400万人が利用する会社訪問アプリ
Salesforceは、スタートアップから大企業まで、世界15万社以上の企業にご利用いただいているクラウドアプリケーションを提供する企業です。CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)による顧客情報の一元的な管理とデータ利活用の推進に加え、お客様がデータドリブンな経営に移行し組織文化として定着するまで、責任を持ってサポートしています。
今回フォーカスするのは「ビジネスは社会を変えるプラットフォーム」という信念のもと、ビジネスと社会貢献の両立やフラットかつオープンな企業文化、目標達成のためのフレームワーク「V2MOM」がもたらす提供価値についてです。
Salesforceはなぜ、多様性のある社員が共に力を合わせて成果を出し続けられるのでしょうか。人事本部長の鈴木雅則が解説します。
Salesforceは、スタートアップから大企業まで、世界15万社以上の企業にご利用いただいているクラウドアプリケーションを提供する企業です。CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)による顧客情報の一元的な管理とデータ利活用の推進に加え、お客様がデータドリブンな経営に移行し組織文化として定着するまで、責任を持ってサポートしています。
今回フォーカスするのは「ビジネスは社会を変えるプラットフォーム」という信念のもと、ビジネスと社会貢献の両立やフラットかつオープンな企業文化、目標達成のためのフレームワーク「V2MOM」がもたらす提供価値についてです。
Salesforceはなぜ、多様性のある社員が共に力を合わせて成果を出し続けられるのでしょうか。人事本部長の鈴木雅則が解説します。
Salesforceは創業以来、部門間に立ちはだかる情報の壁を壊し、顧客を中心としたサービスを実現するクラウドアプリケーションを提供しています。
「ビジネスは社会を変える最良のプラットフォーム」であるという信念のもと、国内では20年以上にわたりクラウドを活用したソフトウェアビジネスを展開してきました。しかしSalesforceは自分たちを単なるソフトウェアベンダーだと考えたことはありません。
ソフトウェアは課題を解決するためのツールであり、お客様の成功こそがSalesforceが提供するサービスの本質だからです。
しかも、私たちにとってビジネスは、特定の株主だけに利益をもたらすものでもありません。
Salesforceにとってビジネスは、私たちの製品をご利用いただいているお客様、ユーザーコミュニティ、当社の製品を活用したソリューションを提供するパートナー企業の皆さん、そしてSalesforce社員を含む、すべてのステークホルダーに利益をもたらすものであり、社会をより良くする原動力です。
Salesforceがコアバリューとして掲げる「信頼」「カスタマーサクセス」「イノベーション」「平等」「サスティナビリティ」もまた、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーに対する約束であり、Salesforceが何らかの決断を迫られたときに必ず立ち返る価値基準でもあります。
端的に言えば、私たちは自社の利益になることであってもコアバリューに反する選択はしませんし、逆にコアバリューにマッチしステークホルダーの利益に適う取り組みであれば、前例がなくてもやり抜きます。
Salesforceはテクノロジーの価値を追求するデータドリブンな企業ですが、理想の実現に忠実なビジョンドリブンな企業でもあるのです。
とはいえ、美辞麗句を並べるだけでは社会を変えるどころか、お客様をより良い方向に導くことはできません。理想を現実にするためには、異なるバックグラウンドを持つ社員の意志や意識を統一し、適切なオペレーションに落とし込む必要があります。
とりわけ、私たちが注力する社会貢献活動について申し上げるなら、製品の1%、株式の1%、従業員の就労時間の1%を社会に還元する「1−1−1モデル」を掲げ、支援先へのSalesforce製品の提供、社員が支援する団体への寄付、社員による地域や教育機関でのメンタリング活動やNPO支援、専門知識を生かしたプロボノ活動、ボランティア活動やコミュニティ活動への参加を推奨しています。
こうした支援政策や実施のためのオペレーションは、社会情勢の変化や相手方のニーズに合わせて随時見直され、社員の手でアップデートが図られる一方、社内行事やイベントの前後には、参加者が外に出て会場の周囲をゴミ拾いするなど、日常に溶け込んでいる取り組みにもなっています。
時と場所を選ばず、常に言行が一致しておりブレがない。これもSalesforceらしさのひとつであり、社会と自らの関わりを常に考えるカルチャーの醸成にも一役買っているのは間違いないでしょう。
こうした一貫性を重視する姿勢は、社会貢献活動だけに留まるものではなく、個人目標の設定プロセスや課題解決に対する取り組み姿勢にも表れています。
年間目標の設定プロセスを例に紹介しましょう。
まず年度のはじめに経営の陣頭指揮を執るトップが全社員に向け、その年に取り組みたいと考えるVision(ビジョン)を提示します。
続いて、達成する上で大切にすべきValues(信念)や、達成に向けた取り組みを示すMethods(方法)、達成の妨げになると思われるObstacles(障害)の存在を明らかにし、最終的に成果をどのように測定すべきかMeasures(基準)を設けて、実行への道筋を示すのです。
こうした一連の流れを称してSalesforceでは、各要素の頭文字を取り「V2MOM」と呼び、各拠点ではトップが示すV2MOMに基づき、2カ月ほどかけて内容をブラッシュアップしながら、部門やチーム、個人目標に落とし込んでいきます。
社員からのフィードバックを受け入れる体制も整っているので、完全なるトップダウンでもありませんし、V2MOMが固まるまでのプロセスはもちろん、各社員がどのような責務を負い、それをどのように達成しようとしているかについても、すべてオープンになっており透明性の高さも特徴です。
このような目標達成に向けたプロセスは、突如として世界を襲ったコロナ禍のような不測の事態への対応にも応用され、有効に機能しています。
こうした仕組みがあることによって、私たちは多様性を保ちながらも組織全体の一貫性を維持し、フラットでオープンなカルチャーを保てるのです。
Salesforceは一人ひとりの思いや気持ちに寄り添うことをとても大切にしているからこそ、データや仕組みに託すべき部分は託し、そこからこぼれ落ちてしまう部分については、人が全面に出て助け合い、支え合う。
つまりSalesforceはテクノロジーの使い手であると同時に、人と人とのつながりを大切にする企業でもあるのです。
私たち人事部にとってお客様は社員です。社員の皆さんが自分らしさを失わず活躍できる環境を整えることが、大きな使命となっています。
ビジネスを通じて社会に良い影響を与えられる環境を求めている方にとって、Salesforceがベストな選択肢であると思っていただけるよう、私たち自身も成長していかなければなりません。
Salesforceは現在、営業職をはじめプリセールスやサポートエンジニアなど、多岐にわたる職種を募集しています。
昨日より今日、今日より明日を良くしたいという前向きな希望をお持ちの皆さんへ。ぜひSalesforceでその思いを叶えてください。
企業文化や制度は作ったらお終いではなく、常に見直し、発展させるべきものです。ぜひ私たちと一緒にこの環境をブラッシュアップしていきましょう。
私たちは皆さんの能力を最大化するため、最善を尽くすことをお約束します。
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