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こんにちは!vivit株式会社でインターンをしている21卒内定者の宍道(しんじ)です。
vivitでは毎月、最も活躍した社員をMVPとして表彰しています。そこで今回は、11月のMVPを受賞した 河村 行彦さん にインタビュー!仕事への想いやモチベーション、日頃意識されていることなどについて伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。
先に簡単なプロフィールを!
河村行彦/Kawamura Yukihiko(35)
2009年、エンジニアとしてシステム開発会社に就職。その後、フロントエンドエンジニアとしてゲーム会社や食特化型Webメディアの運営会社などを経て、2020年3月にvivit株式会社に入社。hinataメディア開発リーダーとして開発におけるディレクション業務を担当している。趣味は料理、音楽(DTM)、散歩など。
hinataメディアはこちら▶https://hinata.me/
担当は…「開発の窓口」
―本日はよろしくお願い致します。まずは、現在担当されている業務について教えてください。
メディア開発リーダーとして、hinataメディアに関わる開発のディレクションを行っています。
―具体的にはどのようなことをされているんですか?
一番適切な表現は「開発の窓口」でしょうか。開発チームに対する「こういう機能が欲しい」といった依頼を依頼者とすり合わせながら具体化し、それを開発チームのエンジニアに渡す役割を担っています。メディア領域全体を担当しているので、マーケティングチーム、グロースチーム、編集部…と、関わる職種の幅は広いです。
―「開発の窓口」を務めるにあたって、意識されていることはありますか?
依頼者の課題を本質的に解決することです。依頼者は開発に関する知識がないことがほとんどなので、きちんと理解してもらった上で一緒に最適解を見つけ出すことができるように、言われたことをそのまま実施するのではなく「その課題に対してならこういう手段でも解決が見込める」などと、積極的に説明・提案するようにしています。
”作ること”がゴールではない
CLS改善への苦労と原動力
△インタビューはオンラインで実施しました!
―それでは改めて、11月のMVP受賞、おめでとうございます!今の率直な気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます!「僕でいいのかな」というのが正直な気持ちです(笑)今回評価された業務はマーケティング部の塩飽さんに依頼されて実施したものだったので、これを計画した塩飽さんの手柄なのではないかと。ですが、塩飽さんは「僕はこれやってくださいって言っただけなので」と言っていたので、ありがたくもらっておきます(笑)
―評価された点はvivitとして初めてCLSの「不良」を0にしたことですよね!
そうです。最近はこの業務しかしていなかったと言っても過言ではありません(笑)水谷さん(弊社代表)も「CLSの改善は会社の最重要課題です!」と言っていたので、とにかくがむしゃらに業務にあたっていました。
CLSとは?:Googleが定めた”Webバイタル”の1つで、ユーザーにとって見やすいサイトを作るために必要な指標。「不良」「改善が必要」「良好」の3つの判定項目により分類され、「不良」を0にすることでユーザー体験を向上させることができる。詳細はこちら
―改善に向け、苦労されたことは何だったのでしょうか?
今までCLSの改善に関わったことがなかったので、全てが手探り状態だったことです。CLSの数値はグラフで確認することができるのですが、そのグラフさえ見たことがありませんでした(笑)ですので、改善した結果がいつ数値やグラフに反映されるのかも知らなくて。実際は、改善結果は1週間くらい経たないと反映されない仕組みだったので、しばらくはやってもやっても結果が出ない、ということに悩んでいました。
―その状況下で努力を継続し続けることはかなり大変だったのでは?努力を継続することができた理由を教えてください。
「ここで負けてしまっても何も変わらない!」という根性です。何が正解か分からない世界は、とにかく試してみることしかできません。結果を出すためには、どんなにささいなことでも実行する必要があります。そのアクションをいかに多く起こすことができるか、それだけを考えていました。
また、結果が数字として出ることが大きなモチベーションになりました。目に見えるダイレクトな変化を感じることはこれまであまりなく、とても面白かったので、休日にもスマホからグラフをチェックするほどでした。エンジニア人生でここまで数字を意識していたことはないです(笑)
「エンジニアっぽくない」やりがいとは?
―今回のCLS関連業務においては数字がやりがいになっていたとのことですが、普段の業務でのやりがいは何ですか?
ユーザーからの声はもちろん、社員からの声もやりがいになっています。社員が使う管理画面などの改善も行っているので、実際に使う社員が「使いやすくなりました!」などと言ってくれる時に非常にやりがいを感じるんです。料理を作って「美味しい」と言ってもらえるのと同じで(笑)周囲からのプラスのフィードバックが大きなやりがいですし、モチベーションになっています。一般的なエンジニアは”作り上げること”がやりがいになっている人が多いのでよく「エンジニアっぽくないやりがいだな」と言われます(笑)
―確かに…(笑)何故そこにやりがいを感じられるのでしょうか?
人が好きだからです。特に、同じ価値観を共有しているコミュニティを大事にしたいという想いがあります。僕は学生時代からバンド活動をしていたのですが、その時の仲間と過ごす時間が心地よくて。例えば学校の”同じ年に生まれた同じ地域に住んでいる子どもたちの集まり”というような、外部要因に左右されるような繋がりよりも、心から分かり合えるような仲間の方が一緒にいたいと思えました。ですので、同じ志を持ったvivitのメンバーやアウトドアを通して繋がっているユーザーの方々を大事にしたいと思っていますし、彼らからのプラスの反応がモチベーションになっています。
―そんな「人が好き」な河村さんが仕事にあたって大事にされているスタンスを教えてください。
まずは「また一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるようにすることです。そのために重要だと考えているのが、”いかにお互い楽しく仕事ができるか”と、”いかに結果を出すことができるか”。特に前者に関しては、vivitではかなり年上の立場ということもあり、必要以上に上から目線でものを言うのではなく誰とでもフラットな目線で話をするようにしています。
また、常に「作ることがゴールではない」ということを念頭に置いています。エンジニアはよく、サービスや機能を作ることが楽しく”作り上げること”がゴールになってしまうのですが、僕はそれは本質的なゴールではないと思っていて。ユーザーや社員からの「見やすくなった」「使いやすくなった」という作った先で様々な人の役に立つことが本当のゴールだと思っています。今後も真の目的を忘れず、作った先の反応まで責任を負うことができるエンジニアでありたいです。
今後も、人や文化を大事に。
△社内イベントでの1枚。落ちてきたテントを支えている様子です(笑)
―それでは、今後挑戦してみたい仕事やなりたい姿はありますか?
技術開発部のマネージャーである村山さんのような存在になりたいです。特に、村山さんの”安定感”を見習いたいと思っています。例えるならゴールキーパーのような存在で、「僕がゴールは守るからディフェンダーは全員攻めてこい!」というような(笑)僕たちエンジニアが安心して、かつ集中して仕事に取り組む環境を整えてくださる方です。また、開発チームのみならずvivit全体にも目を向け、ストレスのない会社環境を整えることに注力されています。僕も社員を大事にしたいという思いが強いので、村山さんのように開発チームも社員も守っていくことができる存在になりたいです。…照れますね、この話(笑)
村山さんのインタビューはこちら▶https://www.wantedly.com/companies/vivit/post_articles/285757
―最後に、vivitへの想いをお聞かせください。
まずは、よくvivitの目標として挙げられている「キャンプといえばhinata」というブランディングを実現させたいです。そのためにエンジニアとしてできることは明確には分かりませんが、目の前の課題を1つ1つクリアしていきたいです。
また僕は今の会社のあり方が好きなので、この文化や雰囲気を大事にしていきたいと思っています。現在のvivitは新規事業を次々に立ち上げ、サービスの幅を広げようとしているフェーズです。それに伴い、会社の規模も大きくなることが予測されます。社員が30名程度しかいない今のvivitに存在する、ものごとをフラットに言い合うことができる文化や、誰もがサービスや会社を大きくしようと闘志を燃やしている空気感が失われる可能性があるんです。ですが僕は会社の規模が大きくなっても、今の文化を大事にしたい。ですので、今のvivitの状態をキープしながら規模だけは大きくしていくことができるよう一役買えたらと思っています。
―今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!
いかがでしたか?今後も毎月のMVP受賞者をご紹介する予定ですので、お楽しみに!このような雰囲気の会社で働きたい!と思ってくださった方、ぜひ一緒にこれからのvivitを盛り上げましょう♪