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入社して即PM!? 常識破りの新規事業づくりの裏側を聞いてみた!

こんにちは!アイザックHRです!

アイザックでは「世の中を、実験しよう」というミッションの通り、会社としても個人としても新しいことにチャレンジしていく姿勢を大切にしています。

今回は、エンジニアやセールス、PMなど、さまざまなバックグラウンドを持った方にお集まりいただき、現在取り組まれている新規事業PMの業務について、座談会形式で語っていただきました!

本記事は前編として、新規事業における取り組みの裏側について紹介していきます。


=== 登場メンバー ===

川崎 晃弘
大学卒業後、システム開発会社にて自社プロダクト開発と受託開発を経験する。
アイザックでは新規プロダクト開発に従事。生活をより良くしていくのが好き。
平野 周
1994年生まれ。神戸大学出身。大手人材会社から株式会社ZIZAIへ転職し、4年弱新規事業開発に従事。
新規事業のPMとして2023年1月にアイザックに入社。趣味は旅行とゲーム。
湯浅ま綾
1990年生まれ。慶應義塾大卒。アイザックにjoinする直前は、3社から業務委託でテレアポを経験。
新規事業のPMとして、2022年12月に入社。一児の母。


ーみなさん、本日はどうぞよろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします!

川崎 晃弘(以下、川崎):新規事業立ち上げを行っている、エンジニアの川崎です。アイザックに入社したのは2022年4月で、約1年が経ちました。現在3社目です。僕は新卒からずっとエンジニアとして、自社サービスや受託開発に関わってきました。

正社員の仕事以外にも、新卒の頃からスキルアップを目的とした個人事業も並行していました。最初はアイザックで業務委託として仕事をしていたのですが、新規事業を立ち上げることになり正社員として入社しました。

平野 周(以下、平野):新規事業責任者をしている平野です。新卒でHRの営業を経て、前職では株式会社ZIZAIで4年弱新規事業に関わっていました。アイザックへの入社は今年の1月です。自分で事業を作りたいと思っていたところで、自己資本100%で運営していて自由度が高いところや、多岐にわたる事業ドメインがあることが魅力的で入社を決めました。

湯浅 ま綾(以下、湯浅):新規事業PMの湯浅です。これまで塾の経営、手作り品の販売や接客業など、多岐にわたるお仕事に関わってきました。出産・育児を経て、前職では株式会社アイドマ・ホールディングスでテレアポ営業に従事しました。同時並行でいろいろな会社のテレアポを行う中で、出会ったのがアイザックです。ひょんなきっかけでアイザックの経営陣と飲みに行くことになり、新規事業の立ち上げをさせていただけることになりました。

新規事業ってどうやって生まれるの?

それぞれの新規事業開発 〜ハイになりながら爆速で駆け抜ける平野さんの場合〜

ー新規事業に関わる経緯や、その後の関わり方を教えてください。

平野:僕は入社時、『バーチャル系の事業を立ち上げてほしい』という漠然としたお題をもらいました。そこから2ヶ月かけて「バーチャル系の事業にはどのようなものがあり、どのように収益を上げていくのか」を検討し、市場調査を行い、数字やロジックを詰めていきました。この作業は主にひとりで、ときにメンタルを上下させながらも(笑)、播口さん(アイザック共同創業者)と週に1回ディスカッションをしながら進行していきました。

ーヒリヒリした状況が伝わってきます。現在はどのようになっているのでしょうか。

平野:結局チームを2つ創ることになり、3月からは採用担当者とともに新規事業立ち上げに向けた人材募集をし、1ヶ月で7名の仲間を作ることができました。4月にキックオフを行い、いよいよ始めていくフェーズです。あと3ヶ月くらいでローンチするスケジュールを想定しています。

ーまさにこれからといった時期ですね!


それぞれの新規事業開発 〜好きな想いでPM初挑戦!未経験の壁もチームで乗り越える。湯浅さんの場合〜

ー湯浅さんはどうでしょうか。

湯浅:私は現在、人狼とマッチングをかけ合わせたサービスをちょうどリリースしようとしているところです。先程もお伝えしたように、私はテレアポをするつもりで入社を検討していたんですが…転機のきっかけは私のプレゼンですね(笑)。

ープレゼンですか…?

湯浅:オファーを受諾する前に社長の田中さんと、共同創業者の播口さん、メンターの上司と4名でご飯に行ったのですが、その場で企画を出してみたんです。もともとオファー内容は会社全体のテレアポの責任者だったんですが、社内制度※1『Go To Moon』の話を聞いてから、自分のなかで新規事業をやりたい気持ちが強くなっていて。

ー自分から手を挙げたんですね。

湯浅:そうです!3~4個、自分のアイデアを共有してみたら、想像以上に2人に盛り上がってもらえて。「どれをやりたいですか?」と聞かれたので、人狼に関するサービスのPMをやりたいです!と伝えました。

ーそのときの気持ちはどうでしたか?

湯浅:驚きもありましたが、ワクワクのほうが遥かに大きかったですね。その夜は、ワクワクとドキドキで眠れませんでした。ただ新規事業のPMとはいえ、経験のない私にたくさんのことは任されないだろう、と当初は思っていたんです…。

ー想定外なことがあったのでしょうか。

湯浅:想定外のことばかりでした。気が遠くなるような感じで、目まぐるしく色々なことが変わっていきました。いざ入社してみると『事業計画引いておいて!』と言われたり…全く知らない世界を知ることになりました。幸い周囲に新規事業の経験が豊富なメンバーがたくさんいるので、知見を借りながら自身でも手を動かし、プロジェクトを前に進めています。

ー未経験ながらPMをするのは大変なのでは…?

湯浅:新しいことや面白いことにチャレンジしていきたいと思えるタイプだったので、苦にはなりませんでした。むしろ、この人達とだったらできるし、やりたいと思わせてくれました。私の場合、市場分析などのマーケティング視点から入るのではなく、『こんなサービスを作りたい』というプロダクト視点から入ったのも良かったかもしれません。

ープロジェクト開始からの変遷を教えてください。

湯浅:最初は私と開発メンバー2名の計3人で取り組んでいたのですが、サービスが形になっていくなかで、UI/UXデザイナーやマーケのメンバーも加わりました。全員頼れるメンバーなのですが、特にエンジニアがマッチングサービスの開発に強く、とても頼っています。まさにリリースが迫っており(取材時)、文化祭前夜の気分です。

それぞれの新規事業開発 〜ある日突然新規事業に抜擢!?川崎さんの場合〜

ー川崎さんは当初「エンジニア」と自己紹介されていたかと思いますが…

川崎:はい。僕は業務委託エンジニアとして、かつ当初は別の事業で関わり始めたんです。そのなかでBtoCの面白さに目覚めて、社長の田中さんに「いつか新規事業の開発をやってみたい」ということを伝えていました。そしたらある日突然、知らないSlackチャンネルに入れられていて。

ー突然ですか。

川崎:プロジェクトが始まる寸前くらいで、マッチングサービスをやっていくことや、事業のコンセプトを説明されました。

ーそこまで突然だと、反発や動揺もあったのではないですか?

川崎:もともと新規事業をやりたくて業務委託先を探していましたし、転職もそういう軸で活動していたので、違和感はありませんでした。ビジネス支援の経験はあるものの、完全なゼロからの事業立ち上げについては経験がなかったので、とりあえずやってみようという気持ちで始めました。アイザックはエンジニアメンバーも0→1の経験が豊富な人が集まっているので、何かあったら誰かしら助けてくれるかなという気持ちも、挑戦を後押ししてくれました。


新規事業開発が社内で発生する仕組みは?

誰でも新規事業開発のPMに!?社内プログラム『Go to Moon』

ーお三方のお話を聞き、新規事業が始まるきっかけはオファー、プレゼン、アサインなど、さまざまなアプローチがあることが分かりました。たとえば社内からアイデアを募る場合など、どのようなきっかけで新規事業が始まるのですか?

湯浅:一番スタンダードなのが『Go to Moon』という社内制度です。2022年11月に運用を開始し、制度の内容は随時アップデートが行われています。簡単に紹介すると、月に1回、有志のメンバーがそれぞれドキュメントとして残した『新規事業の種』を経営陣がレビューするといったものです。

ーメンバー誰しもにチャンスがあるのはすごいことですね。

湯浅:そうなんです。インターン生や業務委託も含め誰でも参加可能なのですが、とはいえ参加に対するハードルが高い部分があったため、もっとざっくばらんにビジネスアイデアを出せるような仕組みができました。それが『Fresh』です。『Fresh』を経たら『Rise』という、PM陣や経営陣がフィードバックする場を設けて、有志でビジネスアイデアを出し合います。

ーリリースに向けての流れはどのようなものでしょうか。

湯浅:初月にメンバーがアイデア出し、市場規模などを調べて発表します。翌月には実際のビジネスに乗せることを検討し、本格的にサービスとして仕立てるときはチームを組成する、という流れです。あくまでアイデアを出した人を中心に、周囲を巻き込んでいくようなイメージですね。

ー実際にリリースされるものもあるのでしょうか。

湯浅:現在、この制度をきっかけとしたリリース予定のプロダクトが3つあり、内容もVtuber系のものからマッチングアプリまで様々です。

ー新規事業開発立ち上げには『Go to Moon』以外の方法もあるのでしょうか。

川崎:あります。例えば経営陣のオーダーによるものです。その場合、経営陣のうち声を上げた一人がメンターとして関わる方式になっています。

▼Go To Moonについての記事はこちらから
新規事業の企画で最大500万円支給!事業実験を促進する「Go to Moon」|aisaac
こんにちは、アイザックPRのannaです。アイザックには、自分のアイデアを事業化することを応援する 新規事業奨励制度「Go to Moon」があります。よく聞く制度ではありますがアイザックの場合はなんと、 企画が通ればボーナスが出る ...
https://note.com/aisaac_inc/n/ndb7dec02b047


新規事業開発の厳しさと楽しさは?

リリース前の「健全なアップダウン」とは

ー新規事業のイメージがつきにくい読者の方もいるかと思うのですが、新規事業の楽しさと苦しさを教えてほしいです。

平野:一言でいうと、躁鬱状態ですね(笑)。何の事業を決めるかまではかなりしんどいです。『天才的なアイデアだ!』と思った次の日には『やっぱりだめかも』と思う日々を繰り返しながら過ごしています。この期間はまだ自分が売上の数字を作っているわけでもないので、余計にしんどいですね。

そこから仲間集めに入ると、熱量があり事業に共感してくれる仲間とガツガツ物事を進めていくので、心が安定します。形にしていくのも楽しいですね。リリース前は『めちゃ楽しい!革命だ!』という気持ちになります。リリースしたら、そこから先にはまた別の地獄が待っていますが…(笑)。楽しそうでしょ?

川崎:リリース前は、まだ数字に現れていないので『いけるやろ』と思っているんですが、いざリリースしてみると、思いがけないユーザの反応があったり、売上がついてこなかったり。事業を創って終わりではなくて、そこからどう伸ばしていくのか、というところも含め新規事業開発を通して様々な
経験ができていますね。

ーアップダウンを繰り返しながら、リリースに向かっていくことがよく分かりました。

湯浅:リリース後に不安になるのは本当にそうで、平野さんには以前『リリース後のお祝いご飯の予定は、先に入れておいたほうが良い』と勧められました。それくらい、リリース直後は心配で不安にもなります。

ユーザー様からの受け止められ方や、実際に使用してもらっての感想など、予想ができないので。リリース直後はTwitterでも反応を日々見ていますし、楽しみにしてくださっている方の辛辣な言葉には胸が痛みます。平野さんが言っていた『躁鬱』という言葉にも共感します。ワクワクとドキドキが混ざって、不思議な気持ちになりますね。

ーリリースに向けて、どのような気持ちで準備をしているのでしょうか。

湯浅:リリースに向けて以前よりも密にコミュニケーションをとるようになり、一気にチームとしての一体感が生まれ、全体のワクワク感が高まっています。チームを組んだとき、開発陣はドライでクールなイメージだったのですが、今は自己開示しあい和気あいあいとした雰囲気になりました。流されずに意見を伝えてくれる自慢の仲間です。

ーありがとうございます。後半では、社内の組織や、今後の展望について聞かせていただきます!


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