ウィルゲートの副業制度について
ウィルゲートでは「一人ひとりの『will』を実現する」というミッションを掲げており、これにはクライアント・ユーザーはもちろん従業員も含まれています。従業員の『will』の実現と、恒常的に事業成長ができる組織をつくるために、「成長を支援」「多様な働き方」「コミュニケーションの活性」「家族を大事に」の4つの観点で人事制度を設計しています。
今回ご紹介する副業制度は「成長を支援」を目的に、2016年4月より導入しました。この1年間で申請44件の内43件が承認され、全従業員112名のうち33名が副業をしています。
副業として行っている業務もさまざまで、当社の業務で得たスキルを活かしていたり、まったく違う仕事に挑戦していたりする社員もいます。また副業をしている従業員には、副業におけるコンプライアンスに関する研修を年2回行い、従業員の知識向上にも努めています。
また副業以外にも自身のメイン業務に関係する業務との兼任はもちろん、未経験の分野にも挑戦ができる「他部署兼任制度」、求められる評価基準と給与が明確な「評価制度」、入社間もない社員の早期活躍をサポートする「オンボーディングプログラム」などの制度から社員の成長を支援しています。
実際に副業をしているメンバーへのインタビュー
ウィルゲートで副業制度を活用している田島と桑原に話を聞きました。
開発室 プロダクト開発グループ メディア開発チーム リーダー
田島 諒
ーーどのような副業をしていますか?
現在、副業でWebライターをしています。月に1本、3000〜4000字の記事を執筆しており、執筆だけでなく、企画や撮影なども全て自分1人で行っています。
ーー副業を始めたきっかけは何ですか?
現在、自分が記事を掲載しているWebメディアが記事コンテストを開催していまして、そのコンテストに応募し、優秀賞を獲得したことがきっかけです。編集部の方から声をかけていただき、記事を連載することが決まりました。このWebメディアは昔から好きでよく読んでいたので、そこで記事を書くことができているのは非常に嬉しいですね。
ーー副業のやりがいや魅力について教えてください。
元々文章を書くのが好きで、大学時代にフリーマガジンを作ったりしていたこともあり、
良い意味でリフレッシュできているなと感じています。また、自分が書いた記事を読んだ方からの反応をTwitterなどを通してダイレクトに知ることができるのも面白いですね。
また、本業ともシンクロしている部分があると感じています。私は現在エンジニアとして「暮らしニスタ(https://kurashinista.jp/)」というWebメディアの開発に携わっています。「暮らしニスタ」にも多くのライターが携わっていますが、自分自身がライターとして活動していることもあり、担当するメディアについて多面的な角度から見ることができています。本業に生かすことができているのも、今の副業の魅力だと感じています。
ーーウィルゲートの副業制度についてどう思っていますか
ウィルゲートの副業制度は「一人ひとりの『will』を実現する」というミッションに非常にマッチしているなと感じています。私は「事業やマネジメントといったエンジニアを取り巻く環境を把握した上で、活発なエンジニア組織を構築する立場になる」という『will』を掲げています。活発なエンジニア組織を築くにはそれぞれのメンバーが生き生きと働いていることが何よりも重要だと考えています。副業は生き生きと働くための一つの要素になると思っているので、そういう点でも副業制度があることには大きな意味があると考えていますね。
ーー副業を考えている人にメッセージ
副業は非常にチャレンジングな機会だと思っています。副業をすることで自分自身の領域を伸ばしたり、幅を広げることができます。会社が制度を設けて、それぞれの『will』を応援してくれる環境というのはとても心強いです。なりたい自分になるために、ぜひ副業にも積極的にチャレンジしてみてください。
ソリューションユニット Webソリューションチーム
桑原一聖
ーーどのような副業をしていますか?
地元である福島県の企業のお客様が持っているWebサイトにアクセス分析の環境を作る仕事をしています。地方にある企業はWebサイトを作ってそのままにしてしまっていることも多く、Webサイトの活用方法を正確に把握していない方が多くいらっしゃいます。そのような企業が自社サイトを分析できるように、その環境づくりをお手伝いしています。
ーー副業を始めたきっかけは何ですか?
2016年に地元である福島県に移住したことがきっかけで、この副業を始めました。その当時は、社内で副業制度ができたばかりで、世の中的にも副業は目新しいものでしたが、自分のWebマーケティングのスキルを生かして地元に貢献したいという気持ちがあり、地元企業のために何かできることがないか探していました。地元の友人の紹介で、福島のWeb制作会社さんと知り合い、現在もその会社からお仕事をいただいています。
ーー副業のやりがいや魅力を教えてください
本業でアクセス解析の業務を行っていることもあり、本業の延長線上にあるような業務をしています。そのため副業で学んだ知見を本業であるウィルゲートの仕事でも生かすことができることは魅力の一つです。
また、地元企業との繋がりができることも大きな魅力です。先ほどもお話ししましたが、地元に貢献したいという気持ちをずっと持っていたので、そういう点で地元企業のために自分のスキルを活用できていることはやりがいに繋がっています。あと、お仕事をさせていただいた企業が、サイトの数字に興味を持ってくれた瞬間はとても嬉しいですね。
ーーウィルゲートの副業制度についてどう思っていますか
会社が制度として副業をサポートしてくれることは非常にありがたいなと思っています。副業制度があったことで、地元に貢献したいという想いを叶えることができました。今後も活用しようと思っています。
ーー副業を考えている人にメッセージ
さまざまな考え方があると思いますが、私個人としては副業は積極的にやるべきだと思っています。どうしても一つの会社にいると、それを越えた動きがしづらいんですよね。そうなると、自分の中のスキルも伸びにくくなると感じています。さまざまな企業を見たり、いろいろなやり方を試すことで自分自身のスキルを伸ばせることもあると思うので、ぜひ副業制度を活用してみてください。
まとめ
今回はウィルゲートの副業制度についてご紹介しました。
ウィルゲートでは事業の変化、働き方の変化などに合わせて今までの制度を見直したり、新しい制度が誕生したりしています。これからも従業員の『will』の実現と、恒常的に事業成長ができる組織を目指して取り組んでいきます。
(取材・文/小町 撮影・編集/柳)
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