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リズムからプログラミングへ。異国からの一歩が、日本での新たなキャリアにつながるまで

仕事も趣味も全力で取り組める環境がここに!「人をつくるアルサーガ。」連載第63回は、オーストラリア出身のアプリDivメンバー、ディーン・トンプソン(Dean Thompson)さんが登場です。

ディーンさんは、オーストラリアで言語学の研究をする傍ら、ドラムの趣味を活かしてフリーランスドラマーとして活動していました。バックパッキングツアーで日本と出会い、その魅力に惹かれて日本移住を果たし、現在では日本で7年目を迎えています。

日本へ移住後は音楽活動を継続しながら教育業界でのキャリアを築いてきましたが、IT業界の魅力に目覚めた経験を機に、最終的にはエンジニアの道を選択しました。

そんなディーンさんに、今回は来日の経緯やアルサーガにジョインした理由、外国籍社員から見たアルサーガの魅力、さらに今後挑戦したいことについて聞きました。

旅の中で魅了されて来日。その先に広がったのはエンジニアという新たな世界

――来日の経緯について簡単に伺えますか?

私はオーストラリアの大学に在学し、言語学を専攻していました。日本の言語に関する学習も行ったため、その時から日本の言葉と文化に非常に興味を抱いていました。

大学の勉強と並行して、私は趣味として友人とバックパッキングをして世界中の様々な国を訪れていました。その中で2ヶ月間のアジアツアーがあり、その過程で2、3回日本を訪れる機会がありました。旅行を通じて経験したことや日本生活の便利さに魅了され、私はワーキングホリデーの申請を行い、最終的には日本に移住することを決意しました。現在では日本での7年目を迎えています。

――これまでの経歴についても教えてください。

日本に移住する前は、オーストラリアで主にリサーチアシスタントおよびミュージシャンとしての活動に従事していました。

リサーチアシスタントの職は、大学の教授からの紹介でスタートしました。当時、大学は医学のカリキュラムを準備中で、実際の医師と患者の対話データを分析し、シミュレーションを構築する必要がありました。そのため、私は言語学の手法を用いて、医師と患者のコミュニケーションに関する研究に没頭していました。

一方で、趣味として長らくドラムを演奏し、結婚式や各種イベントでの演奏の仕事も引き受けるなど、フリーランスのドラマーとしても活動していました。日本へ移住後はバンドを結成し、最近では月に3、4回の頻度でライブ活動を行うなど、音楽活動にも力を入れています!

また、学童向けのカリキュラムを開発するスタートアップ企業で働き、英会話教師や日英翻訳業務に従事しました。その後、エンジニアへの転身を果たし、アルサーガにジョインしました。

――エンジニアに転身した理由について教えていただけますか?

エンジニアに転身したきっかけは、プログラミングと音楽の意外な共通性に気づいたことでした。

私の友人の中には、IT業界で働きながら東京とサンフランシスコを行き来して生活している人がいます。その友人と共に過ごす中で、ますますIT業界の魅力を感じるようになり、自己学習でプログラミングを始めることにしました。

勉強が進むにつれ、プログラミング言語が私の得意分野である音楽と構造が似ていることに気づきました。また、学習の進め方にも共通点があり、この類似性に惹かれて、これまでのスキルを活かせると感じて独学でプログラミング学習を続けました。

さらに、前職のスタートアップ企業で子供たちにプログラミングを教える機会がありました。まだ実務経験がなくかなり迷いましたが、勇気を振り絞って挑戦してみることにしました。その結果、教えること自体の楽しさを味わうことができたと同時に、母国語ではない言葉を使いながら得意分野のないプログラミングを教えるというチャレンジを乗り越えたことが嬉しくて、プログラミングにさらに夢中になりました。

これまでは翻訳家や教育関係でのキャリアを考えていましたが、この経験を通じてエンジニアとしての道を進むことを決意しました。

社内ハッカソンで1位を勝ち取る!自由度と成長環境重視の外国人社員から見たアルサーガの魅力とは

――IT企業が様々ある中で、アルサーガへの転職を選んだ理由はなんですか?

最初に、アルサーガについて調べた際、「採用情報」ページに記載されている内容から、働き方の自由度の高さや成長できる環境が整っていることに好印象を受けました。

アルサーガではリモートワークが可能なことや柔軟なフレックス制度が導入されている点に加え、「ラッキー7days制度」という入社から半年以内に7日間の特別休暇の取得ができるなど、働く社員にとって嬉しい制度がたくさんあります。私のライフワークバランスを大切にする意向に合致した働きやすい環境と感じたことも、アルサーガを選んだ理由の一つでした。

さらに、実際に一次面接を受けてみると、アルサーガでは業務を通じて幅広い技術を使用でき、希望に応じて社内転職が可能なことも知りました。これは私が望んでいた環境そのものだったので、好感度もかなり上がりました。

面接を担当してくれたのはアプリDivマネージャーの吉田さんだったのですが、彼からはアプリDiv内だけではなく、アルサーガ社内でも様々な勉強会が開催されるという話を伺いました。私はエンジニアのコミュニティにおいてスキルの共有ができる環境を求めたため、アルサーガで働いてみたいと強く思いました。

二次面接の時は実際に会社に訪れることができ、社内でのリラックスした雰囲気が感じられたことも、入社の決め手の一つになりましたね。

――ディーンさんから見た、アルサーガならではの魅力はありますか?

チームメンバーとの関係性の良さに魅力を感じています。

髪型・服装自由などメンバー1人ひとりを尊重する文化が根付いているからこそ、社内では上下関係なくカジュアルな雰囲気が存在していると思います。とくに私が所属しているアプリDivのメンバーとは、仕事だけではなくプライベートでも様々な体験を一緒にした仲間なので、みんなと仕事をすることが楽しくて毎日の出社が楽しみです!(笑)

そして、社内イベントが活発的に開催されている点も魅力的なポイントだと思います。

アルサーガでは定期的にライトニングトークイベント「Taste of Tech(通称TOT)」やハッカソンなどの社内向けイベントが行われています。

先日開催されたハッカソンではアプリDivのメンバーと協力して参加した結果、私たちの開発した作品が1位になりました!このようなイベントに参加することによって、新たな知識と経験を得ることができるだけではなく、素敵な思い出にもなりました。

■アルサーガLTイベント「Taste of Tech」レポート

https://www.arsaga.jp/news/taste-of-tech-event-report/

■社内ハッカソン「スターカップ★2022」レポート

https://www.arsaga.jp/news/arsaga-hackathon-star-cup-2022-report/


アルサーガでライフワークバランスの鍵を発見。今後チャレンジしたいのは多彩な個人開発

――プライベートでは音楽の趣味にしっかり時間を取ってよく演奏をしていると思いますが、趣味と仕事を両立させる方法を教えていただけますか?

時間管理とフレックスタイムの有効活用が、趣味と仕事の両立における鍵だと考えています。

月に3、4回の頻度でライブを行っているので、週に1、2回の練習時間が必要です。そのため、私は常にフレックスタイムを活用し、仕事終わりの時間を練習に費やしています。

また、最近は家の近くのジムでボルダリングを始めました。この趣味にも時間を割くため、17時に退社して家に戻り、ジムに向かい19時までボルダリングを楽しんだ後、23時ごろまでバンドの練習に取り組むなど、常に時間の使い方を意識しています。

▲ドラム演奏中のディーンさん

――すでに多くのことに挑戦されていますが、今後挑戦してみたいことはありますか?

仕事面では、将来的にAndroidアプリの開発にも挑戦してみたいと思っています。そのため、今はプライベートの時間を活用して、既存のAndroidアプリの開発に取り組んで勉強しています。

また、今はドラム専用のメトロノームのiOSアプリを開発していて来月にはリリースする予定です。同時に、日本語の学習を支援するiOSアプリの開発にも取り組んでいます。こちらは来年以降にリリースできることを目指しています。

プライベートでは、いつかフランスに旅行し、フォンテーヌブローで広く知られている高難易度のボルダリングに挑戦したいです!

――最後にアルサーガに参画したい人へ一言お願いします!

新しい技術を学びたいですか? 趣味を維持しながら働きたいですか? それなら、アルサーガで働きましょう!!!

――ありがとうございました!

(文=広報室 尹)


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