★弊社は、2022年12月14日をもちまして社名を【ワンダーラボ株式会社】から【ワンダーファイ株式会社】へ変更いたしました。
三宅 加織 コンテンツディレクター
広島県で生まれ、8人+犬1匹家族の中でのびのびと育つ。早稲田大学時代にアルバイトを通して、子どもの教育に携わる楽しさを実感。新卒で花まる学習会に入り、教育現場の経験を積む。直接少数の子どもに関わるだけでなく、コンテンツ開発を通じてもっと多くの子どもたちと関わりたいと考え、ワンダーラボに入社。コンテンツディレクターとして活躍中。
子ども大好き、動物大好き。3歳の頃の夢は「猫になること」だった。シンクシンクの教室では、子どもたちから「猫に似ている」と言われ、教室でのニックネームがキャットとなる。家では保護猫2匹を飼い、夫の実家でも保護猫2匹を飼っているという、かなりの猫好きファミリー。
コンテンツ制作を通して、世界中の子どもたちと関わりたかった
ワンダーラボへの転職を考えたきっかけは?
大学卒業後、花まる学習会という学習塾に就職して、授業や野外体験の現場で子どもたちと過ごしていました。ワンダーラボとつながりのある部署でもあったので、当時から一緒に仕事をする機会がありました。あらためて「ワンダーラボって面白そう!」って感じたのは、リアルシンクシンクという野外イベントの運営を一緒にやらせてもらったときです。
ワンダーラボの人たちの、物事をどんどん先に進めるスピード感や、新しいことにチャレンジするパワーが、すごかったんですよね。そのときに「この人たちともっと仕事がしたい!」と、強く思ったんです。
現場で子どもたちと関わり続けたいという気持ちもあったのですが、それよりも「子どもたちの教材を作ってみたい」という気持ちの方が強くなり、ワンダーラボで働く道を選びました。
子どもたちの教材を作りたいと思ったのは、どうしてですか?
子どもたちと直接関わるのも好きなのですが、コンテンツ開発に携わったら、もっともっと多くの子どもたちと関わることができると思ったんです。日本だけでなく、世界に届けられるコンテンツ開発をしてみたいと思いました。
実際に入社してみたら、とにかく楽しい!ほんとに楽しいです!いつもわくわくした気持ちでいられて、ずっとここで働き続けたいと思うぐらいです。
制作チームの力を引き出し、つくりたいものを形にしていく
コンテンツディレクターとは、どんな仕事なのでしょうか?
ワンダーラボでは、つくっている教材全般をコンテンツと呼んでいます。ワンダーボックスやシンクシンクのサービスごとに、さまざまなコンテンツを制作していますが、コンテンツディレクターはそのコンテンツ制作チームのまとめ役です。
コンテンツを作るときは、ディレクターとエンジニア、デザイナー、クリエイターがチームを組んで進めていきます。
そのときに、コンテンツディレクターは「こういうアプリ教材にしたいですね!」とか、「この教材の軸はここですね!」といったように、制作する上での方向性を示す役割があります。
コンテンツの企画自体も、コンテンツディレクターが考えるのですか?
コンテンツの企画は、コンテンツディレクターが決めるときもありますし、みんなで話し合って決まることもあります。
企画が決まったら、そのテーマに沿って、どういうコンテンツにしたらいいかといった大枠を考えます。それをチームに提案して、具体的にどんな内容にするかをメンバーと一緒に詰めていきます。
その過程の中で「あ!こうした方が、もっとわくわくを引き出せるかもしれない」と発見したり「これでは子どもたちに伝わらないから、こうしたらいいかもしれない」といった改善点に気付いたりするんですよね。それを自分なりに判断して、コンテンツをブラッシュアップしていくという感じです。
また、コンテンツの仕様を決めたり、最終的なコンテンツ全体の仕上がりに責任を持つのも、コンテンツディレクターの役割です。エンジニア、デザイナー、クリエイターといったスペシャリストが自分の領域に集中できるような状況・環境を作るために、各タスクにおいて「これはお任せした方がいいものかどうか」を判断していきます。それ以外のことは、全部コンテンツディレクターがやるという感じですね!
たとえばどんなコンテンツを担当しましたか?
いまは主にワンダーボックスの中の「トイ教材」を担当しています。そこで折り紙やモールなど、身近な素材を使って「ここまで遊べるんだよ」と提案できるような教材を制作しています。
トイ教材を通して、子どもたちの新たな興味関心のタネが芽生えるきっかけになったらいいな、と思っています。
私は広島の田舎町で育ったのですが、あまりゲームやおもちゃで遊んだ記憶がないんですよね。外遊びが好きで、外から草や花などいろいろなものを探してきて、それをすり潰して実験したり、森で秘密基地を作って遊んだりしていました。
小さな頃からいろいろな遊びをしてきた経験が、新しいコンテンツのアイデアにつながることもあります。「これ、こうしたら面白そう!」「こんなこともできそう!」とひらめいたときは、自分でもわくわくしますね。
<カラコロキューブ>
▲16個のカラフルな立方体(キューブ)を使って、とことん遊びつくすことをテーマにしたトイ教材。積み上げる・並べる・転がすといったキューブの特性を活かした問題に挑戦できます。
(補足:もちろん、デジタル教材の制作にも数多く携わってきました。)
<テクロンとひみつのけんきゅうじょ>
▲風・熱・水など、様々な「現象」をテーマに、自由な実験を楽しむアプリ教材です。様々なアイテムを使ったミッションや自由な創作に挑戦して、科学法則を感覚的に理解します。
アイデアを練りながらコンテンツをまとめる作業が、一番わくわくする
コンテンツディレクターの仕事の面白さは、どんな点にあると思いますか?
やっぱりクリエイターと一緒にアイデアを練りながら、いろいろ話し合ってひとつのコンテンツにまとめ上げていく過程が、一番わくわくしますね。そうやって完成したコンテンツが、子どもたちに届いていることを実感できるのも、すごく嬉しいです。
子どもたちを集めて月に2回開催している研究授業*に、私も毎回参加しているのですが、そこで自分たちが作ったコンテンツを、実際にやってみてもらうことができるんです。目の前で子どもたちがプレイしているのを見て、その反応を生で感じられるのは、とても面白いですね。
「あ~!この書き方で伝わった」と発見することもあるし「やっぱりここでつまずくか、じゃあもっと伝わりやすくするにはどうしたらいいかな?」と考えることもあります。
そうしたことを考えながら、チームでどうしたらいいかを決めていくのも、コンテンツディレクターの仕事の面白さです。
会社の規模があまり大きくないからこそ、できることもあると思うんですよね。会社が大きいと、どうしても自分が手がけたものがどうなっているかを感じ取りづらくなることもあると思うのですが、ワンダーラボではしっかり届いていることが実感できます。
※ワンダーラボでは研究授業を実施しています(詳細はこちら)
現在はコロナ対策を徹底し、出社人数を制限して運営しています。
これからワンダーラボへの転職を考えている人に向けて、メッセージをお願いします。
コンテンツディレクターは、単なるまとめ役というイメージを持たれることもありますが、そんなことはありません。ワンダーラボのコンテンツディレクターはクリエイティブな面もあり、すごくやりがいのある面白い仕事です。
一緒に楽しみながら、子どもたちのわくわくする新しいコンテンツを生み出していきましょう!
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