アウル株式会社│PR会社│イベントストリーミング│デジタルマーケティング|WORKS | 蒸気を吸引するデバイス「ston s」SNS運用代行・デジタルマーケティング総合施策
BREATHER株式会社のXの運用代行をアウルにて担当。X施策の1つとして、複数の他ブランドとコラボキャンペーンを実施。親和性の高い企業とコラボレーションをすることで相手企業のフォロワーに自社商品やサ...
https://www.aur.co.jp/works/page-29
デジタルマーケティング部門のチームリーダーとして活躍する石黒さん。彼女は過去に2度の転職を経験し、アウル株式会社(以下、アウル)で自身の「働きがい」と「働きやすさ」を両立させています。
パート社員で働きながら、持ち前の能力を発揮し、わずか1年で社員、そしてリーダーへと昇進。今回は石黒さんがアウルで実現した、キャリアアップと仕事と育児の両立の秘訣に迫ります。
石黒 知子 / デジタルマーケティング事業部・チームリーダー
広告会社でノベルティ制作やイベント企画運営に携わった後、結婚を機にtoB向け不動産会社で営業アシスタントや管理部門リーダー、社長秘書などを経験。出産を経て、2020年にアウル株式会社にパート社員として入社。デジタルマーケティング部門で実績を上げ、1年後には社員、そしてリーダーに昇進。現在はSNS運用、インフルエンサーアサイン、Webサイト制作などを統括する。
学生時代はベンチャー企業のビジネスモデルを研究するゼミに所属していました。ゼミの活動の一環で、スタートアップ企業について調べる機会があって。漠然と人の心を動かす仕事がしたいと考えていたこともあり、プロダクトの新しい価値を生み出し、世の中にインパクトを与える広告業界に強く惹かれるようになりました。
就職活動では広告業界を中心にさまざまな企業を受けたなかで、企画から納品までを一貫して手がけられる印刷会社に就職しました。
ノベルティやポップ作り、Webサイト制作、イベントの企画運営が主な担当でした。クライアントは、美容系やコスメ系の企業が中心。たとえば、東京ビックサイトなどの大きな会場で開催されるイベントで、どのように顧客の心を惹きつけるブースをつくるか、企画段階から携わっていました。競合コンペで他社と戦うなど、大きなプレッシャーを感じる仕事ではありましたが、自身の企画が通ったときには大きなやりがいを感じていました。
寝る間も惜しんで仕事に打ち込む毎日で、体力的に限界を感じたんです。何よりも、結婚や出産を考えたときに、長く働き続けられる将来のキャリアプランを描くことが難しかったのが大きな理由です。
当時の広告業界は長時間労働が当たり前で、女性の先輩社員も少なく、ロールモデルとなるような人がまわりにいませんでした。結婚を機に、ワークライフバランスを重視した働き方ができる企業に転職しようと決意しました。
転職活動では、業界を絞らずさまざまな企業を見ていました。そのなかで、条件面が良く、将来のライフプランを立てやすいと感じたのが、toB向けの不動産会社だったんです。
残業が少なく、休日もしっかり取得できるなど、ワークライフバランスが整っている点が魅力に感じて。いま考えるとありふれた条件ですが、前の会社がハードワークだったので幸せのハードルが下がっていましたね(笑)。
仕事の面でも、数億、数十億円規模の取引にかかわれるのはおもしろくもあり、結局7〜8年間勤めていました。
広告業界で経験した「人の心を動かす仕事」をあきらめられなかったからです。不動産会社では、営業アシスタントや管理部門のリーダー、社長秘書など、幅広い業務を経験しましたが、心のどこかで自分の好きな仕事にチャレンジしたいという想いが明確に残っていて。
当時は2人目の子どもが生まれ、子育てが忙しくなっていた時期だったので、フルタイム勤務ではなくパートタイム勤務できる求人を探しました。主婦向けの求人サイトを見るなかで、「社員登用の可能性あり」「柔軟な働き方可能」というアウルの求人情報が目にとまったんです。
代表のブログを読んでみると「女性も働きやすい環境を創りたい」「女性のキャリアを応援したい」と熱量高く書かれていて……。アウルなら子育てと仕事を両立しながら、自分の力を存分に発揮できるかもしれないと感じて応募を決意し、パート社員として入社に至りました。
入社当初は、いま所属しているデジタルマーケティングとは別の部署で働いていました。そこで偶然、私の成果物を見たデジタルマーケティング部門の責任者が、スカウトしてくださったんです。「石黒さんは、うちの部署に必要な人材だ!」と、半ば強引に(笑)。
最初は当時持っていた仕事と、デジタルマーケティングの仕事を半々くらいの割合で取り組む約束だったのですが、いつの間にかデジタルマーケティングの仕事が占める割合が大きくなり、正式に異動しました。
入社して1年が経ったころ、社員登用のお話をいただきました。子どもが小学校に入学するタイミングで子育てに少し余裕が出てきた時期で、社員としてより責任ある立場で仕事に取り組みたいと考えていたこともあり、お受けすることにしました。リーダーポジションに抜擢していただいたのも同じ時期です。
アウルは社長や執行役員との距離が近く、自分の仕事ぶりを直接アピールできる機会も多い会社です。パート社員であっても積極的に提案し、常に求められたこと以上の成果を出し続けることを意識していたので、周囲からの信頼を得られたのかもしれません。
デジタルマーケティング部門のリーダーとして、3人のチームメンバーのマネジメントを行いながら、SNS運用、インフルエンサーアサイン、Webサイト制作のディレクション業務を担当しています。
最近では、「蒸気を吸引するデバイス『ston s』」のSNS運用を手がけました。
「一息つきたい」「リラックスしたい」というユーザーのニーズに応える、新しいデバイスです。広告展開が難しいプロダクトのため、SNSでの認知拡大に注力しました。
安易にプレゼントキャンペーンに走ることなく、プロダクトと親和性の高い企業やターゲット層に近いインフルエンサーとコラボしたキャンペーンを行って、フォロワーを数十人のところから1万人以上にまで伸ばしました。
チームで一つのプロジェクトを完成させる点です。アウルにはPR、デジタルマーケティング、イベントストリーミングの3つの事業部があり、それぞれの専門知識を持ったプロと連携しながら、お客様の課題解決に貢献しています。意見交換を通じて、全員で良い結果を求めることにやりがいを感じます。
また、トレンドを追うこともデジタルマーケティングの大切な仕事で、日々勉強を重ねて新しい知識を得ることで、自身の成長を実感できる点も魅力です。
本当に風通しの良い会社で、上司や先輩社員に仕事の相談をしやすい環境です。わからないことがあれば丁寧に教えてくださり、私が新しいことに挑戦する際も、いつも応援してくれています。
二児の母という目線から考えても、働きやすい会社だと思います。私のようにチームリーダーをしながら子育てしている女性社員はほかにもいます。
子どもたちも、一生懸命に楽しく働いている母の背中を見て、応援してくれていると感じています。二人とも小学生になり、家事を手伝ってくれることが増えてきたんです。子育てしながら働くのは大変なことも多くありますが、仕事にも力を注ぎたい私の意志を尊重し、子どもながらに後押ししてくれている気がします。
まずはデジタルマーケティング部門のリーダーとして、チームメンバーとともに成長し、会社全体の売上拡大に貢献していきたいです。現状、事業責任者の力を借りることも多いため、自立したリーダーになれるようスキルアップしたいと考えています。最終的な決定権を委ねても良いと思ってもらえるまでに成長していくつもりです。
アウルはPR会社ですが、将来的にはデジタルマーケティング部門を会社の中核事業に成長させたいですね。そのためにも、マーケティングの知識やマネジメントスキルを磨くとともに、さまざまな企業の課題解決に貢献できるよう、ビジネスパーソンとしての力を身につけていきたいです。