B2B SaaS_In-feed ad
309 new photos · Album by 上田祐揮
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SaaS業界が非常な盛り上がりを見せています。SaaSの隆盛に伴い、B2Bマーケティングが改めて注目され、マーケティングに関する方法論やイベントをweb上でよく見かけるようになりました。
ただ、各社がどのようなマーケティング施策を打っているか、概要を理解できても、具体的にはなかなか見えてこないものです。特にweb広告は、自分自身がターゲティングされてその広告を目にしない限り、各社がどのような広告を打っているかは分かりません。
そう思うようになってから、自分のfacebookのフィードに広告が流れるたび、スクリーンショットをして保存するようになりました。現時点で300枚以上の数になっています。今回は、これまで私が集めてきたfacebookインフィード広告を、ざっくりとした以下のカテゴリごとにご紹介致します。
サービス紹介のLPや資料DLなどへの導線となっている広告です。いわゆる広告といえば、このタイプを指すことが多いように思います。
特徴、機能、効果など、サービスを紹介している広告です。
サービス概要と同分類の広告ですが、資料ダウンロードへと誘導している広告です。このタイプの広告が機能するには、サービスが配信対象に認知されている必要がありそうです。
サービスを直接的に訴求するのではなく、問題を問いかけることによって、興味換気を図っている広告です。比較的ニーズが顕在的な層に効果がありそうです。
クラウドサインの橋詰さんによると、「なんで契約書だけ紙?」の広告は、ニーズ顕在層以外にも効果が出ていたとのこと。
サービスを直接的に訴求するのではなく、顧客の興味換気を促すコンテンツを打ち出しているパターンです。多くの場合は、ホワイトペーパーのダウンロードへの導線になっており、ナーチャリングを目的としたものと思われます。MA、ABM、リファラル採用など、まだ浸透しきっていない新概念の啓蒙、普及に特に活用されているようです。
いずれも、間接的に自社サービスの紹介や導入事例へと繋がっていることが多いですが、あくまで前面に出ているのはコンテンツであり、広告色は薄めです。
専門的な業務に関するノウハウの提供や、解説などをコンテンツ化したものです。
インタビューやアンケート調査の結果をコンテンツ化しているものです。
自社で開催したイベントレポートをコンテンツ化しているものです。FORCASのホワイトペーパーはコンテンツがリッチで毎回思わずダウンロードしてしまいますね。
自社サービスの導入事例を紹介した広告です。B2Bサービスにおいては、導入事例こそ最良の営業ツールだとよく言われますが、各社積極的に発信しています。
サービスの導入効果や導入理由にとどまらず、その会社独自の取り組みや活動をしっかり紹介することで、コンテンツとしても読み応えがあるものが多いです。
自社主催のイベント広告です。自社サービスを直接的に紹介するセミナーはやや少なく、どちらかというとコンテンツが前面に出たカンファレンス型のイベントが主流のようです。
おそらくナーチャリングを目的としていると思われ、イベント後に参加者をfacebookグループやSlackチャンネルに招待し、コミュニティを構築しているケースも多いです。こちらもコンテンツ広告同様、新概念の啓蒙、普及と相性が良いように感じます。
導入効果試算、無料診断、エクセルテンプレートなど、上記のカテゴリに属さない広告です。
SmartHRのコスト削減シミュレーターは、削減効果を試算するために、社員数、入社人数などの情報入力が必要なのですが、その情報をもとにリードをスコアリングできるので、CVとその後のセールスと、両睨みを効かせた非常に有効な施策だと思いました。
表題に「300枚」と記載しておりますが、多すぎてこちらのブログで全てをご紹介することはできませんでした。ご紹介できなかった広告含め、これまで集めてきた広告については、以下Googleフォトアルバムに全てまとめております。ご興味をお持ちの方はご覧下さい。
この記事をここまで読み進めてくださった方は、おそらくB2Bビジネスでマーケティングに携わっている方、もしくはバナーのクリエイティブなどを手がけるデザイナーの方が多いのではないかと思います。
現在、弊社にはマーケターも、デザイナーも専任担当が不在の状況です。創業期のスタートアップで、マーケティング部門、デザイン部門の立ち上げに挑戦してみたい方、まずはカジュアルにお話しましょう。お気軽にご連絡頂けると嬉しいです!