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【職人のテツガク①】Faberで開眼した"ヲタク"な生き方


Faber Company(ファベルカンパニー)の職人インタビュー「職人のテツガク」第一弾!

当社のSEOコンサルタントの小丸にインタビューします。

Faberを代表する職人の人生、仕事観、Faberの魅力や課題を赤裸々に語ってもらいました!


【プロフィール:小丸広海】

1980年・東京生まれ。28歳でSEOコンサルティング会社の株式会社クヌギに入社し、Webマーケティングの世界へ。29歳でFaber Companyに入社(クヌギ社と合併)。現在は顧客企業のSEOコンサルティングを中心に、社外向けセミナー講師や社員育成、ミエルカのYoutubeチャンネルへの出演など幅広く活躍中。SEOと猫と音楽をこよなく愛する男。最近の趣味は戸建てマイホームのスマート化(音声・遠隔・オート操作)。

ヲタクは癖(へき)だ!Faberはヲタクにとっての楽園

-小丸さんって相当なヲタクだとか?

はい、かなりヲタクです(笑)。

僕のヲタクの定義というのは、「熱狂の中で生きる人」なんですよ。対象は何でもいい。知的好奇心や探求心のカタマリで、何かに熱狂できるエンジンを積んだ人。普通の人からすると異常なくらい1つのことを突き詰める人です。

僕も昔から映画や音楽、ファッションなど、興味を持ったことにはとにかく熱中していたんです。映画にハマっていた時期は1日5本観たり、今も毎日サックスを練習していますし、Kindleにはマンガが5000冊くらい入っていますよ(笑)。

ヲタク気質は今のSEOの仕事にもつながっていますね。

ヲタク気質がどう仕事に生きている?

Webの世界って変化が早いし、SEOもどうしたら順位が上がるのか、検索ユーザーが満足するのかって正解がない。だから学び続けないといけないし、正解がない問いと向き合い続けることを楽しめないといけない。ここにヲタク気質が効いていますね。

例えば、言い方は悪いですが「なぜこんな質素なサイトが、このビッグワードで1位なの!?」というケースがよくあります。普通はそこまで気にしないかもしれませんが、ヲタクはこの謎解きに心をくすぐられて、時間を忘れてリサーチしたり、考察したりしてしまうんです。SEOの分野では、ヲタクかどうかで成長に大きな差がある気がします。

Faber CompanyではWebのエキスパートを「職人」と呼んでいますが、うちの職人はみなヲタク気質ですよ。

※Faber=ラテン語で「職人」という意味

-なぜFaber Companyにはヲタクが集まるのですか?

そもそも代表の古澤がヲタクなんですよ。子どもの頃はドラクエも素手でラスボス倒したり(笑)、最近もYoutubeやローカルSEOなど新しい分野に興味を持って毎日のように詳しい人と会ったり、とにかくやり込むヲタクです。昔から「ネジがはずれているくらいが面白い」とよく言っていますよ。

一般的にヲタクって暗くてネガティブなイメージもあるじゃないですか。僕も昔はそう思っていましたが、今ではむしろカッコいい生き方だなと感じています。うちの会社ではヲタクは「突き抜けた存在」としていい意味で使われていて、だから自然とヲタクが集まるのだと思います。

ヲタクの人とは、とにかく会話していて楽しいですよ。ヲタクって根本的な性格で、まさに癖(へき)じゃないですか(笑)。ヲタクになろうと思っても、基本的にはなれない。だからFaber Companyという会社は、Webヲタクである職人と日常的に濃い会話とつながりが生まれる面白い環境だと感じていますね。



写真:リモートワーク用に徹底的にこだわった自宅のデスクと趣味の楽器や音楽グッズ。ヲタクっぷりが自宅の様子からも伝わってきます...

FaberはM-1と似ている!?職人が高め合う生態系とは

-他にも自分の気質とWebマーケティングが合うところってどこですか?Webマーケティングのどんなところが好きですか?

自分の「おもてなし精神」とは相性がいいですね。

昔から仲間の誕生日を祝ったり、自宅に人を招いておもてなしするのが好きなんですが、Webの仕事でも同じなんですよ。直接コンサルしているクライアントにもわかりやすく喜んでいただけますし、クライアントの先にいる検索ユーザーも満足してくれているのがサイトの反応からわかる。

職人として、世の中の様々なサイトを見つけやすく、使いやすくすることで、日本のWeb業界がより良くなる実感があるし、もっと貢献していきたいと思っています。

例えば、大手不動産会社のクライアントさんを担当しているのですが、そのサイトを大きく改善できると家を探している人は良質な体験ができて、非常に喜んでくれますよね。家って大きな買い物じゃないですか。売る人も買う人もハッピーにできるのはメチャメチャ面白いですね。

-小丸さんが尊敬する職人っています?

社内だと古澤(創業社長)、鈴木謙一(取締役、海外SEO情報ブログ著者)ですかね。社外だと、古巣クヌギの代表の矢萩さん、有名な「バカに毛が生えたブログ」の篠原さん。

全員に共通しているのは、「自分の理論」を持っている点です。Googleが言っていることをそのままオウムのように説明するだけなら誰でもできますが、そうではなく、情報を自分なりに分析・解釈し、独自性のある理論へ昇華させている。これは誰にでも出来る仕事ではないです。着眼点も素晴らしく、面白い。自分はこの域にはまだ達していないと思っています。

-言葉の端々からSEOが好きなのがバシバシ伝わってくるけど、もし働かなくていい財産を持っていたら?それでも今の仕事をやりますか?

迷いなくやりますね。自分の人生で働かないという選択肢は絶対にないです。

僕にとって仕事は生きがいそのもの。日々研鑽して人間性を磨くことができたり、人生を豊かにしてくれるものだと思っています。英会話などを学んでいますし、筋トレも好きなんですが、出来ない自分や高い目標と向き合って、高めることが本質的に好きな性格なのかなと。たぶんナルシストなんですよね(笑)。

語弊がある言い方かもしれませんが、どんなに財産を持っていても本気で働いていない人って根っこが薄っぺらいと感じてしまうんです。

今後の人生でSEO以上の何かが見つかればそれをやるかもしれませんが、今はSEOが自分の天職だと思っています。




-いやー、熱い……ところで、ぶっちゃけ小丸さんも独立できるスキルありますよね?なんでFaberで働き続けてるんですか?

んー、独立できるとは思います。けど独立しないのは、独立したら得られないことがFaberにはたくさんあるから。

Faberってお笑いコンテストのM-1に似ているんですよ。M-1は、既にテレビでブレイクしている芸人も優勝をハングリーに狙っていて、レベルの高い芸人がすべてを賭けて本気でぶつかり合うから、相乗効果であの素晴らしいコンテンツが出来上がっている。

Faberも同じで、職人によるM-1が日々行われている感じ。例えば、各コンサルタントがクライアントに提案した渾身の施策の共有を行う「マイスター制度」があったり、毎週行われる困った案件の相談会では、古澤や取締役も参加して全員で知恵を絞り出す場が存在します。

レベルの高い職人それぞれが、必死にインプットとアウトプットを繰り返しているからこそ、互いに成長するし、社会により大きな価値を提供できるようになる。そんな生態系がFaber Companyにはあります。これは独立して得られるメリットよりも遥かに大きな財産です。

あとは、古澤への恩義が大きいです。Faberに入った30歳の頃は、人としてもSEOコンサルタントとしても他人に誇れるものがなかった。ある日、急に呼び出されて「お前はこれからの人生どうしたいんだ?」と、中途半端だった自分に対して思い切り説教を受けたんです。

そこから180度自分を変えて働きだしました。まずは1年間死に物狂いで働くことを決め実行してみると、それが当たり前になってきて人間的に間違いなく成長するきっかけになると思っています。古澤には、仕事における姿勢や技術はもちろん、プライベートでも数えきれないくらいお世話になり、一人前の人間にしてもらったご恩を感じています。兄貴のような存在ですかね。今では若手職人の育成にも大きな裁量を与えてもらっていますが、まだまだ恩を返し切れてないですね。

-逆にFaberの課題、改善の余地って何ですか?

ミエルカの成長に伴い、ここ数年で一気に組織規模が大きくなった分、中間マネジメント層が不足していますね。経営陣と若手をつなげるブリッジ役が増えると組織的に強くなると考えています。Faberismが純度高く染みわたった組織をつくっていきたいですよね。

同時に、若手を中心に会社の中核になるメンバーがもっと出てきてほしい。積極的にアウトプットしてダメ出しされる、手を挙げてもっと難しい仕事や新しい仕事に挑戦してみる。叩かれて失敗して、人は強くなると思います。若手がさらに成長できる支援は積極的におこなっていきたいです。

-小丸さんが思うFaberismとは?

職人文化以外だと、「すべてに本気」という文化ですかね。熱量が振り切ってる人が多い(笑)。僕自身は熱を持って仕事をするのが好きですし、むしろ熱がない人との仕事はお金もらっても引き受けたくないタイプなので、馬が合う文化です。

経営陣のパワーに負けそうになることもありますが、やっぱり本気な人と仕事がしたい。好きな人は好きな文化だと思います。草食系の人は苦手かもしれないので、良くも悪くもですが。

-最後に、どんな方にFaberの職人になってほしいですか?

アンテナが高い人。特にSEOやWebマーケティングという分野は、知識欲の強さがレベルに比例します。

与えられた仕事を漫然と消化するのではなく、自ら問いを立て率先して学び、アウトプットする人。こういう人はSEOの技術や知見が素晴らしいだけでなく、人としても深みがあり魅力的で、素晴らしい職人になるんじゃないでしょうか。

あとは熱量高い人と働きたいですね!本気ではない仕事は面白くない。一緒にWeb業界を盛り上げていく気概がある方は、ぜひFaber Companyに来てほしいなと思います。


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