絶賛子育て中!薬剤師→エンジニア異色キャリアの私がPoeticsに再ジョインした話:川上 和良さん(Engineer)インタビュー
プロフィール
川上 和良 Engineer
1987年生まれ。5歳から家族の影響でPCに触れ、学生時代には音楽づくりの一環としてプログラミングを再開。薬剤師として約4年間働いた後、エンジニアへのキャリアチェンジを経て2018年6月からEmapthに参画。3年後に一度他社に転職するも、2022年4月にPoeticsに再ジョイン。妻と4歳の子どもと暮らす。社内MTGで登場するアバターが社員から大好評。
薬剤師からエンジニアへ
もともと薬剤師になったのは同じ職業の両親の影響で、勧められて選んだ進路でした。薬学部に進学すると6年間大学で学ぶので、その期間にプログラミングを再開しました。再開したきっかけは、5歳から父親の影響でパソコンを触っていたので素養はあったことと、軽音のサークルに入っていたので、「音楽は好きだけど楽器の演奏はそんなに好きじゃないから、代わりに演奏してくれるものはないかな」と思い、電子音楽を作るようになりました。周波数をプログラミングでいじって音楽をつくったり、映像と音をコラボレーションさせてプロジェクタのある会場でライブをやったり、当時にしては珍しかったと思うのですが、そんなことをやっていました。
薬剤師になって4年目に「この仕事つまらないな」と思って転職活動を始めたのですが、そのような映像と音をプログラミングで作成したポートフォリオがあったので、活かせる会社を探していきました。
エンジニアとしての仕事をスタート
ご縁があってプロジェクションマッピングの会社に就職したのですが、社内には技術者が殆どいなかったので、「こういうことをやりたいんだよね」というディレクターに対して「こういうことだったら出来るのでは?」という提案をして、落としどころを見つけていくような、エンジニア兼テクニカルディレクターのような仕事をしていました。
面白い仕事だけど、エンジニアとして手を動かす仕事をしたかった自分としてはその時間が足りなく、深いプログラミングができる領域でもないなと思い、契約満了で退職しました。
その頃、世間のITトレンドが「ブロックチェーン」か「AI」という状況だったので、それができる組織を探して、金融の会社へ転職しました。FX取引システムの発注にかかわる開発と保守運用をしていたのですが、24時間対応の業界であることもありきちんと休めておらず、体調をくずして退職する運びとなりました。その後、Poetics(旧Empath)で働くことになります。
Empathとの出会い
EmapthとはWantedlyで出会いました。2018年6月入社です。転職については、自分の経歴が特殊なこともありエージェント経由ではあまり縁がなくて、C++が活かせるところ、かつ、アルゴリズムを深く追求できる所を自分の手で探していきました。
当時のEmpathはスーツを着ている人が多かったり、スタートアップっぽく無い、きちんとした会社という印象を受けました(今とは全然違いますね笑)
ただ入社してみてわかったことを正直に言うと、当時のEmpathはメンバーは良い人たちでスキルもある一方で、会社としてやるべきことが明確に見えていない状態が続いていました。その停滞感の影響もあり、メンバーが離職してしまうという状況が起きて、自分も一度Empathを退職したのは事実です。
でも、昨年のはじめ、1年ぶりにEmpathと再会して、JamRollのリリースを含め目標を定めて動くことができる組織に成長したと実感できたので、再ジョインを決めました。今後、Web3.0に携わりたいという思いも共同代表の山崎に伝えており、同じ意欲を持っている仲間がいるので、ますます楽しみだと感じています。
絶賛子育て家族の一員として
プライベートでは妻と子供と暮らしていますが、妻の仕事は出張も含めた外出が多いので、自分が子育てにおいてワンオペになることも多々あります。Poeticsは子育て世帯がこれまで少なかったからこそ、当事者判断で中抜けしたり、個々の事情に合わせて優先順位を変えたりということが可能なのはとても助かっています。自分が考えたうえでの判断を信用してもらえているのは貴重です。ただ、現状は少人数のメンバーしかいないので、誰かに任せておけば終わるという仕事はありません。高い自由度の中でどう進めるかが大事だと思っています。
これからやりたいことに向けて
自分自身はエンジニアとして手を動かしたいと思っているのですが、現在のPoeticsは業務委託開発者が多いこともあり、Tech Leadやエンジニアリングマネージャーのようなタスクが増えてしまっています。今、JamRollは0→1から1→10のフェーズになりつつある成長期なので、ぜひこのタイミングで会社とプロダクトのグロースに携わりたい方、特にTech LeadやPdMが参画してくれて、自分がより開発に集中出来たら素直に嬉しいなと思っています。さらにプロダクトが軌道に乗ったら、新しいプロダクト開発にも着手したいと思います。
Poeticsが今必要としている人材は能動的で「仕組みづくりにもどんどん口を出したい!」「チームでやるのが面白い!」と考えている方なので、是非興味がある方はお話できればと思います。
社員として会社に携わることについて
優秀なエンジニアの方は業務委託など、タスクを切り出して携わる方も多いと思うのですが、社員としてプロダクトに関わる良さもあると思っています。自分の場合は家族がいるので仕事が安定している良さもありますが、それ以外に、「開発だけじゃなくて全社的な経営や組織づくりにも進言できる」とか、「やりたい開発が沢山あって、フロントバックインフラ全部やりたい!という人もPoeticsはそれが実現できる」という魅力もあると思います。現状の仕事で「もっとこうしたらいいのに」とくすぶっている人がいたら、Poeticsにはそれを爆発させられる環境があるので、ぜひチャレンジしてほしいです。