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CAMPFIREが描く未来とは?最も起案者に近い統括チームの責任者が語る、取り組みとビジョン

株式会社CAMPFIREで働くリーダーたちに話を聞くnoteのシリーズ「リーダーインタビュー」。今のCAMPFIREの現場での具体的な取り組みや、面白さ、そして少し先の未来について聞いていきます。

CAMPFIREのクラウドファンディングの立ち上げをサポートするユニットは、クラウドファンディングに挑戦する一人ひとりをサポートするべく、日々奮闘しています。ユニットのマネージャーである岩井さんは執行役員の最年少メンバーでもあります。そんな岩井さんに現在の取り組みやユニットの目指す世界観について聞きました。

プロダクトの強さで「挑戦する人の力になりたい」と入社を決めた

──まず、岩井さんのご経歴と、CAMPFIREとの出会いを教えてください。

学生時代はインドネシアでリクルーティングアドバイザー(人材紹介会社の法人営業)を行っていました。その後、50名規模の金融×ITの会社に新卒で入社します。マーケティング、インサイドセールス、セールスを含めた事業全般のマネジメントを任せていただき、成長する機会をたくさん掴めました。とくに、大手企業との業務提携や新規事業開発、グロースの経験を積みましたね。働くなかで上場を経験し、150-200名規模にまで増え、グループ会社の執行役員も経験させていただきました。

CAMPFIREへの入社理由は、2つあって、まず1つは「挑戦する方の力になりたい」というミッションリンクです。僕は小学校の卒業アルバムに書く将来の夢が思い浮かばなくて、「サッカーに関係ある人」という適当な夢を書いてしまったんです。その体験が自分のなかに色濃く残っていて、自分はやりたいことがない人間なのかな? という疑問を抱えてきました。一方で人の夢ややりたいことを聞いたり後押しすることはすごく好きで、その夢を応援することが自分のやりたいことだ、と学生時代に気づいたんです。前職もそうですが、CAMPFIREも「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」を掲げてあらゆる挑戦者をサポートする会社なので、ミッションに対して共感したことが大きな理由ですね。

2つ目の理由は、プロダクトで勝負する会社で働きたいと思ったことです。自分のやりたいことが明確ななかで、同じミッションの実現に向けたアプローチでもいくつかの方法があると思っていました。前職は営業が強い会社だったのですが、CAMPFIREはプロダクトが強い会社というイメージがあり、また別のアプローチからのミッション実現に向けた力を身につけることができると思いました。前職は大手企業の方やIPO間近の経営者など、社会的影響力のある方々のサポートをすることが多かったです。一方、自分の母が過去にカフェを経営していたり、学生時代を過ごしたフィリピンやインドネシアで個人で勝負している人に出会ったりしていた経験から、個のエンパワーメントというキーワードに惹かれ、CAMPFIREに携わりたいと思いました。

──実際に入社してみてのギャップはいかがでしたか?

まず、想像以上にミッションへの共感が強い方が多かったですね。入社初日に出席した会議で、メンバーレイヤーでもミッション実現に向けて本気でディスカッションしているカルチャーに驚きました。また、入社がコロナ禍のタイミングだったのですが「社会に対して我々が何をすべきか、何ができるのか」を本気で考えていて、日常的に会話が交わされていました。

また、クラウドファンディング事業の難しさを実感しましたね。まだクラウドファンディングが届いていない人たちもたくさんいるなかで、裾野の広さと可能性を感じました。そもそもクラウドファンディングを知らない人もいるし、知っていても実施に辿り着けなかったりします。そういった人たちにどうアプローチしていくか、はやりがいを感じます。

組織の面で感じたのは、多様なバックグラウンドの、あらゆるジャンルのプロフェッショナルが集まっていることです。元音楽家の方や飲食事業主の方や……画一性はなくバラバラだけど、尖っていて、個性の強いメンバーが集まっていることに驚きました。

マネージャーとして、メンバーが輝く瞬間を見つけ出した時が面白い

──岩井さんのCAMPFIREでのお仕事について教えてください。

パートナーセールス兼キュレーターとして入社し、半年ほどでインサイドセールスとBtoBマーケティングのマネージャーを務めました。その後、インサイドセールスとカスタマーサクセス、その他の領域を統合した部署の立ち上げを担いました。

現在は執行役員として、70名ほどのユニットのマネジメントをしています。6つのグループ、インサイドセールス、キュレーション、カスタマーエクスペリエンス、パートナーサクセス推進、ローカルフード戦略、BizOpsを内包する大所帯のチームです。ざっくりというと、クラウドファンディングを立ち上げる人のサポートをあらゆる側面からしているユニットです。

ミッションは、「お客様の期待を超えた感動体験をワンチームで提供する」ことです。会社のなかで一番、直接お客様と接しているのがこのユニットのメンバーですね。日々やりとりをしながらお客様のニーズを捉えたり、課題感や期待を直に感じているので、それを会社全体にフィードバックして、全社でお客様の成功を実現していくことを目指しています。

──岩井さんが仕事をしていて面白いと感じるのはどんな時ですか?

強みと役割がフィットして、メンバーが輝く瞬間が面白いですね。本領を発揮しきれていなかった方が、役割が変わり活躍してマネージャーとなり、全社MVPを獲るほど活躍する姿を前職で目にしました。人の強みって必ずしもどこにでもフィットするわけではないと思うんですよね。メンバーそれぞれの思考性や強みがフィットする組織体制を考え、役割がカチッとはまることで、その方の輝きが増すと面白いなと感じます。

変革期そのもののCAMPFIREで、ユーモアを大事にしながら働く

──ユニットでは、どのような経験を積めるのでしょうか?

現在のCAMPFIREでは、グロース期におけるマネジメントや、変革期そのものを経験することができます。クラウドファンディング事業の連続的な成長を日々達成しながら、未来に向けた非連続な成長を考えるフェーズです。新しい仮説をもって大きく変革をしていくことが求められます。

また、クラウドファンディング事業から少し離れた、次の仕掛けも考えていくフェーズです。グループ会社のLiveforも立ち上げましたし、ミッションに紐づく別の新しい事業も考えていくフェーズです。既存事業をアップデートしながら、別の新しい提供価値を考えていく、という経験が積めると思います。

──どんな人と一緒に働きたいと考えていますか?

挑戦者を応援するミッションとのリンクが強く、想いの強い方と働きたいです。自身は数値では表しづらい先の世界観の実現について考える力に課題があると思っているので、ビジョンを大きく描きながら一緒に実現していける人と働けると楽しそうだと思います。

あとは、真顔で取り組んでいるだけだと苦しくなってくるので、日頃のちょっとした遊びやジョークといったユーモアは大事にしています。前職でマネージャーをしていた時に、自分が追い込まれすぎるとチームの雰囲気が暗くなる経験をしたんです。組織を率いる者として、自分の状態によって組織の雰囲気が変わってしまうんだなと痛感しました。お互いに適度に良いコミットメントを引き出しながら、チームとして明るい状態を作れるのかが大事なのだと思ってます。グループマネージャー(岩井さんのひとつ下のレイヤーのマネージャー)にもユーモアを大事にしていこうといつも話しています。


個人・法人・団体を問わず、すべての挑戦をロングテールでサポートし続ける

──では、これからチームとして目指す世界観を教えてください。

CAMPFIREの強みは、挑戦者を選ばず、あらゆる領域で挑戦を支えることにあります。ロングテールで取り組むということは、事業・組織の両面で数多くの困難を伴いますが、私たちはその挑戦から決して逃げません。その姿勢に共感してくださるJFA(日本サッカー協会)さんやJOIN(一般社団法人移住・交流推進機構)さんといった業界を代表する団体とも次々に手を組み挑戦者の裾野を広げることに取り組んでいます。

CAMPFIREは、個人・法人・団体を問わず、小さなプロジェクトにも大きなプロジェクトにも、等しく価値がある姿勢は変えません。そして、どうしたら挑戦する方々の力になれるのか、という問いを常に追求し続けてます。それはクラウドファンディングだけにとどまらず、他の新事業も含めた総合的な支援です。

私たちは、新しいテクノロジーを駆使し、クラウドファンディングを社会に溶け込ませ、あらゆる挑戦のステージに寄り添ったサービスへと進化させていきます。挑戦するすべての人に寄り添い、彼らの夢をともに実現していく、そのためにチーム一体となって歩み続けたいです。

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