株式会社かりゆし / 総務部 人事労務管理部門マネージャー
観光立県としての沖縄。。。
ひょんなことから観光産業に身を置くことになったが、入ってみたらギャップが凄かった。 今までは小規模な事業所しか経験が無かったため「勉強させてもらうぞ!」と意気込んでの出社初日、デスクと椅子しか用意されていなかったことに軽く失神する。 比較的地元では大きな企業(グループ合わせて1500名程)で盤石な経営だと思っていたが、内情は悲惨。(経営状況:数字は健全でしたよ) 従業員の給与は低く、労務管理体制もコンプラもあったもんじゃない。 ここで一念発起。 「今」そうじゃないなら俺が変えてやろうじゃないか! 「お前あそこで働いてるんだろ?羨まぁ~。。。」って言われてやろうじゃないか! 沖縄県内企業でも就職人気度ランキングで銀行・インフラ超えてやろうじゃないか!! この気持ちがスタートになりましたとさ。 *注釈* この後、「歴史がある会社」と「従業員規模の大きい会社」で働くことの意味と難しさを知ります。 何も経営者は搾取を前提に操業しているわけじゃなく「結果としてそうなってしまった」事が往々にしてあるのだと思います。 外部環境の変化の速さと予測の不可能さ、今居る従業員を守るだけでも大変。 制度変更により受ける影響・支出規模・過去の労働環境へのハレーション・訴訟リスク、良い方に変えればそれが一番じゃん?って甘い考えは通用しません。 ちょっとした変更でも常にリスクを想定して動かさなければならないほど、「大きな会社」での「変更」は大変である事、図体のデカさゆえに一挙手一投足で波風が立つことを身をもって経験させていただきました。