企業にとって人材の採用は事業の発展・成長に影響する重要な経営戦略です。また、個人の方にとっても仕事は人生の中で大きな割合を占めており、自分らしく生きるために慎重な選択が必要です。 採用支援、転職支援を通じて、企業の発展と個人の望むキャリアの実現、そして社会・経済の発展に貢献するためにタイズは存在しています。 上記の実現のために、人材紹介はより「質の高い」サービスがあるべき姿であると考えています。 現状の人材紹介サービスでは、まず求職者が「求人票」を見て応募する企業を選びます。応募を受けた企業は、書類選考として求職者の「応募書類」をみて合否を判定します。一般的な人材紹介エージェントはその仲介役として、求職者に求人票を紹介し、応募があれば応募書類を企業に送付しています。このように人材紹介サービスは基本的に「書類やデータ上のデジタルな情報」のやり取りで進められます。 人材紹介エージェントが求人を紹介する際には、AI等を活用することがトレンドになっており、年齢、勤務地、経験職種などがマッチした求人を自動的に紹介していることが多いです。現在の市況では、求職者も求人も日々大量に発生しているため、一つずつ丁寧に案件を進めることは難しく、求職者と企業とのやり取りはデジタルで、オペレーショナルなものとなります。 しかしタイズでは、AIやシステムだけでマッチングをして人材紹介の作業を進める方法では、ベストな採用支援、転職支援は出来ないと考えています。上記の方法では、求職者は多数の企業に応募し、企業もまた多数の選考を実施しなければなりません。お互いにとって効率が悪く、仲介している立場として質の高いサービスができているとはいえません。 ◆タイズの在り方 世の中には数多くの会社と仕事がありますが、その中で本当にお客様のためになることができているのはどのくらいの割合あるでしょうか？ 利益を追求しすぎてお客様のためにはなっていないサービスが世の中にはたくさんあります。一方で、お客様のためになっていても利益を出せずに成長ができず、淘汰される会社も多くあります。継続して価値を提供し続けるには利益を出し続ける必要があります。 タイズでは会社として利益を出すことは当然ですが、利益のために活動するのではなく、企業と求職者の双方にとって正しく価値のあるサービスを提供した結果、利益がついてくると考えています。 とはいえ、利益を軽視しているわけでは決してありません。お客様のためになる仕事でもその規模が小さければ本当に貢献出来ているとは言えません。また売り上げを上げて利益が出るからこそ、次の価値提供に向けて投資ができます。だから圧倒的な売り上げを上げた人や1番の実績を残した人はタイズでは高く評価されます。 この考え方を「正義と力」と呼んでいます。 「正義」は仕事の質の高さや誠実さ、お客様に対して正しく向き合う姿勢を表しており、 「力」はお客様に提供できた成果の量や規模の大きさ、影響力、またそれを実現するための実力を表しています。 「正義なき力は暴力」 利益や結果がでていても、質の低い仕事をただ量をこなしているだけではお客様に真の価値は提供できません。また、倫理・道徳的に正しくない方法はもちろん評価されません。 「力なき正義は無力」 どんなに質が高く、お客様にとって正しい仕事をしていても、行動量や成果の量が少なければ、お客様への影響力は低く評価は得られません。 「正義と力」もどちらか片方ではなく、両立しないと意味がありません。同じように、世間では量と質はどちらか片方を優先されがちですがタイズでは両立を重視しています。タイズのメンバーの中には他の業界で、自分の仕事が全くお客様のためになっていないもどかしさを経験してきた社員や、もっと力を発揮したいと思って転職してきた社員もいます。「正義と力」の両立を志して働けることはすごく恵まれた環境です。 人材紹介業は、正しくサービスを提供すればお客様（企業・求職者）も私たちもハッピーになるWin-Winのビジネスモデルです。良いご縁を創り出せたとき、企業からも、求職者からも心から感謝されます。しかし、現状の世の中の人材紹介サービスは転職、採用自体を数多く実現することには成功していますが、企業の発展を人材面から支える、個人の充実したキャリアライフに貢献することまではやりきれていません。 だからタイズは、本当に価値のあるサービス提供するために、企業と個人双方のベストマッチングを実現することに大きな意義があると考え、この考え方を人材紹介のあるべき姿にしていきたいと考えています。