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プロダクトに愛を。営業から新規事業責任者に転身し、経営を目指す未来。


片山 翔仁(かたやま はやと)

1992年生まれ。2016年4月に新卒として当社入社。東日本営業部リーダーを経て、ミエルカコネクトチーム 事業責任者に就任。過去、1,000社を超える企業へweb集客の提案実績有り。2年連続での営業トップの成績は未だ誰にも抜かれていない。


IT人材不足を解決する「ミエルカコネクト」とは。

現在事業責任者を務める、「ミエルカコネクト」について教えてください。

「ミエルカコネクト」は即戦力マーケターを紹介する業務委託マッチングサービスです。当社では約20年間、Webマーケティングの支援を行ってきました。長年培ってきたノウハウを活かし、マーケターの見極めや適切な人材の選出、精度の高いマッチングなどを徹底しています。


今、IT人材不足が社会課題となっていますよね。IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が公開した「IT人材白書2020」の中では、「2030年には45万人もIT人材が不足する」と指摘されています。「ミエルカコネクト」はそうしたIT人材不足を解決するサービスです。

事業規模も順調に拡大しているそうですね。

ありがたいことに、年間売上・月次売上ともに昨年比で2倍以上増えています。売上以外も成長しており、月間100件以上のプロジェクトが動いていますし、登録いただいているマーケター様も700人を突破しました(2022年9月現在)。

手がけるプロジェクトの種類も広がってきています。以前はミエルカのお客様が多く、コンテンツ・SEOの案件がメインでした。しかし、昨年ごろから広告運用・MA構築・戦略コンサルなど、幅広いマーケティング支援を行えるようになりました。

悩んでいたお客様の目が、マーケターとの面談で輝くようになった。

どんなところが面白いですか?

「機会の創出」と「才能の発掘」によって、マーケターと企業の可能性を広げられることです。忘れられない出来事が2つあるので紹介させてください。

先日、ある企業の担当者とマーケターの事前面談を行いました(コネクトでは契約前に、お互いについて知ってもらうための事前面談を行っています)。

そのお客様はWebマーケティングについて思い悩まれている様子でした。しかし、面談でマーケターが「リスティング広告はこう変えた方が良い」「CVR(コンバージョンレート)※1を高めるための施策を進めましょう」などと続々と改善策を提案したんです。すると、面談中にお客様の目が段々と輝くようになっていきました。その瞬間は忘れられませんね。

※1 コンバージョンレート
Webサイト訪問者のうち、購入や問い合わせなどそのWebサイトの成果に至った件数の割合のこと

優秀だが、まだ陽の当たっていない(活躍できていない)マーケターは世の中にたくさんいます<。そうした人たちにスポットライトを当てることで、埋もれた才能を世の中に循環させることができる。そうした機会を創出することができたのはうれしかったですし、やりがいを感じた瞬間でした。


もう1つの出来事とは?

“才能の発掘”に関する出来事で、登録いただいているマーケターにユーザーインタビューをした際のことです。そこで言われたのが下記の感想です。

<コネクトに登録するマーケターの感想>
  • クライアントワーク未経験の中、コネクトメンバーが業務の進め方や提案内容を親身に対応してくれた。コネクトがなければ倒産していた。
  • コネクトの担当者がデジタルマーケに詳しい。契約や提案内容など、マーケターと目線合わせて取り組んでくれる。
  • アウトプットする機会があることでスキルアップしていて、(自分の)可能性が広がっている。

我々がいなければ、フリーランスとして活躍の場がなかった人が、コネクトを介して才能を発揮することができ、かつもう一つの人生を歩むことができるようになった。ミエルカコネクトが、1人のマーケターの人生や可能性を広げるきっかけになっていたんです。企業だけでなく、マーケターにも良い影響を与えることができる。これほど面白い事業はないと思っています。

「自分の個性を大切にしてくれる」。他社の内定を辞退してFaber Companyへ。

片山さんは2期目の新卒として入社していますよね。入社の経緯を教えてもらえますか?

就活生時代は、あるITコンサル会社に内定していて、「卒業までの期間でIT技術を学んでおきたい」と考えていました。そこでインターンシップを探していた際に、出会ったのがFaber Companyだったんです。

祖父母が小さい洋服店を経営していて、小さいころから検品作業や発送準備などを手伝っていました。経営する様子を間近で見ていて、自分も自然と経営者になりたいと思うようになっていきました。

インターンの面接でその話をしたところ、「何よりビジネスを学ぶなら、営業でのインターンが学びにつながるのでは? 片山君は営業に向いてそうだよ」と提案され、「確かにそうだな」と。その場で当時の営業部長だった月岡にも面談してもらい、インターンが決まりました。

インターンではどのようなことを学びましたか?

例えば、アクセス解析の専門家の提案を間近で見たり、敏腕営業の商談に同席したりと、日々成長の連続でした。「経営とITの両方を学びたい」と考えていた私にとって最適な環境でしたね。

インターン時代に私の指導をしてくれたのが、当時の営業部長・月岡です。月岡は部下の意見を聞き、自由に挑戦させてくれます。インターンを続ける中で、「もっとこの人の下で成長していきたい」と思うようになっていったんです。

普通は上司を選ぶことはできません。でも、どんな人かわからない人の下で働くのは非常にリスクが高いですよね。Faber Compnayに入社すれば、月岡の下で働けることが確定していますし、自分自身がさらに成長できそうだなと。

また、「一人の人間として大切にしてくれる会社だ」と感じていたのも決め手の1つでした。

「人として大切にしてくれると思った」とはどういうことですか?

実はインターン中に、ある悩みを代表の古澤に相談したことがありました。古澤は真摯に向き合って助言してくれただけでなく、代表自ら行動して解決に尽力してくれたんです。ずっとモヤモヤしていた悩みだったので、本当にありがたかった。「経営者と従業員」という枠組みを超えて、一人の社員の人生やアイデンティティを大切にしてくれる。そんな風に感じたんです。「古澤のような人間になりたい」と私の目標にもなりました。

そうした経緯もあり、他社(外資ITコンサル会社)の内定を辞退してFaber Companyへの入社を決意しました。

「人をつなげることが好き」。異能を見出され、コネクト事業の責任者に抜擢。

入社後はどのようなキャリアを歩まれたのですか?

入社からずっと営業を担当してきました。入社3年目から営業マネージャーに昇格し、6年目に新規事業の責任者として「ミエルカコネクト」へ異動しました。

営業からコネクト事業への異動は代表の言葉がきっかけだったそうですね。

そうですね。代表の古澤と話をしている最中にふと、「片山君はコネクト事業と親和性がありそうだよね。」と。そうお声がけいただいたのは、「人をつなげることが好き」という私の特性が、コネクト事業とマッチしていたからかもしれません。

社外の人と関わることは意外と重要です。自分が持っていない技術を持っていたり、新しい知識を知ったり、刺激を受けたり‥。社内にいるだけでは得られない経験や知識を身につけることができます。

ただ、それだけじゃなく、自分の周りにいる人が新しくつながって、何かを生み出せたらうれしくないですか?だから、以前から社外の人を集めた交流会を主催していました。意外とそこから新しい仕事や交流、つながりが生まれるんですよ。

私自身に足りない部分があるからこそ思うことですが、人間一人でできることは限られています。だからこそ人とつながり、才能を持つ人とかけ算していくことで、さらなる高みを目指すことができると考えています。そのきっかけ作りが社外交流なんです(笑)。

代表の古澤を筆頭に、当社には人の長所に注目する人が多いかもしれません。私の特性を見出していただき、新規事業責任者に抜擢してもらったのがいい例ですよね。


プロダクトに愛を持っているか。責任者としての想い

マネジメントをする上で心がけていることはありますか?

自分自身がこれまで学んだことをメンバーには伝えています。よく伝えているのが、「プロダクトに愛を持っているか」です。言い換えるなら、「愛着が持てるようにプロダクトのことを深く知っているか」ということです。私が営業を担当していた時、ミエルカのことを知れば知るほど愛着が湧いていく経験がありました。

「世の中のニーズの半歩先をツール化する。その文化があれば、どこにも負けない」。そんな代表の言葉がミエルカにも現れています。営業現場において機能紹介だけで終わってしまうケースってありますよね。でも、それだけでは不十分で、「ミエルカにはこんな哲学があり、それがこの機能に現れている」。そこまで伝えた方がお客様に魅力が伝わりやすいと考えています。

だから、自分自身のことを営業担当ではなく、ツールの良さを伝える”伝道者”のようなものだと思っていました。ミエルカを心から良いプロダクトだと思っていたからこそ、ミエルカの本当の良さを伝えていくことができたんです。

ご自身の営業時代の経験が大きいのですね。

私自身の経験からそう考えるようになりましたが、これは営業に限った話ではなく、CS(カスタマーサクセス)などの部署でも同じはずだと思います。「プロダクトに愛着があるかどうか」はサポート担当の態度や言葉に現れる気がしています。

「こんな機能です」とだけ紹介するよりも、「こんな背景があって、こういう経緯で開発が進み、こんな時にお役立ていただけるはずです」と紹介した方がお客様も興味を持っていただけるはずです。せっかく働くのであれば、愛着を持ってほしい。でも、どんなに自分自身だけで努力しても、愛着を持てないこともあるかもしれません。

なので、「プロダクトに愛を持ってもらう」ことは、事業責任者側にも責任があると考えています。「ただの人材マッチングサービス」ではなく、「こういう思いで運営をしていて、こんな世界を作りたい」という世界観を作り上げ、それに共感する人を一人でも増やすーー。

それが現れているのが、下記のプレスリリースです。株式会社PR TIMESが主催した「April Dream(エイプリルドリーム)※1」という企画の中で、コネクトとして発信しました。私たちが目指す世界観や方向性、未来などを言語化でき、多くの方に「こんなサービスなのか」と詳しく知ってもらう第一歩となりました。

ミエルカコネクトはまだまだ道半ばです。「ミエルカコネクトに関わるのは面白い」。そう思ってもらえるように、これからも努力していきます。

※1 株式会社PR TIMESが主催している企画。
4月1日に企業・各種団体・個人の夢をApril Dream(エイプリルドリーム)として発信する新たな文化を提唱している。


最後に求職者へのメッセージをお願いします。

Faber Companyは積極性が高く評価される会社です。たとえ新卒であっても、経営陣やマネージャー陣とサービスなどについて積極的に意見を交わせます。その時に受け身ではもったいない。「自分はこう考える」「こうしたい」と、発信して行動することが評価されます。チャレンジ精神が旺盛な人にはとてもいい環境だと思います。

キャリアについても同じことです。積極的に手を挙げれば、それを尊重してくれる会社です。「営業マネージャーを経て、事業責任者として事業を作ることを学び、30代前半で自分の事業を作りたい」と私自身何度も言ってきました。自分の努力だけでなく覚悟も必要ですが、挑戦の機会を与えてくれます。

少しでも弊社に興味があれば、ぜひ一度カジュアルにお話をしましょう! 応募をお待ちしています。



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