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2年半のインターン生活で手に入れたものは「問題解決能力」

こんにちは!クラベスの川嶋です。
今年度でクラベスを卒業するインターン生の田村侑大くんにインタビューをしました。
この記事を書いている私よりも長くクラベスに在籍している田村くん。彼がクラベスでのインターン生活で学んだこととは何か、詳しくお聞きしました!


インターンを始めようと思ったのは、実際にあるwebサービスと、大学で学んだことの「溝」を埋めるため

Q.インターンをはじめたきっかけなんでしょうか?

高校生の時は得意科目はほとんど文系でした。英語、社会とか。丸暗記が結構得意だったんです。苦手科目は、物理、数学なんですよ(笑)元々全然理系じゃなかったです。それで大学の志望学科を決める時に「やりたい仕事につながる学科がいいな」って思ったんですけど、文系の学科でやりたい仕事につながる学科がなく・・・理系の学科もみてみるかってパッとみたら「コンピューター系楽しそうだな」ってそこから理系志望にして、浪人して無理矢理情報系に入ったんです。

で、「これでコンピューターの仕事できるかな、理系の勉強できるかな」って思ってたんですけど、授業でやる内容ってすごく基本的なことばかりで。
例えばですけど、すごく身近なソフトウェアのwordとか高校生とか大学生使うじゃないですか。授業でやる内容だけだと、そのwordの動く仕組みとかどうなってできているのかとか全く想像できなかったんですよね。基礎と実際に使ってるものやサービスがかけ離れすぎていて。

そこで学校の授業だけじゃ足りないなと感じて、「じゃあインターンにいけば実際にあるものと学校で学んでるものの溝を埋められるんじゃないか?」って思ったのがきっかけです。インターンしたいなって思いはじめたのは大学3年生になった時くらいだったかな・・・でもその頃は留学にも行きたいと思っていたので、一旦そっちに専念しました。留学から帰ってきたのが3年生が終わる頃だったので、4年生になった4月ぐらいからインターン先を探し始めていました。

研究室でインターン探してるってポロって言ったら、当時クラベスでインターンをしていた研究室の先輩に、「クラベスどう?」って言われまして。話を聞きに行ったらその場で「いつからこれる?」って言われて、クラベスでインターンを始めることになりました(笑)

クラベスはすごい成長できる環境だった

Q.田村くんから見たクラベスはどんな会社ですか?

自分が成長できた環境だったなって思います。自分ができることばかりを仕事でふられるわけではないので、自分で調べたり、あとはわかる社員さんとかに聞いたりして、その中で、自分が知らないこと、また新しいことを吸収しながら作っていくことができたので、自分が成長できた場所だと思ってます。実装をするときもスケジュールを気に留めながら作業をして、進捗報告をしっかりするという経験も大きかったです。 あと、将来自分がやろうと思ってる仕事と同じことをやっている人と会話する機会が持てたこともよかったです。業務でもランチとかでも、いろんなお話が聞けました。クラベスでインターンをしてなかったら、年上の社会人と話す機会なんてほとんどなかったと思います。

最初は何にもわからなった・・・でもやってるうちに問題を解決する力がしっかりと身についた

Q.2年半クラベスにいて記憶に残ってることや思い出深いことはありますか?

入った当初は本当に辛かったです。何にもわからなくて。まず「サーバーって何か?」っていうのですら曖昧で「なんかでっかいコンピューターでしょ?」ぐらいの認識だったんですよね(笑)本当に右も左もわかりませんでした。クラベスに入って最初は習作としてwebアプリ作ってみましょうっていう期間があって、それが結構長かったんです。

途中で卒論を書いたりして週に一回しか来れない時期もあったんですけど、4ヶ月か、5ヶ月ぐらいずっと習作を作ってたと思います。そのくらいの期間で一通り形にはなったんですが、作ってる間はやることすべてが知らないこと、わからないことばかりでした。サーバーが何かよくわかってないのにサーバーを立てようとしてるみたいな。Linuxコマンドとかも全然使ったことがなかったので・・・黒い画面に白い文字が書いてあるのを見るのがもう嫌って感じでした(笑)

あとは問題の切り分けもできなかったですね。これができない、じゃあできない原因は何か?それもわからない、だから何を聞けばいいのかもわからない、みたいな負の連鎖でしたね。何がわからないのかもわからない状態からスタートしたので、最初の習作作ってるのは結構辛かったです。装備なしで敵と戦ってるみたいな(笑)

でも習作を作った後で、サブコーダーとして最初の案件を任された時に、習作を作りながら学んだことが全部バチバチッ!て繋がったんですよね。「あーなるほどねそういうことか!」って。今は知識も経験も身に付けることができたので、「ここがこうなってるということはこうなってるはずだ」って、問題が起きたときに解決する能力がだいぶついたと思います。

あと、マイクロソフトのAzureっていうクラウドサービスを使った講義が大学であって。そのTA(講師補佐)をやったんですけど、講義を受けている学生がわからないことがあったらTAに聞くっていう体制を取っていたので、先にTAがその演習内容をやってみて内容を予習をするんです。演習に使われてるコードが、僕はどっちも触ったことがないxamlとc#で書かれたものだったんですけど、内容を大体理解することができました。インターンをやっていなかったら絶対わかってなかったと思います。

楽しかった思い出は、wordpressで2週間ぐらいでHPを作りあげたときはすごい楽しかったです。僕はインターン生なので、社員さんの2週間と違って、動けるのが4日で、その4日で全部作ったら「やってやったぜ」って気分になれました。
あとは、最後のデザインが上がってくるのが3週間前とかのやつがあって。そのスケジュールじゃ厳しいから先に作っておこうって思って最終デザインがくる前にワイヤーを見ながら8割方は機能の実装をし終えて、その状態でデザインの会社の人と社内の担当者と僕でデザインに関するミーティングに参加したこともありました。それも楽しかったです。
そのサイトはロゴが出来上がるアニメーションがあるんですけど、自分が聞いたこともないツールが使われてて、「こんなことできるんだ」っていうのが知れたのも楽しかったです。デザインにも興味があるので、デザイン会社がどういうツール使ってるかとか知れてよかったです。

なんでもできる「なんでもエンジニア」になりたい!?

Q.どんなエンジニアになりたいですか?

なんでも作れるエンジニアになりたいです。将来的にはなんでもできるなんでもおじさんになりたいです(笑) プロトタイプとかをすぐ作れて、プレゼンや発表までできる人って凄いなって思ってて・・・会社の内部にいても「こういうの思いついたんですけど、どうでしょうか?」って提案して、「実はプロトタイプで作ってあるんですよ」っておしゃべりできたら強いじゃないですか。 上から「こういうのできたりしないの?」って話がきたとして「できますよ」って言ってバーっと作ってやれたりする人が凄いなって感じていて、将来的にそういう人になりたいです。

インターンをやるか悩んでるぐらいなら思い切ってやっちゃった方がいい。やったら自分に新しい発見があるかもしれない。

Q.インターンを始めようとしている学生さんへメッセージをお願いします!

もし、インターンをするか迷っていたら思いっきってやってみちゃった方がいいかなって思います。 一年くらい前に、インターンに興味ある大学生向けの座談会に、インターンをやってる側として参加したことがあるんですよ。その時にインターンに興味ある学生と色々話して、「あれもこれもやりたい。でもここが不安」って言って凄い迷っている学生が多かったんです。でも、迷ったらとりあえずやってみたらいいんじゃないかなって思います。
食わず嫌いとは違うかもしれないけど、最初は興味のないことでも実際にやったみたら楽しかったり、新しい発見があったりするので、やるかやらないということで迷うのに時間を使うなら「一回やってみたら?」って僕は思います。まずは動いたことに意味があるし、そのことは絶対に無駄にはならないと思うので。

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