- 貴社についてご紹介ください。
森本様:弊社は「~鳥取発~ITで、地方創生」を経営理念に、ITをはじめとする先端技術で、地方創生の牽引役を目指している鳥取県の会社です。
首都圏でキャリアを築いた人材が地方に戻れない理由は、受け入れる企業・職種がないことが原因ではないかという気づきから、リモート(遠隔地分散)で都市部の大手企業の一次請けの仕事を受託し、地方で都市部と変わらない開発や運用を行うシステムアウトソーシング事業をしています。
今年で14年目になりますが、創業当時からずっと新卒採用は行っており、直近ではより注力をしようということで、1年に1名〜2名の採用だったところを、2018年卒から8名、2019年卒に14名、今年2020年卒に21名の採用といった形で年々拡大をしている状況です。
- 2018年から新卒採用を拡大されたんですね。
森本様:はい。2018年に採用の方針を変え、それまでは中途で経験がある地元の方を中心に採用していましたが、より弊社の将来を担うようなビジョンに共感をしていただける人材を採用していきたいということで、カルチャーに共感してもらいやすい新卒採用も強化をしていくことになりました。
- 当初はどのような採用チャネルを利用されていたんですか?
森本様:私が採用として担当していた2019年、2020年の採用だと、採用のチャネルとしては大手就活ナビ媒体とリファラル採用、自己応募がメインでした。 弊社は本社が鳥取県ですが、全国に12の拠点があります。秋田から福岡まで様々な地方に拠点を出しており、最終的には鳥取県で成功したITで地方創生の事例を日本全国に広めることをテーマにしています。しかし、現状は採用人数が増えるにつれ、鳥取県内だけでは自社にマッチする学生の応募数が少ないことに悩んでいました。
- その中でどうしてWantedly Visitを利用しようと思ったんですか?
森本様:Wantedlyには弊社とマッチする学生が必ず登録していると感じていたからです。
というのも、私が元々学生のころからWantedlyを利用しており、インターンシップ先を選んだり、何社かと面接させていただく経験があり、地方創生などのワードに興味関心がある学生が多く登録していることは知っていたんです。
当時弊社ではWantedlyを中途採用メインで利用していたのですが、新卒採用では積極的に利用できていなかったため、せっかくと思い、19年度の採用からWantedlyも新卒向けの募集記事をいくつか出して本格的に活用し始めました。
- 鳥取県でのWantedly利用に懸念はありませんでしたか?
森本様:いえ、ありませんでした。先程もお話したようにターゲットとなる学生がいることは知っていましたから。きちんと運用すればそれなりに反応はあるのではないかと思っていいましたし、鳥取県の企業で利用している企業が少なく、逆に勝てると思いました。