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前職の経験を活かした躍進の秘訣はここに!「人をつくるアルサーガ。」連載第70回は、アルサーガの熊本拠点“フロンティアビジョンスタジオ(以下、FV)”のフロントエンドエンジニア、大林さんの登場です。
大林さんは高等専門学校を卒業後、大学院に進学。前職は化学の研究者をしていました。研究職からエンジニアという思い切ったジョブチェンジの裏には、大林さんの底知れぬ好奇心と挑戦への意欲がありました。彼は今や、FVで「成長スピードが半端じゃない」と、とても期待されています。
そんな大林さんに、熊本にあるFVにたどり着いたこれまでの道のりと、成長のために心がけていることを聞きました。
FVの活用技術に興味をもち熊本へ
ーーまずはこれまでの経歴を教えてください。
東北にある高等専門学校を卒業した後、大阪大学の大学院に進学しました。その後、本社が東京にある化学系の会社に就職し、色素に関する開発をしていました。
色素の開発では、インキやプラスチックを着色するため色のついた粉を合成して、お客様の要望に沿った色を作るような研究をしていました。私は黄色担当でしたが、黄色といってもさまざまなバリエーションが存在し、色味や光度の調節で様々な種類の色を作り出していきます。クライアントの要望にあわせて適切な色を作っていくんです。
ーー黄色って200色くらいあるって本当ですか?
もっとあります! 黄色と一言で言ってもすごく奥が深くて、200とかじゃ言い表せないくらいあるんです。でも、そのようなリアクションをされることは多いですね(笑)。
黄色に関しては誰より負けない知識を持っている自信があります。
インキ用の黄色の粉とプラスチック用の黄色の粉で適正が違うなど、奥が深い仕事でした。
ーーなぜ、そこからエンジニアになろうと思ったのですか?
前職ではエクセルやワードで使われるVBA(Visual Basic for Applications)という言語を扱っていました。それがプログラミングに興味を持ったきっかけになりましたね。
そして、前職の化学系の仕事は保守的な側面が強くて、もっと流動的なWeb系の世界に挑戦してみたいと思ったんです。化学物質を取り扱う以上、事故が起こってはいけないので、保守的になることも大切だとは思いますが、さらに新しい挑戦をしてみたいという思いも芽生えました。
ーー熊本で働こうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
熊本という土地にこだわりがあったわけではなく、FVで活用されているReactという技術に興味を持ったのがきっかけです。
ReactとはWebアプリのUI構築に特化したJavaScriptライブラリで、世界では活用されているところも多いのですが、私が転職をしようと思った時点では日本ではあまり浸透していませんでした。
そして、Reactという言葉は「反応」を意味し、その起源が化学に由来しているところもあり、これに惹かれて挑戦してみたい気持ちが強くなりました。
日本全国でReactを扱っている企業を探していたところ、熊本にあるFVがReactを活用していることを知りました。それがFVとの出会いです。
成長の秘訣は「ファーストペンギン」を意識した行動
ーーFVではどのような仕事をしていますか?
フロントエンドエンジニアとしてシステム開発もしていますが、製造業の経験を活かして、お客様に様々な提案もしています。通常、プロジェクトマネージャー(PM)が正式な提案を行いますが、プロジェクトの具体的な内容が決定されている状態で提案を行うケースがほとんどだと思います。それとは異なり、具体的な内容が決まっていない段階で、お客様の要望をベースに様々な提案をすることが私の役割です。
FVの仕事には、製造業の経験が提案に活きる案件が多くあります。フロントエンドエンジニアという自分の役割に限らず、幅広く担当させてもらえるのはとても嬉しいことですね。
ーー「成長スピードが半端じゃない、頼りになるお兄さん」と噂の大林さんですが、成長の秘訣はなんでしょうか?
そんなことを言ってもらえていたんですね(笑)。嬉しいです。
成長の秘訣というと、やはり前職の保守的な環境で「新しいことに挑戦したい」「もっと変えていきたい」という気概を持ったことが、私の成長の後押しになっているのではないかと思います。
例えば、前職では業務改善の提案をしてもなかなか承認が降りないことがありました。提案の適不適もあったと思いますが、保守的な環境にも課題があったように思います。
前職で抱いた「惜しいな」「もっと変えられたらいいのにな」という思いが、熱意や動機に繋がっていると実感しています。こういった熱意や動機を持っている人は、成長もしやすいと思います。
ーー前職の環境が影響を与えてくれているんですね。他には何かありますか?
他には、好奇心を持つことは重要だと思います。
FVの行動指針であるクレドの一つに、「ペンギンになろう」という言葉があります。これは、「ファーストペンギン」からきていて、集団で行動するペンギンの群れから最初の一歩を踏み出すペンギンのように、勇気を持って行動しようという意味です。
最初の一歩を進むペンギンは、一番敵に狙われやすく危険を伴いますが、得られる魚も一番多いです。リスクをとって最初の一歩を踏み出す人になることで、結果的に自身の成長につながるのではないかと思っています。
困難を一緒に乗り越える仲間がいるから成長できる
ーーFVの魅力について教えてください。
FVには様々な魅力があると思いますが、やはり一番印象的なのは落ち込んだ時に話し合って解決に導いてくれたり、積極的に助けてくれたりする仲間がいることです。誰が悩んでいても、手を差し伸べないことがなく、みんなで協力をして困難を乗り越えていく姿勢に魅力を感じています。
休日には仲の良いメンバーと一緒に遊びに行き、観光地に連れて行ってもらうなど、公私共に支え合っていることを感じます。そういった仲間がいる職場のこの環境は非常に嬉しいですね。
ーーFVにはどのような人が合っていると思いますか?
好奇心を持って仕事に取り組める人だと思います。先ほどの「ペンギンになろう」もそうですが、好奇心と気概を持って取り組める人であれば、未経験でも活躍できる幅は十分にあるはずです。それこそ私も未経験から挑戦したので、その可能性を日々実感しています。
たとえ今の職種が未経験だとしても、前職の経験を活かせる人、どう活かすか考えられる人はFVでも十分に活躍できると思います!
――最後に、FVに入社したい人に向けてメッセージをお願いします!
繰り返しになりますが、好奇心があり挑戦することが好きな人にとってはとても向いている企業だと思います。私もそういう方々と一緒に働いて、一緒に成長していきたいです。
未経験でもポテンシャルが高い人であれば大歓迎です。ぜひご連絡ください!
ーーありがとうございました!
(取材・文=広報室 渡邉)