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【社員紹介#2】全国1,500万人の子どもたちにDX支援を。Googleや文部科学省と教育現場を変革する、事業責任者の話。

こんにちは、エージェントの採用担当です。

今回は、中途入社3年目の「自治体DX事業部の及川 葉月(おいかわ はづき)さん」に、仕事内容ややりがい、求める人物像などについてお話を伺いました!

エージェントの魅力や社風も伝わる記事になっていますので、ぜひ弊社で働くイメージを膨らませてみてください!

本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いします!

及川葉月です。エージェントには2021年3月に中途入社し、今年で33歳です。現在は自治体DX事業部の事業責任者代行をしています。趣味はディズニーランドやUSJ、スノーボードに行くことですね。結婚して京都にもお家ができてからは、切り絵御朱印を集めるのにもハマっています。

学生時代は完全なはみ出し者でしたね。昔からおかしいことはおかしいって言っちゃうタイプで、大人になって先生方に会うと「ジャックナイフのようだった」と言われるほど(笑)

中学受験して私立の中高一貫校に入ったんですが、学校の枠にはめられることがすごく窮屈で。美術や社会の先生が面白かったので、その授業だけ出て帰るような生活をしていました。でも次第に学校に行かなくなりましたね。結局、高校を中退して通信制高校に入り直したんですが、そこでも何か物足りなくて。ろくに授業も出ず、高卒認定試験だけ受けて卒業しました。

学校に行く意味がわからない人生だったので、大学には進学せず、コールセンターでのアルバイトや、子どもたちの居場所づくりのボランティアに明け暮れる日々を21歳まで過ごしました。

これまでのキャリアと、エージェントへの入社理由を教えてください!

22歳から、美容や理容の専門求人サイトの運営企業で、SEO対策のためのコンテンツディレクターとして働き始めました。その後、コールセンターの立ち上げに関わったり、社長直下で介護専門の求人サイトの立ち上げをしたりと、さまざまな経験を積みましたね。

2社目では、NPOが運営する学童保育へ就職。最初は単なる支援員でしたが、資格を取って施設長になり、最終的には4つの教室を統括するNPOの理事を務めました。

エージェントに入社したのは、より多くの子どもたちに関わる仕事がしたいと思ったから。

1つの学童保育で、年間で新しく受け入れられるのはせいぜい40人から50人くらい。でも、発達障害やギフテッドの子どもたちが増えていく中で、それじゃ足りないと感じて。もっと多くの子どもたちのために働ける場所を探していて、エージェントにたどり着きました。

入社時に、社長に2つやりたいことがあるって宣言したんです。それが『子どもたちの個別最適な学びの実現』と『災害に強い国づくり』

今年1月に能登地震が起きたときも、Googleの日本統括から現地入りの指名をもらい、3営業日後には能登入りしたんです。文部科学省やGoogleから依頼を受けて事務局を立ち上げ、端末を持って避難できなかった子どもたちに端末を渡したりすることができました。やりたいことを両方とも叶えさせてもらっているんだなって改めて実感しましたね。

入社後のギャップはありましたか?

エージェントは各事業部が独立して運営するアメーバ体制をとっているので、最初は小さな会社が集まっているような印象でした。でも事業責任者になってみて、思った以上に社内でネットワークを持って働いていることがわかって、良い意味でギャップを感じましたね。

自分たちの予算に責任を持つという良さもありつつ、他部署の事業責任者たちと合宿や会議をすることもあり、社内連携も取りやすいです。

現在の仕事内容と、部署の雰囲気を教えてください!

私の役割としては主に3つあるんです。まず、株式会社エージェントの事業責任者代行として、メンバーのマネジメントやPLの予算管理、予算達成のための施策を考えています。また、某大手企業の政策秘書も担当していますね。新規事業の立ち上げや、40ほどの自治体のフェローへの提言や資料作成をしています。

さらに、都道府県から直接ご依頼いただき、教育に関する将来像の策定やそのための環境整備についてコンサルティングと伴走支援をすることもあります。

自治体DX事業部は、トップダウンではなく、パートナーの方々と一緒に話し合いながら仕事を進めていく文化がありますね。

私のチームメンバーは全員が異なる役割を持っていて、プレイヤーとマネージャーを兼ねていたり、プレイヤーであっても専門分野のスペシャリストだったりするんです。一人ひとりが自分の意見を持っている、主体的なメンバーばかりですね。

仕事のやりがい、苦労していることは何ですか?

1,500万人規模の、国全体の子どもたちのためになる仕事ができるのは、本当にやりがいを感じます。最近で言うと、小中学校に整備されている子どもたちの1人1台端末の無償回収・処分プログラムを立ち上げました。これによって、自治体が端末の処分費用として使わなければならなかった何千万円という予算を、子どもたちのために使えるようになったんです。

苦労しているのは、新しい取り組みを理解してもらうまでのプロセスですね。文部科学省がやろうとしていることはたいてい、学校の先生方には夢のまた夢だったりする。だから最初は「この人、何を言ってるんだろう…」という反応をされることも多いんです。

でも、一度理解してもらえると必ず「ありがとう」って言ってもらえる。実際、栃木県内にある自治体ではひと足早く『GIGAスクール構想』(※)に本格的に取り組んだことで、子どもたちの様子が明らかに変わり、校長先生にも「やってよかった」という言葉をいただきました。

※GIGAスクール構想とは
1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子ども達を誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現すること。また、これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出すこと。

理解してもらうために、圧倒的に素晴らしいものを見せることと、トップに直接アプローチすることを意識していますね。ゲームをコントロールされる側じゃなく、ゲームを作る側になるという意識は常に持っています。

この仕事で得たものや、成長した点は何ですか?

上長からは『人を信じて任せる』という、仕事をするうえで大事な姿勢を学びました。

私の上長である、取締役の明石さんって、良い意味で何もしてくれないんですよ。本当に困ったら「こんなのもあるよ」って助言をくださるんですけど、それ以外は口を出してこないんです。私が明石さんにギャーギャー意見しているのを見て、社長の四宮さんも笑ってますし。ドンと構えて任せるからこそ人は成長するんだっていうことを、お二人から学ばせてもらいましたね。

成長した点で言うと、圧倒的に仕事の幅が広がりました。実は私、最初はコールセンターのメンバーとして入社したんです。それが今では文部科学省に資料を提出したり、知事たちと子どもたちの未来について一緒に考えたりしている。仕事で関わる人たちのレイヤーや、インパクトを起こせる対象が明らかに上がったことは、間違いなく成長したところですね。

どんな人と一緒に働きたいですか?

「世の中のために何かしたい」という想いを持っている人と働きたいですね。なぜなら、私たちの事業部は『自己実現ができる』をテーマに掲げ、一人ひとりが当たり前に幸せに生きていけるような世の中を作っていくために存在しているからです。

具体的に何ができるかわからなくても、今日よりもちょっと良い明日を届けていきたいという気持ちがある人はウェルカムです。

私たちの事業部では、スキルや経験の豊富さではなく、素直さと責任感を持って頑張れるかどうかを大切にしています。想いがないハイスペックな人よりも、想いはあるけどスキルや経験がない人を採用したいと考えていますね。

入社を検討している方へひとことお願いします!

「ただお金をもらって仕事ができればいい」という人はエージェントとは合わないかもしれません。何か社会のためにやりたいことがある人は、エージェントに入るとすごくハマって、成長していけると思います。

私たちは事業部のチームビルドも、推進している事業も、試行錯誤しつつ一から作り上げてきました。もしわからないことや苦手なことがあっても、みんなで補い合って働けたらいいなと考えています。

「想い」をお持ちの方、一緒に働けることを楽しみにしています!



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