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地方×リモートで広がるキャリア ~東北座談会~

Photo by Domenico Loia on Unsplash

こんにちは!アクル 採用担当の丹野です。アクルでは、フルリモートで全国各地で社員が働いています。そこで、今回は地方で働くメンバーに焦点を当て、まずは「東北編」と題して私を含めた東北メンバーの座談会を開催しました。

地方に住んでいる方にはもちろん、地方への移住を考えている方にも読んでいただけたら嬉しいです!

まずは自己紹介をお願いします。

佐々木:

よろしくお願いします。カスタマーサクセスチームの佐々木と申します。生まれも現在も宮城県の仙台市に住んでいます。大学は、東北学院大学で、学部は、今は名称が変わっていますが、当時は教養学部人間科学科です。大学を卒業した後、学習塾を運営する会社に3年ほど勤務しました。その後、法人向けオフィスハードウェア機器を販売する会社で4年間働き、昨年アクルに入社しました。


並木:

よろしくお願いします。商品企画の並木です。私は福島県西白河郡にある小さな村の出身です。大学進学を機に福島市に住み始め、結婚後もそのまま福島市に住んでいます。前職では、新卒で損保業界の代理店営業に就き、三年間働きました。その後、アクルに入社したという経歴です。2023年に長女を出産し、育児休業を経て今年4月に復帰しました。

私が入社した損保会社では、全国転勤型と地域限定型の二種類あって、私は地域型で福島県内の郡山市に配属され、そこで三年間勤務していました。なので、損保会社というと全国転勤をイメージされますが、ずっと福島に住んでいます。



丹野:

お二人ともありがとうございます。私は、生まれも育ちも山形なんですが、大学は福島、そして現在は宮城県に住んでいます。大学は並木さんと同じ福島大学になりますが、卒業後、地元山形でトヨタの販売店に入社してから、2回ほど転職をして、昨年からアクルの人事を担当しています。私も基本的にはずっと東北を拠点にしていますね。

大学卒業後も生まれ育ったところでの就職を選んだ理由を聞かせていただけますか?

佐々木:

そうですね、将来的には宮城に落ち着きたいと思っていましたが、就職活動の時は特に県にこだわらずに進めていました。ただ、新しい土地に行くのも大変な部分があったので、社会人のスタートは住み慣れた土地でしようと思いました。

並木:

私は生まれてからずっと福島県内で過ごしていて、家族や当時付き合っていたパートナー(夫)も福島で働く予定でしたので、県外で働く選択肢はあまり考えたことがなかったです。

丹野:

私も同じで、地元から大きく離れたことがないですけど、やっぱり人も環境も良くて居心地はいいですよね。東京で仕事してみたいなと思ったことはありますけど、生活を中心に考えたら、結局近いところで生活しちゃっています。


地方に住みながら働く魅力ってどんなところに感じますか?

並木:

私は自然豊かで静かな環境で暮らせること、子どもを自然の中で育てられることに魅力を感じています。地方の魅力は、生活がゆったりしていて、家族との時間も取りやすいことですね。特に子どもの成長を間近で感じながらこの環境で働けるのはありがたいです。

佐々木:

やはり住み慣れていますし、友達も近くにいるので住み続けたいなと思っています。なので、地方でもリモートでアクルのような会社で働けるというのは非常に魅力的です。地元にいたいっていう気持ちもありつつ、こういうところで働きたいっていう気持ちもあり、なかなか地元企業で希望に合うところがなかったのですが、リモートという選択肢があることで、キャリアの幅が広がったと思います。

丹野:

確かに、佐々木さんが言うようにリモートで働けるというのは、地方に住む私たちにとっては非常に魅力的ですよね。私も転職活動の中で、よりチャレンジングなベンチャー企業で働きたい、成長企業で働きたいという思いはありましたが、実際に探してみると、地方にはそういった企業が少ないんですね。なので、アクルと出会って、こういう働き方もありだなって、選択肢の幅がぐんと広がりました。

実際にフルリモートで働いてみて、どんなメリット・デメリットを感じていますか?

並木:

リモートワークのおかげで、通勤時間がなくなって体力的にも楽になりましたし、健康面にも気を使えるようになりました。前職では、往復2時間かけて通勤していて、電車も30分に1本とか1時間に1本しかないので、乗り遅れるとさらに時間がかかるっていう感じで、大変でした。

今は、夫もリモートワークで働いていて、二人で子育てと家事を分担しながら、仕事も家族との時間も充実した毎日を送っています。

丹野:

確かに、通勤時間がない分、仕事の時間やプライベートの時間に充てられるのはかなり大きいと感じています。仕事が終わって、10秒後には子供と散歩に行ったりなんてこともできますしね。

佐々木:

そうですね、特に冬なんかは東北は雪が多いので、大変ですよね。それを考えるとリモートで働けるというのは、ほんとうにありがたいです。ただ、逆に運動不足になりがちですね(笑)あと、家にいるとオンオフの切り替えが難しく、仕事をいつまでも続けてしまうこともあります。

並木:

運動不足は、同じく感じています。あとは、リモートだとコミュニケーションがテキストベースになるので、意図を正確に伝えるのが難しく感じる時があります。でも、文章を書く力がついてきたと感じますし、記録が残る点はメリットですね。

丹野:

コミュニケーションについては、仰る通り少し難しさを感じるところかもしれませんね。どうしてもテキストベースのコミュニケーションが多くなるので、「雰囲気でわかるよね」とか感覚的な話なんかは特に、どんな言葉で伝えようかとかよく考えないといけないですし、相手の温度感なんかも掴みずらい時なんかはちょっと難しいなと思うこともありますね。おかげで、よく考えて相手に伝わりやすいように伝えるという部分はだいぶ鍛えられたかなと思います。


リモートワークでのコミュニケーションについてはどんな工夫をしていますか?

並木: 

アクルでは、社内のコミュニケーションはSlackをメインに使っていますが、テキストベースのコミュニケーションでいうと、私はできるだけ絵文字やビックリマークを使って、テキストが冷たくならないように工夫しています。それから、質問の意図・背景を説明することも意識しています。理由がわからないと、相手が警戒心を持つことがあるので、そうならないように心がけています。

佐々木: 

私も、テキストベースのコミュニケーションは難しいと感じることがありますね。できるだけ結論を最初に伝えるようにしています。テキストだと飛ばし読みされることもあるので、伝わりやすさを意識しています。絵文字は使いたいのですが、使う場面が難しいこともあって、まだあまり積極的に使えていませんね。

丹野:

あとは、テキストベースだけでなく、オンラインミーティングなんかもうまく使いながら、大事な話や相談ごとなんかは、Googlemeetを使って顔を合わせて話をするなんてこともやっていますね。人事としては、リアルで合うメリットというのも感じているので、リモートのメリットを維持しつつ、社員同士が顔を合わせる機会なんかも増やしていければなとも思っています。

フルリモートの環境で現在はどんな仕事を担当していますか?

佐々木: 

私は、カスタマーサクセスチームで、ASUKA加盟店様の日々の不正状況のモニタリングや、不正ログイン対策の提案などを行っています。また、新しいセキュリティサービスの提供も進めています。現在、40社ほど担当しておりまして、業界未経験からではありますが、モニタリング、分析、提案まで一通り対応できるようになりました。

並木さん:

 もともと、佐々木さんと同じカスタマーサクセスとして入社したのですが、育児休業から復帰した後、今年の5月から商品企画チームで、開発案件のかじ取りを担当しています。開発者と依頼者の間に立って、スムーズに案件が進むよう調整を行っています。また、自分から新機能の提案をすることもあります。新しい仕事へのチャレンジということで、考えることが多いので頭がパンクしそうになることもあります。でも、周りの方がこまめに助言してくださるので、ストレスなく進められています。

お二人の今後のチャレンジについて教えてください。

並木:

今は商品企画として経験を積んでいるところですが、将来的にはマネージャーポジションやリーダーとして指導できる立場になりたいです。また、会社の資格手当制度を活用して、積極的に資格を取得し、自分のキャリアをより強化していきたいです。

まずは、情報セキュリティマネジメントの資格を目指して勉強中です。年内には取得したいと思っています。また、将来的にはウェブデザイン技能検定やTOEIC、さらには日商簿記も視野に入れています。デザインの知識や会計の知識が業務にも役立つと考えています。

佐々木: 

まずは、現在のクォーターごとの目標をしっかり達成し、チームや会社に貢献することが第一です。長期的には、CSチームのリーダーやマネージャーポジションに就き、より責任のある役割を担っていきたいと考えています。今以上に新しい業務にチャレンジし、会社全体に貢献できるようになりたいです。

最後に、地方で転職を考えている方や地方の学生さんに向けてメッセージをいただけますか?

佐々木さん: 

地方でもリモートワークやオンラインでのキャリアアップが可能になり、選択肢が広がっている時代だと思います。自分のスキルを磨き続ければ、地元にいながらでも全国的な仕事に携われるチャンスがあります。ぜひチャレンジしてください。

並木: 

地方だからといってキャリアの選択肢が狭いわけではなく、リモートワークやスキルアップの機会がどんどん広がっています。自分の希望や目標に向かって努力すれば、地元で働きながらでも大きな成果を出せると思います。皆さんもぜひ挑戦してみてください。


アクルでは、地方の学生さん、地方で転職を考えている方を積極的に採用しています。クレジットや決済業界は未経験だけど、クレジットカードの不正対策に興味がある、社会問題を解決したい、新たな事業にチャレンジしたいという方は、まずはお気軽にご連絡ください。





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