途中経過を明日聞いてもいいかな?」みたいな話だと、精神的な負担は軽減されるかと思います。

基本的には、重要なことを決めた状態で依頼することが大切です。
達成すべきこと・納期・使えるリソースなどなどですね。

そこで、なにか疑問があれば確認し、「協力すべき点があれば声かけてね」みたいな依頼の仕方が最良だと思います。どこまでいっても途中進捗の確認が依頼者の自身の不安解消になっていて、自己満足になっていないかは考える必要があります。

サポートにつながるような声掛けをしていきましょう。

一番良いのは途中経過が見える状態になるような依頼の仕方をすることです。
途中経過を実際に見るのが不安を取り除くのに一番いいです。依頼者も実行者も不安が取り除きやすい状態です。

依頼する立場、依頼される立場になることが常にあると思うので、上記のようなことを意識してみてはいかがでしょうか?

ではまた。

2024.06.21 堀内文雄(まだ6月なのにこの暑さは...溶けるぞ)

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