400万人が利用する会社訪問アプリ
on 2022/10/24
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ブルーマ しをり
Salesforce で製品にフォーカスした専門営業職、営業サポートなどのチームをリードしています。 人材営業→人事コンサルタント→採用の経歴です。気がつけば、社会人からずっと人事関係の仕事に携わってます。よろしくお願いします!
Kazuomi Takeda
コマーシャル営業担当 リクルーター
Salesforceは、企業が利用するクラウドアプリケーションを提供する企業です。企業業種や規模を問わず、すべての部門で顧客情報を共有し、継ぎ目のない円滑なカスタマーサービスを可能にするさまざまなソフトウェア製品を世界15万社以上のお客様に提供しています。
CRM(顧客関係管理)領域で、世界No.1(※) の提供実績を誇っているSalesforce。実は私たちにはもうひとつ別の顔があります。それは社員の自己実現やウェルビーイング(幸福で肉体的、精神的、社会的に満たされた状態)の希求を力強く後押しする企業であるという、もうひとつの顔です。
私たちが社員一人ひとりの意志や気持ちに寄り添うのは、仕事や生活において満たされた状態であることが、自身や仲間の成長、そしてお客様の成功につながり、ひいてはよりよい社会の実現に貢献すると信じているからです。
今回はSalesforceという環境で自らの責務を果たしながら、自分自身が思い描く理想の人生を歩もうと奮闘する3人の社員をご紹介します。
Salesforceは、企業が利用するクラウドアプリケーションを提供する企業です。企業業種や規模を問わず、すべての部門で顧客情報を共有し、継ぎ目のない円滑なカスタマーサービスを可能にするさまざまなソフトウェア製品を世界15万社以上のお客様に提供しています。
CRM(顧客関係管理)領域で、世界No.1(※) の提供実績を誇っているSalesforce。実は私たちにはもうひとつ別の顔があります。それは社員の自己実現やウェルビーイング(幸福で肉体的、精神的、社会的に満たされた状態)の希求を力強く後押しする企業であるという、もうひとつの顔です。
私たちが社員一人ひとりの意志や気持ちに寄り添うのは、仕事や生活において満たされた状態であることが、自身や仲間の成長、そしてお客様の成功につながり、ひいてはよりよい社会の実現に貢献すると信じているからです。
今回はSalesforceという環境で自らの責務を果たしながら、自分自身が思い描く理想の人生を歩もうと奮闘する3人の社員をご紹介します。
中村 私と戸倉さんにはいろいろと共通点があります。所属していた時期は異なるのですが、以前いた営業部門や大学院の後輩でもあるんです。
西村 そんなつながりがあったんですね。
中村 少し前に、仕事やキャリアについて相談に乗っていただいたこともありましたね。以前から戸倉さんのお仕事の様子をお伺いさせていただくことがあり、カッコいい先輩だなと。それでぜひお話しさせてほしいとお願いしたところ快く引き受けてくださいました。
戸倉 うれしいことですね。私自身もたくさんの方々に助けられて今の自分があると思っていますし、社員同士、助け合うのがSalesforceのカルチャーでもあります。お役に立てたのであればよかったです。
西村 会社の規模が大きくなると、どうしても社員の交友範囲は所属する部門やチームに限られてしまいがちです。でも、Salesforceは部署やチームの垣根を越えた 1on1 がよく行われていますよね。自分の時間を割くのを厭わず、他者に協力的な人が多い印象です。
中村 業務上のつながりが薄くてもボランティア活動を通じて、ディスカッションしたり、仕事に限らずご一緒する機会が多いからかもしれませんね。改めて仕事を通じてやりとりすることになっても、すぐに打ち解けられますしコミュニケーションも円滑になります。すごくいい環境だと思います。
西村 中村さんはボランティアで工業高校生向けのメンタリングをされていますよね。私も社会に馴染めない若者就労支援のボランティアを経て、今は社内の育児や家族に関する様々なステージの社員をサポートするコミュニティ「Salesforce Parents and Families」の運営にかかわっているので、よくわかります。私が戸倉さんと出会ったのはコミュニティの定例イベントでした。ご自身の闘病体験をお話しいただきましたよね。反響の大きさに驚きました。
戸倉 そうでしたね。乳がんの治療と仕事の両立、自分らしく働き続けるために必要だと感じることについて、自信の体験に基づき、思うところをお話させていただきました。ご自身や、ご家族が病と向き合っておられる社員の皆さんにとって、少しでも参考になればという思いでお引き受けしたんです。病との向き合い方や、働くことの意味について考えるきっかけになったのであれば、これほどうれしいことはありません。
西村 私がコミュニティ活動に積極的に取り組むようになったのは、前職時代の挫折体験から得た学びと関係があります。Salesforceに入る前まで、私は人材業界の営業として中小企業向けの採用支援に携わっていました。私が支援して入社をサポートした企業が倒産してしまい人生を暗転させてしまった方がいたんです。働き方や仕事にまつわる課題の多くは、転職を通じた適切な人材の配置で解決できると信じていた私にとって、とても衝撃的な出来事でした。
中村 そんな経験をされたんですね。
西村 ええ。その経験をきっかけに自分の仕事や価値について考えるようになり、気づいたことがあります。それは自己実現と社会貢献が両立できる仕事に就きたいという希望でした。前職を辞めSalesforceを選んだのも、入社してすぐに若者たちの就労支援プロジェクトに携わりたいと手を挙げたのも、自分の存在が社会の役に立っているという手応えを感じたかったからなんです。現在は育児や家族に関する支援に軸足を移しましたが、さまざまな不安や不満を抱える人たちを支えたいという気持ちに変わりありません。
中村 私は、都立高校の生徒と一緒に仕事やキャリアについて考え、支援する「P-tech」という活動に携わっています。生徒たちと勉強や部活についての悩みや将来やってみたいことについて話す中で、進路やキャリア形成のヒントをつかんでもらう活動です。私自身、生徒の言葉から気付きを得ることもあるので、毎回参加を楽しみにしてます。私事ですが、学生時代に教員になることを検討していたり、アルバイトで店舗メンバーの育成に関わる機会があったりと、以前から人を育てることに興味があり、Salesforceに入社したら教育関連のボランティアに取り組みたいと考え、P-techへの参加を希望しました。
西村 そんな背景があったんですね。
中村 はい。あともうひとつボランティア活動に関心を持った背景として前職時代に2年ほどドイツで働いたことがあるのですが、当時一緒に働いていた現地のメンバーは、仕事はもちろんですが家族との時間を大切にしながら、自分の能力を社会に還元しようともしていました。そういった考え方に共感した部分もあり、社会貢献活動に積極的なSalesforceなら実現できると思いこの会社を選んだんです。
戸倉 私が社内のイベントや集まりに積極的に参加して経験談をオープンに話すようになったのは、自分の病気について率直にお話しすることで、救われる人がいるのではないかと思ったからです。当事者になって真っ先に感じたのは、「会社からいらないと言われるんじゃないか」という不安でした。きっと私と同じ不安を抱える人がいるはず。そんな思いから積極的にお話しするようになりました。
西村 私も同じ立場だったら、そう考えるかもしれません。
戸倉 ですよね。でもすぐにその不安が杞憂だったことがわかりました。勇気を振り絞って、当時の上司や同僚、お客様に病状や今後について包み隠さずお話し、仕事を続けたいとお話ししたところ、皆さん口々にこうおっしゃってくださいました。「戸倉さんがそうしたいのであれば、全面的に協力するよ」と。Salesforceは困っている社員をひとりにしない会社なんです。皆さんに「Salesforceは安心して働ける会社なんだよ」とお伝えしたくて、自分の体験を積極的にお話しするようになりました。
西村 治療と仕事の両立は大変だと思います。戸倉さんにとって活動の原動力ってなんですか?
戸倉 私は仕事が大好きですし、大好きな仕事を通じて自分が社会に必要とされている実感が味わえるのが大きいですね。抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けてしまったり、体調が優れずベッドからなかなか起き上がれなかったりする日があったりするのですが、Salesforceにはそんな私を受け入れ、優しく手を差し伸べてくれる仲間がいます。仲間と言える人たちは社内だけではありません。入院前に応援のメッセージをくださったお客様もいらっしゃいました。
中村 お客様にも恵まれているんですね。
戸倉 本当にありがたいことだと思います。実はあまり知られていませんが、Salesforceには医療の専門家に闘病の悩みや困りごとを相談ができる制度があるんです。当事者になってはじめて知ること、気づくことって本当に多い。そういうこともお伝えしたくてこうした活動を続けています。
西村 当事者にならないとわからないことって本当にたくさんありますよね。私たちの育児や家族に関する様々なステージの社員をサポートするコミュニティで採り上げる話題も保育園の入園問題だけに限らず、男性が育児休暇を取得する際に感じる不安、病気や障害を抱える家族を支える難しさ、子供のLGBTQといかに向き合うべきかなど、本当に多岐にわたるテーマに取り組んでいます。
戸倉 営業を経て、社員の育成を担当するチームに移ってつくづく感じるのは、すべてはつながっているなという思いです。経験から学べることはたくさんありますし、その学びをどこにどう活かすかもその人次第です。とくに今は若い世代に自分の経験を伝える立場なので、とりわけそんな思いを強く持つのかもしれませんね。
西村 同感です。私自身、お客様にコミュニティ製品をご提案することもあるのですが、運営当事者にしか知り得ない苦労や難しさを踏まえてお話をすると、お客様に喜んでいただけるのでわかります。活動で得た人と人とのつながりや、活動を通じて知った知識が仕事にも役立っていると感じることは少なくありません。
中村 現在所属しているチームのメンバーも積極的にボランティア活動をする方が多く、それぞれの活動で学んだことを話す機会がよくあるのですが、確かに社外活動で得た知見には仕事に活きるものがたくさんあるなと感じますね。学ぼうと思えばどこからでも学べるし、それをどう活用するかも自分自身の気持ち次第なのかもしれませんね。
西村 Salesforceで働きはじめてすぐ気づいたことがあります。それは、これほどまでに人と人とのつながりを大事にする会社はないということです。業務上、お付き合いのある方はもちろん、ボランティアやコミュニティ活動を通じて出会う方々を通して、自分のキャリアや仕事のあり方について考え、社会とどのような関わりを持つべきか思いを巡らせるチャンスがたくさんあり、しかもそれが自己満足で終わることがありません。ひとりの人間としての成長が、お客様の成功や会社の成長につながっているという感覚はSalesforceに入社するまで味わったことがありませんでした。
中村 Salesforceは、製品の1%を非営利組織に提供し、株式の1%、就業時間の1%を活用してコミュニティに貢献するための制度「1−1−1モデル」があります。それがかけ声だけでなく、きちんと機能しているのがSalesforceのすごいところです。この制度が適切に運用されているおかげで、業務時間中やそれ以外のタイミングでも外部の支援先や協力団体とも緊密に連携できます。一見当たり前のように見えますが、共に働く仲間のため、そして社会のための活動に、ここまで時間と予算を投じている会社はそう多くないのではないでしょうか。
戸倉 それも、共感を持って他者を受け入れ、支援するカルチャーがあってのことでしょうね。同じ会社の社員であっても面識がない人同士だと、プライベートに踏み込む話題は憚られるものですが、ここでなら話したいこと、表現したいことを自由に口にできます。それができるのは、お互いに信頼で結ばれている安心感があるからです。Salesforceらしい素晴らしいカルチャーだと思います。
中村 ひとりでできることは限られていますが、力を合わせれば大きなことにも取り組めます。それを体感としてよく理解しているからこそ、他者への協力や支援を惜しまない組織風土につながっているのかもしれませんね。しかもそのマインドが仲間内だけに閉じず、社会に向かって大きく開かれている。そこがSalesforceの面白いところですしユニークなところだと思います。
西村 こうした環境で養われるのはやはり視野の広さや視座の高さです。Salesforceの製品やサービスが、多くのお客様に支持される理由にもつながっていると思います。
西村 私は前職時代から人材こそが、企業の成長になくてはならないものだと考えてきました。もちろん今もその考えは変わりませんが、Salesforceにきてもう少し俯瞰した見方ができるようになった気がします。Salesforce製品の上手な活用でお客様のビジネスが伸びれば、お客様の社員の皆さんの成長がうながされるでしょうし、新たな雇用も生まれます。つまり、Salesforceが起点となり適材適所が実現され、それがよりよい社会づくりにつながるわけです。こうしたいい流れを絶やさぬためにも自分自身の成長には貪欲でありたいですし、Salesforceの一員としてこれからも組織の成長にも貢献したいと思っています。
戸倉 期せずして病気が発覚して、これまで通り仕事を続けるかそれとも治療に専念するかで悩んだ時期もありました。でも私にとって仕事はかけがえのないもの。治療を受けながら仕事に取り組みながら、辛い時期を乗り越えられたのは、上司や同僚、そしてお客様からの温かい支えがあったからです。その年の営業年間目標を達成し、やりきったという思いを持って、今の職場に異動できたのもやはり皆さんのおかげ。これからはSalesforceを通じて出会った皆さんに恩返しするつもりで、育成担当として豊かな人間性を宿した優秀な人材の輩出に貢献したいと思っています。
中村 Salesforceには、ここにいる戸倉さんや西村さんのように、パワフルで活動的な方が大勢います。私もいつかだれかのロールモデルになれたらうれしいですし、多くの先輩方から受け継いだものを次の世代に渡すためにも成長し続けたいですね。これからもSalesforceのメンバーだけでなく、お客様、社会に対して何かしらいい影響を与えられる人間であり続けるためにも、これからも人との出会いや、つながりを大切にしたいと思っています。
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