キャディは創業からまだ1年半にも満たないスタートアップですが、組織のモノサシ「エンゲージメントスコア」を算出するモチベーションクラウドを導入しています。
(モチベーションクラウドはこちら。)
64項目からなる実効性の高い改善項目で、従業員の期待度と満足度を調査するクラウドのサーベイです。
組織状態を定量化・可視化するので、何にフォーカスすべきか明確になり、迷わず施策や次の打ち手に繋げることができ、改善のサイクルを回しやすくしてくれます。
実は、キャディは社員数が一桁のときからこのサーベイを導入することを決定しており、リンクアンドモチベーションの方にも導入時期として「おそらく最速」と言われました。
これには弊社代表加藤の「事業は人なり」という思いが背景にあります。
ドキドキの第一回目。上々のスタート!
1回目のサーベイは去年(2018年)の12月に実施しました。
対象者は入社から1ヶ月経過した社員とインターン生というくくりで、当時は16人が対象でした。
結果は・・・どん!
スコアは偏差値で表されるのですが、ランクでいうと最高ランクのAAA(トリプルエー)になる68.0というスコアを初回にしてとることができました!
モチベーションクラウドは64の項目に対して「期待しているか」と「満足しているか」の2軸で測っていきます。
「期待が高く、かつ満足度が高い」項目が強み(赤色の部分)
「期待は高いが、満足度が低い」項目は弱み(青色の部分)となり、
それらが項目ごとにマトリックスで表示されます(下記図参照)。
この結果を受けて、主に行ったことは3つ。
1)OKRに基づく目標設定・管理制度の導入、運用
2)評価制度の作成
3)投資家との経営会議等を含めた情報のさらなるオープン化
どれもスーパーヘビーな項目ばかりですが、まずβ版でも叩きを作って一度回してみてからトライアル&エラーでどんどん修正していくのがキャディスタイル!
12月サーベイ実施後、翌月1月からこれらを始動し始めるというスピーディさ(もちろんOKRや評価制度の基盤となるようなプランはこれ以前から少しずつ練ってはありました)。
それぞれの詳細に関しては、また別途紹介したいと思いますのでお楽しみに^^
3ヶ月後、社員数ほぼ2倍、満を辞して2回目のサーベイ!
そして3ヶ月間、新しいOKR制度を回し、新評価制度を用いた初の評価面談を全社で実施。
対象社員とインターン生の数も前回のおよそ2倍である28人に(社長除く)。
第2回目の気になる結果は・・こちら!ドン
前回の結果より1.5ポイント増の偏差値69.5という快挙☆
まだまだ少人数とはいえ社員数が倍増、OKRと評価制度という特大級の新制度を回し始めても、2回連続AAA(トリプルエー)という結果は、なかなか悪くないと言えそうです^^
前回からの推移を見てみると・・
会社、仕事、上司の項目共に0.3ポイント以上の上昇!
かたや職場項目は0.4減少・・これはオフィスに人が溢れてる問題ですね。。「施設環境」という項目が特に下がっていました。
でも関東・関西とも5~6月には移転!もう少しの辛抱です(笑)。
こうして2回連続AAA(トリプルエー)を取ることができた要因ですが、キャディの強みである、理念戦略、事業内容、そして人にあると思います。
バックグラウンドや経験、スキルは多種多様なメンバーが集まっていますが、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションへの共感、社会課題解決へのモチベーションが高さが共通項としてあることが、ブレずに束ねられている要因だと言えそうです。
次クオーターで注力していくことは・・
採用計画的にも、今後も右肩上がりで増えていく予定のキャディの社員数。
そしてそれに伴い組織図もファンクションごとにより分科する方向になりがちだと言われています。
そうすると、より分科の力=遠心力が働きやすい構造となっていくことが予想されるので、求心力を高めるような、「連帯感」を醸成する取り組みを進めていきます。
例えば、
・管理系やエンジニアなど普段現場と触れる機会の少ないメンバーを中心に、現場を体験する施策の実施(工場見学や顧客の声の動画撮影&放映など)
・部署横断、クロスファンクションで取り組む全社OKRプロジェクトの設置(これまでは各本部にOKRを置いていたのを、全社OKRとして別出しでも設定)
・社内部活動やシャッフルランチの支援
などを考えています(一部すでに開始しています!)。
キャディはこのように、事業だけでなく組織のPDCAも、フィードバックの吸い上げから施策の立案・実行まで高速で行うことで、「従業員のポテンシャル解放」のための組織を作っています。
次回以降もAAA(トリプルエー)を死守できるように、そしてベストプラクティスを発信していけるように頑張ります:)
〜☆キャディの仲間、積極募集中です☆〜