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【MVPインタビュー#5】vivitに「革命」をもたらした物流一筋の男が語る、人を軸にしたマネジメント術とは?

こんにちは!vivit採用担当の宍道(しんじ)です。

vivitでは毎月、最も活躍した社員をMVPとして表彰しています。そこで今回は、8月のMVPを受賞した石堀 隆之 さんにインタビュー!仕事への想いやモチベーション、日頃意識されていることなどについて伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。

先に簡単なプロフィールを!

石堀 隆之/Ishibori Takayuki(39)
2006年、総合物流企業に新卒入社。ロジスティクスエンジニアとして倉庫システムの開発やセンターの設計など、国内外の物流センターの立ち上げに従事。その後、2020年8月にvivitにジョイン。vivitにおける物流の拠点である行田倉庫(埼玉県)の管理を担当している。趣味は登山やキャンプ。

倉庫の「全て」を管理

△宍道は本社オフィス(東京都)、石堀さんは行田倉庫(埼玉県)に出社していたので、インタビューはオンラインで実施しました!

――本日はよろしくお願い致します。まずは、現在担当されている業務について教えてください。

hinataのサービスの中でも物流管理が必要な「hinataレンタル」「hinataストア」「hinataリユース」で取り扱う商品を保管・配送している、行田倉庫(埼玉)の物流管理や人材マネジメントを担当しています。

hinataレンタルはこちら▶https://hinata-rental.me/

hinataストアはこちら▶https://hinatastore.jp/

――具体的にはどのようなことをされているんですか?

倉庫に必要な「人」「モノ」「設備」の全てを管理しています。

まずは「人」。倉庫では出荷などの業務をアルバイトさんに担当してもらっています。繁忙期には10名を超えることもあるのですが、彼らが気持ちよく、かつ効率的に働けるように日々奮闘中です。

「モノ」は、各サービスが取り扱っている商品のことです。1つ1つのアイテムを無事お客様にお届けできるよう、在庫管理を行なっています。特に「hinataレンタル」「hinataリユース」は商品のメンテナンスが必要なので、それぞれのアイテムに合わせたメンテナンスフローを構築することも仕事の1つです。

「設備」は、倉庫運営に必要なツールやシステムのことです。外部のシステムを利用するだけでなく、vivitのエンジニアさんに開発をお願いすることもあるので、その依頼や進行管理なども行なっています。

――本当に倉庫の「全て」をご担当されているんですね!

そうですね。(近藤)実さん(元レンタルチーム、現在は編集部)、小畑(建造)さん(レンタルチームリーダー)に続く「倉庫番長」です(笑)。(近藤)実さんのように埼玉に移住してはいませんが、週5日しっかり通って、より良い倉庫作りのために頑張っています。

実さんのインタビュー記事はこちら▶https://www.wantedly.com/companies/vivit/post_articles/282750

小畑さんのインタビュー記事はこちら▶https://www.wantedly.com/companies/vivit/post_articles/293495

vivitに起こした「革命」とは?

△昨年の倉庫の様子。

△今年の倉庫の様子。かなり進化していますね…!

満場一致でのMVP受賞

――それでは改めて、8月のMVP受賞おめでとうございます!皆が口をそろえて「今月は石堀さんだろう」と言っていました!今の率直なお気持ちを聞かせてください。

「僕がもらっていいのかな」と今でも思っています(笑)。vivitの社員は皆本当に頑張っているのですが、僕はやるべきことをやっただけなので…。

もらっていいとするなら、それは僕1人の力だけではないことだけは確かです。倉庫のメンバーはもちろん、レンタル・ストア・リユースチーム、開発チーム、アルバイト採用を頑張ってくれた社長室など、本当に多くの人の力があってこそ。みんなに心から感謝しています。

――受賞理由の1つが、「hinataレンタルの売上増加を止めずに繁忙期の倉庫をトラブルなく運用しきったこと」。達成できた理由を教えてください。

昨年から「人」「モノ」「設備」の準備をしてきたからです。どこか1つでも欠けてしまったら回らなくなるのが倉庫。今年の繁忙期を見据えて、アルバイトさんの教育やシステムの開発など、着々と蒔いてきた種が無事に実を結んだイメージです。

――昨年の繁忙期は、殺到する注文と返却商品のメンテナンスをさばくために本社勤務の社員が毎日行田倉庫に駆り出されていましたが、今年は0。一方で売上は昨年以上を達成しており、まさに「革命」です。かなり苦労されたのでは?

全然苦労したと思っていないんですが…(笑)。強いてあげるなら「人」でしょうか。導入したらなんとかなる「モノ」や「設備」とは違い、「人」をコントロールするのはやはり難しかったです。

特に、倉庫で働いているメンバーは皆アルバイトで時給制。評価制度やインセンティブがある社員とは違い、どれだけ働いてももらえる金額は一緒なので、意欲的に取り組んでくれる方が少ないんです。しかし、繁忙期に耐えうる倉庫作りには一人一人の生産性を上げることが必要不可欠。ですので、アルバイトでも頑張りたくなるような働きかけや仕組みづくりに注力しました。

「人」を動かす技と想い

△倉庫メンバーとの1枚。

――もう1つの受賞理由である「3事業に対応できる人員体制を構築し、回したこと」についてですね。具体的にはどのようなことに取り組まれたのでしょうか。

「自分ごと」として捉えてもらえるような仕組み作りです。倉庫にはいくつか作業手順が定められているのですが、実はそれらは僕ではなくメンバーが作ったもの。雛形は僕が用意しつつも、メンバー同士が話し合い、意見を出し合って完成したものばかりです。ただ作業手順を設定するだけでなく、話し合いを経て作業手順を作る仕組みにしたことで、「自分が作ったからには守らなければならない」という責任感を持ってもらえるようになりました。

また、倉庫のメンバーに改めてvivitのMissionを伝えました。僕、この『心動かす体験を通じて、世界をより豊かに』というMissionがすごく好きで。「この発送が誰かにとっての”心動かす体験”に繋がっているんだな」と思うと、とても嬉しいんです。一方で、ポール1本入れ忘れてしまうだけでも誰かの心動かす体験を奪ってしまう。アルバイトさんにも会社のMissionをきちんと伝えることで、それぞれが「僕たちはただ倉庫で作業しているだけじゃない。大きな意義のために働いているんだ」と思ってくれるようになりました。

――なるほど。さすがの取り組みですね!とは言え、アルバイトさんたちが一生懸命になれているのは、石堀さんのお人柄あってこそなのでは…?と思うのですが、意識されていることはありますか?

またまた〜(笑)。そんなことはないですが…人と接する時には「境界線を作らないこと」を意識しています。

「境界線」とは、例えば「アルバイトの仕事はここまで」というような、役職による業務内容の境目のことです。どうしても生じてしまいやすい「境界線」ですが、お互いが気持ちよく、かつ効率的に仕事をするためには本来必要のないもの。ですので、時間が空いたら皆が嫌がる作業を自分から率先して担当するようにしています。

もしかしたら、その姿を見て「倉庫管理者でもあんなに働いているんだから、それくらいは頑張らなきゃいけないのかな」と思ってもらえているのかもしれないですね(笑)。

今後の展望は…?

△ある日の登山にて。かっこいい…!

――最後に、今後挑戦してみたい仕事や目標はありますか?

キャンプギアのクリーニング事業に挑戦してみたいです。お客様のギアをこちらに送ってもらって、それを綺麗にしてお返しする事業です。

例えばテント。使用後は干す必要がありますが、ワンルームに住んでいるとなかなかできないし、手間ですよね。それがネックになってテントを買えない人もいます。そんな方々がクリーニングのサービスを使うことで、楽にキャンプを楽しめたり、何も気にせず欲しいギアが買えたりと、これまでとは違う側面から「心動かす体験」を提供できると思うんです。

倉庫にはギアをメンテナンスするための環境が整っていて、ノウハウも貯まってきています。これを活かさない手はないと思うので、いつか必ず実現したいです!

――まさに私もギアを買えずにいる1人なので、とても楽しみです!本日はありがとうございました!


いかがでしたか?今後も毎月のMVP受賞者をご紹介する予定ですので、お楽しみに!このような雰囲気の会社で働きたい!と思ってくださった方、ぜひ一緒にこれからのvivitを盛り上げましょう♪

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