リーダーの素質 〜向き合う勇気〜

どーも。堀内です。

前回に引き続き、リーダーの素質について書いてみようかなと思います。

前回の記事はこちらから！
リーダーの素質　〜人の話を正しく理解する〜

何か問題や解決しなければいけない課題があった時、リーダーは向き合わなければいけません。
リーダーが向き合わない限り、そのまま流れてしまうことがあるからです。

面と向かってガンガン問題を指摘すればいい、ということではありません。

主役として解決することもあれば、サポート役になって、解決することもあると思います。

リーダーに必要なことは、逃げずに「向き合う」ということです。

放っておくと、後で問題になってしまうことでも、勝手に解決されることはほとんどありません。

メンバーが解決してくれるケースももちろんありますが、メンバーは自分の持っているタスクでいっぱいいっぱいなことが多いです。自分から解決できる優秀なメンバーもいるとは思いますが、最終的にリーダーが解決することが望まれます。

実際に自分も問題や課題だらけで、優先順位をつけてしまって、その中で「やりたくないな〜」なんてものもあると思います。自分で対応・解決しなければいけないのにまだやってないこと、私生活でよくありませんか？

自分は、保険の申請とか領収書の整理とかが後回しになりがちです。夏休みの宿題のように期限ギリギリに対応していることが多いです…

※皆さん、年末調整はお済みですか？？

仕事において、各メンバーが「誰かやってくれないかな」と思っていたり、「解決できない問題か…」と思っていることは少なからずあります。1on1で話して出てくる課題もあります。自分では解決できないので、リーダーや他のメンバーに助けてほしいケースです。

リーダーが逃げてしまうと、問題は残ったままになります。

リーダーが気がついていないケースもあります。問題の種を拾うことも大事です。
何かおかしいこと、問題になりそうなことの種を見つけたら、向き合う必要があるのです。

実際にプロジェクトを回している人というのは、社内を問わずたくさんいます。

しかし、本当のプロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーになれているかどうかは、この「課題と向き合い解決する力」に大きく左右されると考えます。

どんなプロジェクトにも、リーダーは不可欠です。社内の小さなものから、お客様との大きなものまで多岐にわたります。

対会社の場合、お客様側にもリーダーが必要です。
双方のリーダーの関係性と能力によって大きく違います。
弊社のプロジェクトの大半は、お客様側のプロジェクトリーダーにも恵まれていて、課題解決へのアプローチが早いです。

課題解決の遅いプロジェクトは、どうしてもお互いが責任がどちらにあるとか、なぜこうなったのかとか、解決ではなく原因に目が行きがちです。解決よりも「誰の責任か」に視点が行きます。

今後もプロジェクトを続けていく中では根本の解消は大事です。

しかし、「誰の責任か」を追求することでプロジェクトを止めてしまう人が多いです。もしくは、メンバーのモチベーションを下げてしまうケースが散見されます。

企業やメンバー同士の利害関係を解消することになるかもしれませんが、プロジェクトのゴールに対しては進みが止まってしまうということです。

失敗をしているメンバーは確実に自分自身で気がついています。そうじゃないメンバーであれば、抜擢をしてしまっていることに問題があります。

正しく責任を感じているメンバーを責めても効果は薄いです。前を向かせて、プロジェクトを進めることが大事です。

ただし、同じプロジェクト内ですぐにでも再現してしまうような問題はすぐに対策をしてください。そうじゃない限りは、終了してからタイムマシンMTG(or反省会)をしてください。
そのジャッジをするのもリーダーの仕事だと言えます。

クラベスのタイムマシンMTGについての記事はこちらから！
【CLAVES Roots】タイムマシンMTGで強くてニューゲーム

リーダーは逃げずに課題に向き合うことができます。
リーダーはメンバーの悩みに向き合うことができます。
リーダーは勇気を持って課題を解消することができます。

大きな価値を生み出す仕事です。リーダーがいなければ進みません。しかし、リーダーが目立っていても良いプロジェクトではありません。

メンバーの活躍をサポートし、モチベーションを高く保ちましょう。

「向き合う勇気」があるリーダーはどんどん成長していくと思いますので、リーダーを目指す人は自分と向き合ってみてください。

小さい頃のリーダー体験は、自然にできるかどうか。大人のリーダーは考えてできるかどうかだと思っています。

ではまた。

20231116 堀内文雄（水風呂が外にあるタイプのサウナでドキドキする時期になりました）