先日、新入社員が制度をつくる「せどつく」を開催しました!今回は、「せどつく」の紹介と、プレゼンテーション大会の様子をレポートします。
「せどつく」とは
「せどつく」とは、新卒1年目の社員を対象にした社内制度創出コンテストのこと。新入社員は、入社後に感じたウエディングパークカルチャーの良さや今後の課題を探り、新制度を提案。その場で、経営陣が採用する制度を1つ決定します。
社員みんなが当事者意識を持って会社をつくっているのがウエディングパークらしさ。新卒1年目から人事制度の考案に携わることで、「自分は会社をつくり上げていくメンバーの1人なんだ」という意識で臨める制度です。「せどつく」は新卒採用が始まった2012年から行っており、今までに9つの制度が誕生しました。
▼せどつくで生まれた制度(※印の制度は、現在オンラインで開催)
- 祝って22(ふうふ)(2012年新入社員提案)
結婚記念日(1周年、10周年、25周年)でお祝い金を2人分付与する制度 - 家族へありが10(とう)(2013年新入社員提案)
里帰り、親の還暦のお祝い旅行、入学式など、家族へ感謝の気持ちを伝える特別休暇(1日) - 8活(はちかつ)(2014年新入社員提案/現在は休止中)
朝の時間を有効活用することを奨励し、朝早く出社した社員に朝食を支給する制度 - カレーファミリー制度 ※(2015年新入社員提案)
新入社員のメンター制度。親・兄姉担当と部署横断の3人家族をつくり、カレーを食す会を開催 - キャンプファイヤーデー ※(2016年新入社員提案)
年に一度、社員全員が一堂に会し「会社の未来」について熱く議論を行う制度 - 部署トーク ※(2017年新入社員提案)
各部署の業務内容やミッションの相互理解を促す社内イベント - けっせつ10(てん) ※(2018年新入社員提案)
入社3年以内の社員が企画者(結節点)となり、入社年次が合計10になる社員を集め交流会を開催する制度 - ふれあどDAY ※(2019年新入社員提案)
部署を越えた4~5人のグループを作り、会社公認の雑談タイムを設ける制度 - 歩いてQ(2020年新入社員提案)
毎月の歩数目標の達成状況に応じてポイントが貯まり、四半期ごとにインセンティブが付与される制度
昨年誕生した「歩いてQ」のロゴと実施の様子
▼「せどつく」の実施方法
- 入社から約半年後、新卒入社社員を職種や部署混合のチームに分け、キックオフ。
- 1ヶ月ほど各チームでの議論や先輩社員へのヒアリングなどを行い、今のウエディングパークに必要な制度を考える。
- プレゼンテーション大会で経営陣に制度を提案。その場で、優勝チームと制度化する案が決定。(オーディエンスとして全社員が参加可能。)
- 半年ほど、制度の実運用に向けて制度名や運用のブラッシュアップを行い、制度が完成。
プレゼンテーション大会当日の様子
今年は2チームに分かれ、1チーム2案の制度をプレゼンテーションしました。リアルとオンラインのハイブリッド型で開催し、100人ほどの社員が参加しました。
各チームから、現状課題の整理や解消に向けた提案を新入社員ならではのフレッシュな目線や方法で行い、
経営陣からは、制度の目的や懸念解消、チーム自体についての質問が飛びます。
そして優勝チームの決定。なんと今回は、優勝チームの提案した2案の制度化が決まりました!代表の日紫喜からは「制度の実運用も、社員の巻き込みを含めてよく考えられていた。すぐにでも制度化できそう!」とのコメントが。決定した案は、今後制度化に向けてのブラッシュアップを行い新制度が誕生します。
以上、今回は新入社員が制度をつくる「せどつく」をご紹介しました。会社の規模が大きくなったり働き方も変化したりと複雑性は上がっていきますが、今後も、その時にウエディングパークに必要なものを考えながら、みんなで会社・組織をつくっていきます。