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挑戦できる環境を活かして成長が止まらない若手コンサルタントに注目!「人をつくるアルサーガ。」連載第60回は、コンサルティング本部で最年少の森井さんが登場です。
森井さんは、前職の大手外資系ファームでこのままではいけないと思いながらもなかなか行動できずにいた中、とある方法で自分を追い込み転職活動を加速させ、アルサーガに辿り着いたと言います。その勢いもあり、入社後すぐに大手クライアントの上位レイヤとの商談に帯同することや、担当しているプロジェクトでは早くもお客様から厚い信頼を得ています。
今回はそんな森井さんに、転職時に抱えていた思いや商談のエピソード、最年少から見たアルサーガの魅力について話を聞きました。
理想の働き方を求めて「退職」で自分を追い込む
――これまでの経歴と現在の所属、担当プロジェクトついて教えてください。
2023年3月まで大手外資系ファームで働いていました。主にスマホアプリやECサイトなどのSI事業に携わり、要件定義〜リリースまでのサポートを担当していました。
アルサーガへ入社してからはマネジメントコンサルディビジョンに配属し、教育系クライアントの新規事業のPM支援を行っています。
他にも、泰明さん(代表)やJPさん(上級執行役員)といった上位陣とともに大手クライアントの商談に帯同し、ドアノック資料の作成、プレゼン等の案件獲得業務も実施しています。
――転職を考えたきっかけを教えてください。
前職では会社のブランド力と仕組みの強さで自分の単価が決まっているだけで、自分の能力で高額なフィーを貰えている感覚があまり得られませんでした。
会社のブランドではなく自分のブランドで仕事を獲得できる人材にならないと将来食いっぱぐれるのではないかと不安に思うようになったことがきっかけで転職を考えるようになりました。
そんな思いからコンサルに拘らず、自分で数字を追える営業職など、職種問わず話を聞いていましたね。
――いくつか選択肢がある中でアルサーガにジョインする決め手は何だったのでしょうか。
アルサーガのコンサルティング本部は昨年9月に立ち上げたばかりと聞き、事業立ち上げ経験、案件獲得業務に多く携われることに魅力を感じました。デリバリーにおいても少数精鋭で個の力が非常に求められるため、自分の実力で勝負して力を付けたいという自分のニーズにマッチしていました。
アルサーガには大手外資系ファームで経験を積んだコンサルタントの先輩方が多数在籍しているので、フィードバックの質も高く急速に成長できるなという感覚もありました。
オフィスで開催されるMeet Upイベントに参加し、在籍しているコンサルタントの方々とコミュニケーションを取らせていただいたのですが、みなさん人間性が非常に良く、ここで働けると楽しい日々になることも想像できました。
他にもアルサーガは大手ファームに比べ、2C向けのコンサル案件も多く、個人的にはモチベーションが上がるポイントでした。
最後はノリと勢いです(笑)。
――次の仕事が決まってない中で退職届を出したというのは本当でしょうか?
期限を決めないとだらだらと在籍してしまいそうな気がして、自分を追い込むためにも退職というマイルストンを先に置きました。
前職の時はなんとなく今のままでは駄目だとは思いつつも、給料日がくるとこれまで真剣に考えていたこと全てを忘れてしまうんですよね(笑)。なので、自主的に給料を止めたらちゃんと考え出すと思い、退職届を出しました。
結果的にこの決断は正解でした。追い込んだことによって色んな人に話を聞きに行くようになりました。今までお世話になった先輩やいろいろな会社の社長にアポを取って会いに行くなど、自分のキャリアについて本気で考えることができました。
チャレンジングな環境に身を置き急成長。お客様に必要とされる存在に
――入社後すぐに大手クライアントの上位レイヤとの商談に帯同したと伺いましたが、そのときのことを詳しく教えていただけますか?
一つ目の商談は、全く爪痕を残せず撃沈でした…。
この時は帯同のみで、僕は資料作成にも携わっておらず、自己紹介くらいでしかアピールポイントがなかったのですが、普通の自己紹介をして普通に終わるという苦い思い出となりました。
ただ一緒に行ったことによって、実際にマネージャーの動きを見れたことやその場の空気感や商談におけるコミュニケーションなど、インプットはかなりありました。
資料を作り込んだとしてもお客様に刺さるのは一部であることも多く、資料には書いていないことに対しての質問やフリーディスカッションが始まることも少なくありません。
そのような時に、上位レイヤの人たちが質問に対して的確に返しつつ、これまでのプロジェクトでの知見なども踏まえて話し、お客様の信頼を勝ち取っていく流れには、ただ純粋に資料をプレゼンするだけではない、その場のアドリブ力みたいなのをまじまじと見せつけられましたね。JPさんも「ジュニア時代にMDと商談に帯同した経験が今に生きている」と言っていましたが、非常に納得できました。まだ経験が少ない自分に対してこのような機会を与えてもらって感謝しています。
二つ目の商談は、オーナーとして提案に携わることができました。先に述べた経験が活き、お客様の反応を見て肌感覚的にこの話をしない方がいいなと思ったら、予定していたものをカットして話すなど、臨機応変に対応することができました。
実は提案書の最終レビューをしていた時に、JPさんに「ここまでできたならもうあとは任せた。おれ行かないから。」と言われ、提案の場に帯同してくれませんでした(笑)。
JPさんが来てくれないと分かってからは、改めて資料をブラッシュアップし、1on1ルームを借りて一人でしこたまプレゼンの練習をしました(笑)。JPさんが一緒に行ってくれる場合でもそれくらい準備しろよって話ですが、どこかでオーナーシップを持てていなかった自分に気付かされ、結果的に大きく成長できたので良い経験となりました。
――現在デリバリー中のプロジェクトについて教えてください。
現在は、2C向けの新規サービス開発に携わっています。例えば、ユーザー調査や社内決裁、営業との連携、デリバリー、開発など、それぞれどのような順番で進行すればプロジェクトとして成功した形になるのかを常に考えています。決められた仕事を与えられるわけでなく、プロジェクトにおいて必要だと思ったものをどんどん議題に上げて、課長や部長を巻き込んで進行していく役目です。
プロジェクトの大きな意思決定に関与することもありますが、そういうときは上位陣や他の領域を担当しているメンバーにも気軽に相談できる環境があり、いろいろな人の知見を借りながら進行できているのは純粋に良いなと思いますし、ありがたいです。
成長を感じられた出来事として、先方でコンサルタントの予算削減について議題に上がったときに、僕がお世話になっているクライアントの方々が「森井さんは絶対に必要です」と言ってくださったんです。関わっている方々から素直なフィードバックをいただけたことはめちゃくちゃ自信になりましたね。
――早期に信頼を得た秘訣を教えていただけますか?
プロジェクトを自分事化し、曖昧なことをとにかく言語化して明確にすることを粘り強くやることです。加えて、プロジェクトに携わる上下左右のステークホルダーの目線を取りまとめて、そのど真ん中を付く提案をすることも重要です。
目先のカウンターだけのメリットだけ追及するのは楽ですが、必ずどこかで亀裂が生じます。アプローチは、とにかくセンターピンを見失わないことを大事にしています。
コンサルタントが扱うプロジェクトは様々ですが、共通して抽象度が高く、その分難易度が高いです。課題・リスク・TODOが膨大になり、すべて横並びに対応していたら溺れてしまいます。センターピンを立てることで、それを見失わずに愚直に進めることが非常に重要だと考えています。
――デリバリー以外に任されている業務はありますか?
シニアマネージャーの支援のもとアカウントプランの作成も任されています。
目先のデリバリーだけではなくクライアントの中長期的なビジネス目線も考えて、プロジェクトやアルサーガの支援の拡大など、戦略的なアカウントプランをまとめています。
アカウントプランの作成は一般的には上位レイヤしか携われないので、やりがいもあり面白いですね。
サウナは趣味であり、セルフマネジメントの一貫
――アルサーガにはサウナ好きが多いですが、森井さんもサウナが好きだと聞きました。森井さんのセルフマネジメントについて教えてください!
サウナには週3〜4回ほど行くくらい好きです。それ自体が良い気分転換になりますし、睡眠の質が高まります。
あとは、朝に小説を読むということを毎日やっているのですが、それでその日の調子が大体分かるんです。
すらすら読めて内容が頭に入ってくるときと、あまり集中できなくて全然進まないときがあるのですが、後者のときは疲れているか調子が悪いので仕事でも気をつけるようにしています。セルフレビューを増やすなど。
それこそ早めに上がってサウナへ行ってたくさん寝るなど、趣味兼セルフマネジメントの一貫としてやっています。
――ちなみにどんな本を読んでいるのですか? 初心者におすすめの本があれば教えてください!
ミステリーを中心に小説を読んでます! 僕が本にハマったきっかけが中学〜高校の頃に読んだ伊坂幸太郎だったので、どなたでも読みやすいんじゃないかなと思います。「死神の精度」など面白くておすすめです!
――森井さんはコンサル本部内で最年少とのことですが、やりづらさはありますか?
やりづらさは全くないですね! 周りにはコンサル経験豊富な方しかいないので、自分が出せる能力でやっていくしかないと腹が決まっていたので。年上だから接しにくいということもないですね。でも、たまにプライベートで調子に乗ったことを言い過ぎて怒られることもあります(笑)。先輩とカラオケに行った時も気持ちよくなりすぎてマイクを独占して注意されました(笑)。
仕事面においても、入社して間もないときから分からないことがあれば忙しい中でも必ず時間をとって話を聞いてくれますし、ディビジョン問わず皆さん親切に教えてくれます。他にも、コンサル本部内で情報が常に共有されているので、マネージャーから「最近大変みたいだけど大丈夫?」など気にかけてもらうなど、公私ともに仲良くさせてもらっています!
社内外問わず大事にしているのは「与えられた分お返しすること」
――アルサーガのビジョン「人をつくる」、ミッション「相互成長」をどのように理解して実践されていますか。
後から入社した社員に対して、働きやすい環境作りを意識しています。
年齢やコンサルタント歴に関係なく、僕の方がお客様と関わっている期間が長いのでその部分では僕がサポートしなければいけないと思っています。ですので、今はキャッチアップやヘルプなど、毎日時間を確保してメンバーのフォローを積極的にしています。
他にも、開発案件でコンサルが入る余地がなかった提案においてもコンサルの強みを活かして提案書の作成支援をするなど、本部を超えた活動を積極的に行っています。
社内の様々な方にレビューをお願いしても時間を割いてくれる環境がアルサーガにはあります。僕としては、助けていただいて終わりではなく、オファリングとしてパッケージしてギフトとして返すということを意識しています。
――アルサーガで挑戦したいことを教えてください。
目先の挑戦としては、今関わっているプロジェクトをエンドユーザーまで届けられるよう伴走してやりきりたいです。
他にも業界業種問わず、様々なエキスパートと関わりながら新しい案件に関与していきたいですね。
僕は「人にとって良いものが作られる」ことを大事にしていて、コンサルタントとしてお金をもらうだけではなく、もらった分を返す気持ちでその先のビジネスまでしっかり効果がでるところまでやりきることを強い思いとして持っています。
――最後にアルサーガの魅力を教えてください。
オフィスからサウナが近いことが一番の魅力です(笑)。
あとは個の戦闘力を高めるための環境が整っている点です。若いうちに戦闘力を上げて将来の選択肢を増やしたい方には最適な環境だと思います。コンサル事業の立ち上げに携わり、上場に寄与したというキャリアを獲得できるチャンスがあるのもなかなかないことだと思います。
僕みたいに先に辞表を出して追い込む必要はないですが、情報収集やネットワーキングのために気軽にMeet Upイベントに参加してもらえると面白いと思いますので、ご連絡をお待ちしております。
――ありがとうございました!
(文=広報室 宮崎)