採用と人材育成に力を入れ、事業成長を加速させているwevnal(ウェブナル)。組織作りや社内でのコミュニケーション、入社後のフォロー体制の充実にも力を入れています。
今回は、BOTCHAN AI事業部におけるカスタマーサクセス(以下、CS)のサブマネージャーである山本 七海さん、同事業部メンバーの新明 育実さんにインタビューを実施。メンターとメンティーの関係にある二人に、1on1制度を中心に社内でのコミュニケーションについて語ってもらいました。
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山本 七海
BOTCHAN AI バックCS サブマネージャー
2021年4月、新卒でwevnalに入社。BOTCHAN Payment事業部のQAメンバーを経て、BOTCHAN Keeper事業部立ち上げのタイミングで開発ディレクターとして異動。リーダーとしてプロダクト納品におけるプロジェクト管理も経験する。2023年3月にBOTCHAN AI事業部へ異動、同年9月よりバックCSサブマネージャーとして従事。
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新明 育実
BOTCHAN AI バックCS
大学卒業後、学習指導塾において教室長として提案営業・スタッフの教育/管理・顧客対応などの業務に約3年間従事。その後、学力調査運営会社へ転職。2023年11月にwevnal入社し、BOTCHAN Keeper事業部へ配属される。現在は、BOTCHAN AI事業部のバックCSとして業務に取り組む。
目次
- 1on1は一方通行のフィードバックではなくフラットに話せる場
- 何かあっても「次の1on1で話せること」が安心感につながる
- 「対話」を通して一緒にチームを作り上げていきたい
1on1は一方通行のフィードバックではなくフラットに話せる場
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──まずは、お二人がwevnalに入社した理由を教えてください。
山本:私は新卒でwevnalに入社しています。大学時代にプログラミングを専攻していたので周囲にはエンジニアになる人も多かったのですが、私自身はもっとビジネスサイドの仕事に関わりたいと思い、ITベンチャーを中心に探していました。
「チームを率いて、事業に対してインパクトを出せるようになりたい」と考えていたことも理由の一つです。
新明:私は前職では教育業に携わっていました。子どもたちの成長にどう貢献できるかを考えて取り組んできましたが、ふと振り返ったときに自分自身の成長にもよりフォーカスしても良いのではないかと思ったんです。そんな時にwevnalに出会って入社しました。
──お二人は、どのような関係なのでしょう?
新明:山本さんとは入社当初からの付き合いです。入社して初めに配属されたBOTCHAN Keeper事業部のリーダーが山本さんでした。
山本:そうですね。その後は私がBOTCHAN AI事業部に掛け持ちする形で前の事業部から異動したあと、新明さんも異動して一緒に働く形になったんです。wevnalでは上長と部下で1on1を実施する文化があります。BOTCHAN Keeper事業部でも、BOTCHAN AI事業部に異動したあとも毎週1on1をしていて、新明さんとはメンターとメンティーという関係性です。
新明:前職まではフランクに話せる雰囲気がありつつも、1on1のような制度はありませんでした。しっかり時間を設けて毎週話そうという形は初めてです。話せる時間があるのは安心感がありますね。何かあっても「次の1on1で話そう」と思えるので。
──普段行っている、1on1での内容を教えてください。
山本:各案件やプロジェクト、目標の進捗確認がメインです。加えて、メンバーの困りごとや悩みをフランクに話せる場にしています。また、基本的にはメンバーのための時間なのですが、私個人としては、1on1をサブマネージャーとしてチーム作りをする自分のためにも活用させてもらっています。
例えば、私が「こういうチームにしていきたい」という意思を伝えて、メンバーから意見をもらったり。特に、新明さんとの1on1ではチーム作りの話をするタイミングが多いですね。新明さんは前職での経験も豊富なので、意見交換ができるメンバーとして頼りにしているんです。
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新明:1on1は自分の業務の報告や相談をする場でありつつ、山本さんが言うようにチームをどう持っていきたいのか方向性を確認する時間でもあると思っています。山本さんの考えるチームに対して、自分がやっていることが正しいのか?自分はどう思うのか?を1on1の中ですり合わせるようにしていますね。
山本:そう考えると、一方的に伝えたりフィードバックしたりするのではなく、お互いに深掘りをするような形になっているのではないかと思います。
私自身も「サブマネージャーとして導く」というより、対話しながら一緒に進むほうが得意なのだと思います。
何かあっても「次の1on1で話せること」が安心感につながる
──コミュニケーションを取る際、お互いに意識していることはありますか?
山本:相手が話してくれたことに対して、自分が正確に理解できているか確認することを意識しています。相手に100%の気持ちを出してもらったとしても、自分の理解度が10%だと意味がありません。「こういうことで合っていますか?」と確認しながら話を進めることが大切だと思っています。
新明:私もお互いの考えを正確に理解することは大切だと思います。それで言うと私は、アウトプットがそこまで得意なほうではないんです。そのため、自分が思っていることと相手が受け取る内容にズレがないように、言葉遣いや詳細を伝えることを意識しています。
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──お互いに配慮しながらコミュニケーションを取っているのですね。では、お二人の1on1で、印象に残っていることはありますか?
山本:先日の1on1で、新明さんに今後の組織に関して「それぞれの強みを発揮できるようにしたい」と伝えたことがありました。それに対して、新明さんから「私は、他部署も含めてコミュニケーションを円滑にできるような立ち位置になりたい」とコメントをもらって。チームのことを考えてくれているんだなと伝わって、嬉しかったことが印象に残っています。
自分の描きたい未来を伝えたときに「こういう風にできます」と一緒に考えてくれるのが嬉しいです。
新明:私は山本さんが打ち出す方向性に賛同していますし、私にできることを通してチームに貢献したいと思ったんです。だから、自分ができることややりたいことを伝えられたんだと思います。
山本:毎週コミュニケーションを重ねるので、最初より心を開いて話ができているのもあると思います(笑)。同じ方向を見て取り組めると、きっと2倍も3倍良い成果につながりますよね。1on1は、そのためにも大切な時間になっていると思います。
新明:ピンポイントでこの日、という話ではありませんが、私も山本さんとの1on1で印象的なことがあります。
実は、入社面談でも山本さんに同席してもらっていたのですが、そこで私が「自分自身もステップアップしたい」と話していたことを覚えてもらっていたんです。1on1で話すときには、それを踏まえて話してくれることが嬉しいですね。
──密にコミュニケーションを取れているんですね。一方で、1on1を毎週行うという頻度に関して何か感じることはありますか?
山本:話すことがなくなる、ということはないのでちょうど良い頻度だと思っています。
新明:毎週1on1を実施することが日常になっていますよね。
山本:そうですね。雑談なんかもありつつ、それぞれの仕事のためにという目線でコミュニケーションできていますし、適切な頻度だと思います。
新明:私もそう思います。バックCSはリモート勤務になることも多いので、1on1が確認の場として機能している印象もあります。リモートで仕事をしていると、ちょっとしたコミュニケーションが取りづらかったりするじゃないですか。話せる場が毎週あることで、何かあっても「次の1on1で話そう」と思えるんです。そういった意味でも、毎週1on1を設けていることはありがたいですね。
「対話」を通して一緒にチームを作り上げていきたい
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──今後の1on1もどのように活用していきたいですか?
山本:対話を意識したコミュニケーションを引き続きしていきたいです。一緒に仕事やチームを作り上げていくために並走し、意見交換し合えるような1on1を目指しています。
新明:引き続き、山本さんがサブマネージャーとして動きやすいように、「Honesty」を意識したコミュニケーションをしていきたいです。些細なことでも、個々の関係づくりやチーム全体のコミュニケーションにつながる内容はお話ししていければと思います。
──1on1をはじめ社員間のコミュニケーションを大切にしているwevnalですが、お二人からはどのように見えていますか?
山本:私自身は、やりたいこととタスクや目標が紐づいている状態をつくることが大切だと考えています。wevnalは全社としてそういった面を重視していると感じていて。信頼貯金が溜まっているという前提ではありますが、「これをやったほうがよりよくなるのでは」という提案に応えてくれる会社だと思います。
新明:1on1という場面に限定せず、優しい方が多い会社です。研修やOJTなどのプロセスでも「全員で見てくれる」感があるんですよね。
また、主体性を持って動ける人に対しては、個人の声も拾い上げて形にしようという姿勢がある会社なんです。そのため、自然と主体性を持って動いたりコミュニケーションを取ったりできる人が集まっている。wevnalは、そういう組織だと感じています。
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取材協力:CASTER BIZ recruiting